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小型二輪の免許取るぞ4

前回までのあらすじ
勢いから始めた小型二輪の免許取得!始めてわかった「バイク未経験者を襲う新しい知識たち」「教習スピードの速さ」にビビりながらもなんとか授業をパス。検定科目にある「急制動」が気になりながら、教習生活も3週目突入!

まるでゲーセン!?な危険予測

3週目はシュミレーターからスタート。小型二輪は普通乗用車のように実際の道路を走らないので(他の二輪もそうかもしれない)、街中の走り方をシュミレーターで体験します。

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バスのような大型車両に巻き込まれそうになってみたり、角を曲ってみたら停車している車がいてぶつかりそうになってみたり。交差点を内回りor大回りに曲がって対向車や歩行者にぶつかりそうになったり。

車から見れば自転車と同じようなレベルで小さくみられるのに、歩行者からは車と同じカテゴリの乗り物だと思われる。そんな真ん中にいるカテゴリだけに、きちんと危険予測=自己防衛することが安全に走行するのに必要だとわかりました。

自己防衛って具体的に何するの?

・早めのウインカー点灯!&曲がりたい方向への車体移動
・危ないと思ったら一度停止しちゃおう(もちろん周りの状況をよくみること)
・交差点はなるべく中央ギリギリを大回りするイメージで。内側すぎると右折先の車に気づかれない。大回り過ぎると対向車にぶつかるかもしれない。
・停車している車を避ける時は、中央線を超えてしまっても良いので距離を保つ。万一ドライバーが車から降りてきても避けられるように。

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車で道を走るとこの大切さがわかります。バイクがウインカーを早く出してくれないと、次の行動が読めなくてヒヤヒヤしちゃう。

きたぞ、急制動

先週から気になっていた急制動。「30Km/h(小型二輪の場合)まで加速して、そこからブレーキをかけて止まる」というシンプルなお題なんですが、僕は性格的にこれが苦手で。やってみるとやっぱりというか「スピードが出せない、ブレーキをかけるタイミング早すぎ、ブレーキ強くかけすぎ」という壁にぶち当たりました。

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これについては練習あるのみ…!体でやり方を覚えるのが最短。合わせてブレーキの特性を理解することも重要だと教えられました。車みたいにただブレーキ踏めばなんとかなる、っていう感じより、バイクと一体になって動くって感じなんですね。

\僕が学んだ/急制動のポイント

1. 加速に自信を持って、直線で40Km/hまで一気に出す
2. ブレーキポイントのちょい手前でアクセルを戻してちょい減速
3. ブレーキポイントに差し掛かったら、前後ブレーキを軽くかける→グッグッっとかけるというようにする

まず1。僕はビビリなので加速することを恐れていたんですが、やってみたらそんなに怖くない。むしろここで練習せずにどこで練習するんだ。

3が難しい!タイミングや感覚は体で覚えるしかない。あとは知識も入れとけ!と教官に言われたのは「バイクの前輪にはバネが入っているので、それに体重を乗せて止めるイメージ」

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自転車でスピード出した後に前輪ブレーキだけで止まろうとするとどうなるでしょう?まるで漫画みたいに後輪が浮いて吹っ飛ばされちゃいますよね。バイクの場合は重さがあるから「前輪にかけた重さで車体のスピードを殺す→前輪後輪で止める」ということが出来る。ただしブレーキを強くかければ自転車と同じことが起こるので(怖っ)、急にブレーキをかけちゃダメ。前後のブレーキを軽くかけてから徐々に強くして止まるのが良い!(これは1秒間に行われるのである…)

慣れてきた頃が一番危ない

急制動を何度かやらせてもらったあとに教官に言われました。スピードを出すことに抵抗がなくなり、ブレーキも効くと思えるようになるとブレーキのタイミングなどが雑になります。一歩間違えたら転倒することもあり得る急制動、慣れてきた頃が一番危ないです。初心を思い出しましょう。

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急制動は「急ブレーキのかけ方」ではなくて「正しいブレーキの使い方」を学ぶためにやるということを忘れない!だから急ブレーキはダメ、絶対。

あれ?最短あと4回で卒業検定…?

なんとかコンスタントに授業をこなしてきているのですが、凡ミスも多いし、技術的なことはまだまだ経験不足。気づけば全11回予定されている授業のうち7回を終えていました。次回はそんな中で考えていたあれこれをご紹介予定です。

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