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#01 えだ豆を知ろう

このチャプターでは、えだ豆を扱う上で知っておきたい基礎知識と、おすすめの食べ方を紹介します。

👩‍🌾 えだ豆ってどんな食材?

📅 旬

えだ豆は旬の夏から秋にかけての時期のみ市場に出回ります。枝付きの生のえだ豆は7月〜9旬の暑い夏の時期にしか出回らないので一度は味わいたい夏の代表的な野菜です。

✨ 特長

えだ豆は、大豆が未熟な緑色の状態のときに収穫したもので、完熟すると大豆になります。畑の肉と言われるくらい栄養価も高いです。ビールのおつまみの定番ですが、実はアルコールの分解を助け、肝臓への負担を軽減してくれる働きがあります。今ではさやのまま冷凍された冷凍食品も食卓の定番になってきています。

🥦 種類

えだ豆は大きく分けて3種類あり、種皮やさやのうぶ毛の色の違いから、白毛豆(青豆)、茶豆、黒豆に分類されます。全国で栽培されている白毛豆が一般的なえだ豆で、東北地方ではだだちゃ豆などの茶豆、関西地方では黒豆が栽培されています。

🛒 選び方

枝付きのえだ豆は鮮度が保たれているので、より新鮮な豆の風味を味わえます。一枝にたくさんさやが付いていて、さやがふっくらとしていて実が詰まってうぶ毛が立っているものが新鮮です。さやの色が鮮やかで、豆の粒の大きさがそろって、枝に付いている葉が枯れていないものを選びましょう。

😋 えだ豆のおいしい食べ方

塩茹でしたえだ豆がビールのおつまみとして定番ですが、えだ豆もいろんな調理法で美味しく食べることができます。

【焼く】 蒸し焼きえだ豆

旬のえだ豆を一番美味しく味わえる蒸し焼きです。旬のえだ豆はみずみずしいので蒸し焼きにすることで豆本来の甘みと旨味を味わえます。

【あえる】 えだ豆の白和え

塩茹でしたえだ豆をつかった甘めでやさしい味わいの白和えです。えだ豆も豆腐も大豆なので相性のいい組み合わせです。

【煮る】 えだ豆の南蛮煮

えだ豆はさやごと煮ることでさやが煮汁を含んで、豆を食べるときにじゅわっと煮汁を味わえます。南蛮だしでさっぱりと煮た夏にぴったりの味付けです。

【炒める】 えだ豆のペペロン炒め

えだ豆を塩茹でしたあとに、にんにくと唐辛子で炒めたペペロンチーノ風の炒め物です。ビールのお供におすすめです。

【揚げる】 えだ豆とチーズの春巻き

茹でたえだ豆とチーズを組み合わせたスナック風の春巻きです。好きな食材と組み合わせていろんなアレンジができ、おやつやおつまみにもなります。

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