6か月で350万円以上の経済効果と1,100人以上の新規来店効果を生み出すことに成功。お客様満足度を向上させるためにTABETEが必要だった理由【株式会社パンとエスプレッソと東京様】
今回インタビューさせていただいたパンとエスプレッソと東京様では、関東直営6店舗でTABETEをご導入いただいており、2023年6月から2023年12月までの半年間でTABETEにより350万円以上の経済効果と1,100人以上の新規来店効果を生み出すことに成功しました。
今回は、パンとエスプレッソと東京様でTABETE導入後に起きた食品ロス削減効果や、経済効果について伺いました。
今回お話を伺った方
坪井拓也様:株式会社パンとエスプレッソと東京 シニアマネージャー※2023年12月当時(写真右)
髙橋菜花様:パンとエスプレッソと花束を 店長(写真右から2番目)
1.TABETE導入前は製造量を気にするあまり、機会ロスが発生していた
東ヶ﨑:TABETEを導入した経緯を教えてください。
坪井様:需要予測はしているものの、どうしてもロスの発生を恐れて製造量を調整する必要があり、夕方に売り切れの商品が出て品揃えが悪くなってしまうことがありました。ロスを抑えつつ夕方ご来店いただくお客様にも満足していただける運営ができていないという課題があり、その解決の1つとしてTABETEをご提案いただき導入を決定しました。
また、店頭で値下げすることはブランディング的にやりたくないという想いがあったため、TABETEのプラットフォームであればブランド毀損の心配もなく活用でき弊社にはピッタリなサービスでした。
東ヶ﨑:まさに課題への対策に悩まれていたタイミングだったんですね。TABETEを導入する前に食品ロス対策は実施されていましたか?
坪井様:製造量のコントロールに加えてエコパンセットというパンの詰め合わせの販売やスタッフにまかないとして配るなどして、ロスの削減を行っていました。しかし、どうしても限界がありましたので十分な対策ができていないという感覚でした。
2.TABETEがあるから機会ロスを減らしてお客様の満足度を上げる運営ができた
東ヶ﨑:TABETE導入後はどのような変化がありましたか?
坪井様:TABETEに出品したら予想以上にマッチングする感覚がありました。そのため、課題であった夕方の品揃えについても、ロスを恐れずに製造する運営に変えました。これにより、夕方のお客様に対しても満足いただける店舗運営になったと思っています。
東ヶ﨑:TABETEがあるから製造量を増やして機会ロスをなくすというのは大きな変化ですね。逆に製造量を増やしたことでロスが増えてしまったということはないでしょうか?
髙橋様:全然そんなことはないです笑。これまで45リットルのごみ袋2袋分のロスが出たこともありましたが、TABETEを導入してからはそのようなことはなく、1袋満たないくらいになって、すごくロスが減った実感があります。スタッフも余りそうなときは「TABETEやらなきゃ!」と言って取り組んでいます。食品ロスに対する感度もとても高くなっていると実感しています。
3.TABETEによる経済効果と販促効果の大きさを実感
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半年間でパンとエスプレッソと東京様は導入店舗のTABETE効果合計で
経済効果:推定350万円
新規来店効果:推定1,100人
を生み出しています。
また、2,200食,1,100kgの食品ロスを削減することに成功しました。
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東ヶ﨑:半年間TABETEをご利用されてどのような効果を実感されていますか?
坪井様:先ほども言ったように、TABETEによってこれまでより製造数を落とし切らずに1日を通して品数多くお客様に商品をお見せすることができるようになりました。これにより、選べる楽しさから購買意欲が上がり、客単価UPにつながりました。売上が前年比で120%になった店舗もあり、1つの要素としてTABETEを利用したことも大きな貢献となっていると思います。
髙橋様:新しいお客様にたくさん来ていただいている実感があります。また、レスキューするついでに店頭の商品も購入してくださるユーザー様がたくさんいて驚いています。TABETEによって来店きっかけが生まれて、売り上げにも貢献していただいているので大変助かっています。
坪井様:加えて、これまでロスになっていた商品が350万円もの売上とたくさんの新しいお客様を獲得する商品に変わったのは驚きましたね。また、今後食品ロスの削減による環境への効果についてもアピールしていければと思っています。引き続きTABETEを利用させていただきます。
東ヶ﨑:パンとエスプレッソと東京様は全店舗で積極的にTABETEをご活用いただいているので弊社でも驚くような成果で出ていると思っております。ありがとうございます。
4.お客様に寄り添うTABETEの運用
東ヶ﨑:TABETEを運用する際に工夫されている点などありましたら教えてください。
髙橋様:ロスになる商品だからと言って余っているものをとりあえず詰めればよいわけではないと思っています。やはり、ユーザー様の立場になってロスになりそうな商品の中からでも満足していただけるように詰め合わせる商品の組み合わせは考えています。極力同じ商品を入れないですとか、甘いパンとしょっぱいパンに偏りがでないようにする等。
また、お渡しする袋に「Thank you」と書いたり「レスキューありがとうございます」というお声がけをしています。ご案内ただいた通りTABETEだからこそ提供できる新しい体験の価値を大切にしています。
お客様に寄り添った運営をすることで、マッチング率も上がりましたし、リピーターの方や通常来店してくださる方も増えました。
東ヶ﨑:素晴らしい創意工夫ですね。「パンとエスプレッソと花束を」様のお客様満足度が非常に高い理由がわかりました。ただ、オペレーションの面でご負担にはなっていませんか?
髙橋様:TABETEの操作も実際やってみるととても簡単でしたし、手間に対するリターンを考えれば全く負担にはなっていないです。ロスになりそうな商品もすべて自信を持った商品ですのでTABETEのユーザー様含め皆様に楽しんでいただくように取り組んでいます。
東ヶ﨑:TABETEが通常業務の中で必須の業務になっているのですね。今後のTABETEの活用方法について何かあれば教えてください。
坪井様:もっとSNSを使ってTABETEの取り組みをアピールできたらと思っています。まだまだノウハウがないのでTABETEさんと一緒にできると嬉しいですね。また、この店舗はお花の販売もしていてフラワーロスも発生します。TABETEでパンとお花をセットで出品したら、これまでご来店されなかった層のお客様も来られるかもと思っています。
例えば、男性のお客様が一輪、奥さん、家族に買っていく習慣が生まれたら嬉しいですし、新しい価値の提供になると思っているので検討していきたいです。
東ヶ﨑:とても素敵な価値提供ですし、新しいTABETEの活用方法だと思います。この度はお忙しい中、インタビューのお時間をいただき誠にありがとうございました。引き続きTABETEをどうぞよろしくお願いいたします!
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<取材・編集・文=東ヶ﨑 撮影=須河>
今後もTABETEを導入している店舗様へのインタビューや、フードロス削減の工夫についてnoteで発信していく予定です。フードロス削減にお困りの店舗の方は、ぜひ以下URLからご連絡ください。
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