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#01 たこを知ろう
このチャプターでは、たこを扱う上で知っておきたい基礎知識と、おすすめの食べ方を紹介します。
👩🌾 たこってどんな食材?
📅 旬
たこの旬は種類や地方によって異なります。まだこは関西や瀬戸内海周辺では梅雨から夏にかけての6月頃から8月頃、三陸の方では冬が旬となります。その他に、みずだこは冬の11月〜12月頃、いいだこは1月以降の真冬、やなぎだこは冬から春にかけての1月〜4月頃と長いです。
🐙 種類
たこにはいくつか種類がありますが、まだこ、みずだこ、いいだこ、やなぎだこが有名です。
【まだこ】一般的にはたこと言うとまだこを指すことが多く、日本でも各地でとれるため多く食べられています。肉質がしっかりしていて、茹でて食べることが多いたこです。ゆでだこの寿司、たこ焼きなどに。
【みずだこ】一番大き種類のたこで、水分が多いためやわらかく、とろけるような食感と甘さで、生で食べるのがおすすめです。
【いいだこ】味のくせがなく、甘味があり、ゆでても固くなりすぎず、古くから食用として食べられています。煮物やおでんなどに。
【やなぎだこ】こぶりのたこで、茹でて食べられることが多く、茹でてもかたくなりにくいです。酢だこや煮だこなどに。
✨ 特長
たこは、たこ焼きや酢のものなど、日本ではなじみのある人気の食材ですが、海外では見た目が警戒され、あまり食べない食材です。
足の吸盤の並びでオスかメスか判断でき、一般的にメスの方が美味しいとされていますが、食感が異なるので、好みで選んでみると良いでしょう。
【オス】足の2列に並んだ吸盤がの大きさがまばらで、並びも均等ではない。硬めでしっかりとした食感。
【メス】吸盤の大きさにバラつきがなく、均等に並んでいる。オスに比べて繊維が柔らかく噛みやすい。
🛒 選び方
ゆでだこは、色が暗い赤でつやがあり、弾力のあるものが新鮮です。表面にぬめりや、皮が剥げてるものなどは避けましょう。また、生だこは吸盤の吸い付く力が強いものが新鮮です。
😋 たこのおいしい食べ方
たこ料理を家庭でつくるときはゆでだこが手軽です。ゆでだこをつかった料理をつくってみましょう。
【和える】 たこのマリネ
コリっとした食感と玉ねぎのシャキシャキ食感の組み合わせが美味しいマリネです。たこの旨味とさっぱりしたマリネの味付けがよく合います。
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【炒める】 たこときゅうりの梅肉炒め
ゆでだこときゅうりを梅干しでさっぱりと炒めた炒め物。ゆでだこときゅうりをさっと炒めることで食感良く仕上がります。
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【煮る】 たことじゃがいものカレー風味アヒージョ
たこの旨味とカレー風味が美味しいアヒージョ。しっとりしたじゃがいもとプリッとしたゆでだこがよく合います。
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【焼く】 卵焼き器でつくるたこ焼き
たこ焼き器がなくても、卵焼き器やフライパンで作れるたこ焼きです。好きな具材を入れたり、ふわとろに仕上げたり、カリっと仕上げたり、いろんなアレンジができます。
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【揚げる】 たこのフリット
たこのプリッとコリコリした食感は揚げ物にも良く合います。炭酸水をつかった手軽なフリットです。
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