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【マザーテレサ旅行記、その3】〜インド人ボランティアを発見〜

男性ボランティアとはセクションが違うので休憩時にすれ違うくらいなのだけれど、今日はキッチンでランチの食器洗い係りをやっていたら、隣にインド人男性が。英語がアメリカンに感じたのでUSから来たの?と聞くと、インド出身だった。失礼だけど気になるから聞いて良い?インド人はここでボランティアしないと思ってたわ、あなたクリスチャンなの?と聞くと、クリスチャンはクリスチャンなんだけど、実はクリスチャンだからここに来たわけではなくて、ここに来て長い時間かけてキリスト教に興味を持つようになって、洗礼をうけたんだ、と。12年前マザーテレサに感銘を受けてボランティアを始めてから、飛行機に乗って毎月10-15日はここで過ごしているらしい。「宗教関係なくマザーテレサ自体に興味を持ったんだけど、こんなに有名な人の施設(本部はマザーハウス)がこんなに簡素なのにびっくりしてね。寄付金も世界から相当あるはずなのに、豪勢な飾りすら無いじゃないか。ヒンドゥーなら今頃崇拝用のでかい寺が一個建ってるよ」とのこと。あんまり質問攻めにしづらくて職業は聞けなかったけど、英語の感じとか身のこなしや自由な生活も含めて、そこそこ裕福な家の子息な気がする。

彼が予洗いを担当して私が食器洗剤で洗って、隣の陽気なフランス人が流し洗いしてくれる。普通に喋ったり冗談言ったり、ひたすら皿洗う30分なんだけど楽しゅうございました。世界各国からの色んな人と絡めるのも、このボランティアの醍醐味。

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