ブレイキン
今(2024.2.18.16:44)NHKでの
第5回全日本ブレイキン選手権を視聴している。
パリオリンピックでこのブレイキンが
競技種目になったことはもちろん知っている。
私が初めてブレイキンたるものを目にしたのは
妻とNew Yorkのタイムズスクウェアに行った時だ。
私たちが宿泊したホテルは
Times Squareから徒歩3分の場所だ。
夜散歩がてら、タイムズスクウェアに人だかりがしていた。
群衆の真ん中には小さな公園のような場所があった。
1988年8月のことだ。
妻を連れて旧婚旅行に行った時だ。
人をそっとかき分けて覗いてみると、
5,6人の人たちが
見たこともない奇妙なダンスをしていた。
小さな子供までダンスをしていた。
順番に次々と踊るのだ。
中には超太った青年がいて、
踊るふりだけで笑いをかっさらうのだ。
私はそれからアメリカの大都会に行くたびに
このブレイクダンスなるものを目にしてきた。
「ワクワクサンタモニカ & ベニスビーチ」にも
このブレイクダンスの話を載せている。
帰国後、テレビでブレイクダンスの映像が映っていた。
妻が発見したのだ。
「これ、タイムズスクウェアで踊っていた人たちじゃない?」
確かに同じ人たちだ。
小さな子供も、超デカいコミカルな動きの青年も
2人が見た人たちだった。
まさか、あのブレイクダンスが
ブレイキンとしてオリンピック種目になろうとは・・・。
今テレビで見ているブレイキンと
ニューヨークで見たブレイクダンスとは
似ているけれども異なるものなのかもしれない。
ブレイキンは「競技」
ブレイクダンスは「余興」(この言葉は違っているかもしれないが)
兎に角、筋肉隆々とした
ニューヨークのエンターテイナーたち
おかげで、この記事を書くことができた。
アメリカ旅行の数々を
思い出させてくれた。
妻を思い出させてくれた。
完
(この記事はマガジン「ワクワクルンルンシリーズ」に入れました。
引き続き「おやじの裏側」シリーズはのんびり記事を書き足します)
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