マンネリ献立の悪循環から抜け出そう!【トレーナー通信 vol.0】
トレーニングを始めたみなさん、こんにちは!
たべドリのパーソナルトレーニングでは、
トレーニングをはじめる理由
「こうなりたい!」といった理想や目標
を最初にお聞きしているのですが、トレーニングをはじめる理由として多くの方が挙げているのがコチラ↓
です。
毎日の料理、見よう見まねでなんとかこなしているけど、レパートリーは一向に増えないし、同じものばかりつくっていて献立がマンネリしている、という方がなんと全体の半数を超えています。
そこで最初のトレーナー通信では、献立がマンネリしてしまう原因と、打破するためのヒントを、トレーニング中の方のリアルな声を織り交ぜつつお届けしたいと思います!
【理由その1】 いつも同じ食材ばかり買ってしまう
献立がマンネリしているとお悩みの方が、その理由として真っ先に挙げるのがコレです。
どうしてマンネリしてしまうのかというと、スーパーに買い物に行っても、いつも同じ食材ばかり買ってしまうため、結果としてつくる料理に変化がない、というわけですね。
では、なぜ同じ食材ばかり買ってしまうのでしょうか?
【理由その2】 献立を考えるのが苦手
同じ食材を買ってしまうのは、そもそも献立を考えるのが苦手で、自分がつくれる料理に必要な食材しか買わないから、という声がとても多いです。
新しい食材に手を出すには、つくれる料理を増やす必要があるため、鶏が先か卵が先かのような難しさがありますね。
【理由その3】 家族の好き嫌いが多い
つくれる・つくれないはさておき、家族の好き嫌いが多く、料理に使える食材が限られてしまうという人も少なくありません。小さな子供がいたりすると、さらにハードルが上がる印象です。
【理由その4】 時間がない
同じおかずでも、大人用と子供用を分けてつくったり、日頃から家族の好みに合うレシピを開拓しておく余裕があれば良いのですが、それができるなら苦労しないですよね。
みなさん忙しいので、「今日もいつもの献立で!必要なものだけ買って、ダッシュで帰る!」となり、マンネリの悪循環から抜け出せないというわけです。
マンネリの悪循環を打破するヒント
この状況を改善するために、たべドリのパーソナルトレーニングでは、様々なアドバイスをしています。
ここでは、トレーニングを始めてから、なるべく早い段階でお送りしているアドバイスをいくつか紹介しますね。
いつもの食材を使いこなす
「使ったことのない食材を買ってみましょう!」とアドバイスをするのは簡単ですが、そもそも、それができないから困っているので、アドバイスになっていませんよね。
そこで、まずは普段よく買う食材を、十分に使いこなしてみることをお勧めしています。
使いこなしのカギは5つの調理法
使いこなすといっても、新しいレシピを覚えるのではなく、その食材を、煮る、炒める、焼く、揚げる、あえるの5つの調理法で活用できているかをチェックしてもらいます。
例えば、鶏肉が好きで、親子丼をよく作るという人には、煮て食べる(親子丼)ほかに、焼いて食べたり、揚げて食べたり、鶏肉の食べ方の幅を広げてもらうわけです。
普段のおかずは5種類しかない
なぜ5つの調理法かというと、普段のおかずはざっくり言うと5種類しかないからです。
親子丼もチキンカレーも筑前煮も、ざっくり言ってしまえば鶏肉を使った煮ものです。フライドチキンや油淋鶏は揚げものですし、チキンソテーは鶏肉を焼いた料理です。
レストランのメニューのように料理名で捉えるのではなく、ざっくり大雑把に分類してみると、普段のおかずは5つの調理法を用いたなんらかの料理になることがほとんどです。
料理が上手な人は、このたった5種類を、食材を変え、味を変え、マンネリしないように工夫しているんですね。
「鶏肉を煮たことはあるけど、あえものに使ったことはないかも」という人は、活用する余地がまだ残っている状態です。そのため、新しい食材にチャレンジするより先に、使い慣れた鶏肉を使いこなすためのアドバイスをお送りしているというわけです。
レパートリーのカギは数よりバランス
また、レパートリーをバランスよく増やすことの重要性も最初にお伝えしています。
レパートリーの数が多いに越したことはありませんが、炒めものばかりを30品作れても飽きてしまいますよね。
メインが焼き魚なら、副菜にはちょっとした煮ものが、カレーならさっぱりしたあえものが合います。
数は多いけど偏ったレパートリーを持つよりも、少なくてもいいからバランスの良いレパートリーを持っていた方が、献立を考える上でもずっと役に立つのです。
献立のカギも調理法にアリ
マンネリの根本原因は、そもそも献立を考えることが苦手ということでしたが、5つの調理法を意識するようになると、献立を考えるのがラクになります。
なぜなら、バランスの良い献立を考えることは、調理法が重複しない組み合わせを考えることとイコールだからです。
炒め物ばかりを30品つくれるよりも、5つの調理法ごとに3品ずつ、合計15品つくれた方が、数は半分でも、組み合わせのパターンは多くなります。
今できることを広げる
マンネリながらもできる料理がいくつかあるなら、その料理のバリエーションを広げていくのがお勧めです。同じ料理でも、食材や味付けを少し変えてみるだけで、新鮮味が感じられるものです。
広げ方はとっても簡単。
例えば親子丼は、ざっくりいうと鶏肉を使った和風の煮ものなので、和風味で煮ることを軸足にして、鶏肉を豚肉に変えてみるだけです。作り方は全く一緒でも大丈夫。簡単ですよね。
うまくできたら、今度は豚肉を煮ることに軸足をずらして、味を和風から洋風に変えてみます。
味を洋風にするなら、玉ねぎや卵の代わりに、トマトやチーズを使っても良さそうです。
そうすると、親子丼だったはずの料理が全く別の料理になります。
そうやって、今できることを軸足に、バスケットボールのピボットのようにくるくると移動するだけで、いくらでもバリエーションを増やせることに気が付くと思います。
そうなったらあとはは芋づる式。
レシピを見なくても、勝手にレパートリーが増えていきます。
上達のカギは毎日の料理にアリ
念のためお伝えしておくと、英文法の本を読んだからといって、その日からスラスラと英会話ができるわけではないように、これらの考え方を頭に入れただけでは、マンネリの悪循環を打破することはできません。
軸足を決めて移動するといっても、食材や調理法が変われば下ごしらえの仕方も変わりますし、味を洋風に変えるといっても、具体的にどんな調味料を使えばいいのか、最初はわからないですよね。
そこで、たべドリのパーソナルトレーニングでは、毎日の料理をベースにしたトレーニング法を採用しています。トレーナーは、これらの考え方に沿って、あなたのレパートリーをバランスよく広げるための提案と、失敗を繰り返さないための具体的なコツやポイントをアドバイスします。
トレーナーからの日々のアドバイスを、毎日の料理の中で小さく繰り返し試していくことで、着実にステップアップできる仕組みになっていますので、成功・失敗を問わず、普段の料理を気軽に報告してくださいね。
それではトレーニングを始めていきましょう!
実はバリエーションを広げやすい料理とそうでないものがあったり、いつもの味付けを簡単にアレンジするコツなど、ここでは書ききれないアドバイスがまだまだたくさんあります。ぜひ担当トレーナーに質問してみてください。
トレーナー一同、あなたの料理の上達を全力でサポートします!
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