地獄楽(1期)/23.04放送

時は江戸時代末期。抜け忍として囚われ死罪人となった元・石隠れ最強の忍“画眉丸”は、極楽浄土と噂される島から「不老不死の仙薬」を持ち帰れば無罪放免となれることを告げられる。画眉丸は最愛の妻と再会するため、打ち首執行人“山田浅ェ門佐切”とともに仙薬があるという島へ向かうことに。

地獄楽アニメHP

一期はどこからどこまで？

原作一巻から五巻。
牡丹(ムーダン)/不空就君と、佐切・杠・仙汰・士遠・ヌルガイの戦闘で終了。
(画眉丸は別行動で記憶喪失中) 

仙薬が眠る島『神仙郷』の世界観

仏教や道教など中国文化を寄せ集めた世界観。 琉球よりもさらに彼方に浮かぶ島。

中国三大宗教(儒教・仏教・道教)
❏儒教
孔子を始祖とする思考・信仰の体系。自己の倫理的修養による人格育成から最高道徳「仁」への到達を目ざし、また、礼楽刑政を講じて経国済民の道を説く。古代から伝わる神話や制度や当時の習俗などの集合体である。孔子以後は経書の解釈を行う学問など、または、社会規範や習俗として行われた。

❏仏教
インドの釈迦を開祖とする宗教。教義は苦の輪廻からの解脱を目指す。仏とはなにか。仏になるためにどうしたらよいか。原因と結果の理解に基づき、諸々の現象が縁起するとされる。
※"極楽浄土"は仏教からきている。

❏道教 
中国の漢民族の固有の宗教。老子の思想を根本とし、不老長生を求める神仙術や仏教の影響を受けて作られた経典・儀礼など、時代の経過とともに様々な要素が積み重なった宗教とされる。典型的な多神教であり、その概念規定は確立していない。伝説的には、黄帝が開祖で、老子が教義を述べ、後漢の張陵が教祖となり教団が創設されたと語られる。

※作中に出てくる『非時香菓(ときじくかくのみ)』は日本の神話が元。

五行思想(中国古代学術)

五行思想(五行説)は、「万物は木・火・土・金・水の5つの元素から成り立つ」とする考え方。 5つの元素「木・火・土・金・水」は人間の生活に不可欠であひ、一定の法則で互いに影響を与えあいながら、変化し、また循環している。

❏相生/相克
星の形に敵対する相性(相克)、円形に力を与える相性(相生)が現される。

◎木: 佐切/士遠、桃花
◎火: 画眉丸/典坐/厳鉄斎、菊花
◎土: 杠/桐馬/十禾、蓮/牡丹
◎金: 弔兵衛/付知、桂花
◎水: ヌルガイ/メイ/殊現、朱槿

相生/相克 図

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