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【社会人キロク】後輩を指導する立場になりました。#2

お久しぶりです。tanakaです。
最近、starbucksの期間限定フラペチーノを飲んだのですが、
飲んでいる途中で「やっぱりいつものにすれば良かったな」って
後悔しました。やっぱり甘いんだよな・・・。

さて、後輩が現場配属してすでに2週間近くが経ちましたが、
さっそく後輩がちょっぴりメンタルが潰れてしまった・・・。
まさかこんなに早くメンタルに来るとは・・。

事件が起きたのは、テレアポ3日目――。
私は、担当クライアントとの打ち合わせで別室で作業をしていました。
後輩は、テレアポ業務を執務エリアで作業をしていました。
もちろん、周りには上司含めてチームメンバーも在籍していて
何かあってもフォローできる体制にしていました。

私はクライアントとの打ち合わせを終えて、
後輩のフォローもやっとできるなと片付けていた矢先、
「後輩、泣いています。取り急ぎトイレに案内しました。」
と、チームメンバーより不穏なチャットが。

後輩と合流をすると、めちゃくちゃ泣いているではないか・・。
とりあえず、個室の会議室に移動をして話を聞いてみました。

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【1】「申し訳ない気持ちでいっぱいに。」
テレアポ初日から、多数のメンバーがアポイント獲得をしていました。
後輩は、惜しいところまで行った案件もあるものの
アポ獲得までは至っておりませんでした。

そうした状況から、実は3日目はチームメンバーが
困ったことがあったらすぐに駆けつけられる体制づくりをしていました。

ここが本人のプレッシャーの一つだったようです。
ここまでしてもらっているにもかかわらず、テレアポが1件も取れず。
そんな自分の至らなさに泣けてしまったようです。

【2】「気持ちはどんどん焦りだし、冷静さを欠く。」
1つ目の話ともリンクをしますが、同期がどんどんアポを取っていく中、
自分自身がまだ一件目も獲得できていない状況に
平常心が保てなくなってしまったようです。

誰かがアポを取れるたび、社内コミュニケーションツールでお祝いのメッセージが流れ、
社内で拍手の嵐・・・。

どんどん後輩の居場所を失ってしまったのです。
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泣きながら話す後輩は、ものすごく壁にぶつかっているんだ、
そう思いました。
それと同時に、これから自分が掛ける言葉で後輩の今後を左右するな、と思いました。

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■tanakaが実践したこと:理解
まずは、後輩の状況を理解をすることに努めました。
本人の置かれている立場にたたねば、目の前の壁の乗り越え方がわからないからです。

後輩が話をするときは、基本的には聞く立場に周り、話を挟まないように心がけました。
そして、後輩から発せられる言葉から原因となるものを探っていきました。
後輩のエピソードから繰り返される言葉や、詰まるポイントなどから
総合的に導いたのが、上2つのキーワードです。

■tanakaが実践したこと:コーチング
次に、本人の気持ちが整理しきれたタイミングでコーチングに移りました。
本人の気持ちを受け止めているだけでは、ネガティブマインドで終了してしまうからです。
何よりも本人からは、「頑張りたい気持ち」が1%でも残っていることが
会話の節々から感じられたため、少しでもそのパーセンテージを上げていく必要があると考えました。

私はあなたの味方であることを強調し、どのようにしたら自分自身が前向きになれるのかを
後輩自ら話してもらうようにしました。

そこから、「個室でテレアポ業務に挑むこと」という点を提案してきました。
前代未聞の提案ではあったものの、今の後輩の状況において得策であると思っていたので、
きっとそれなら壁を乗り越えられると何度も伝えました。
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正直、提案はいまだかつてそのようなことをしていた新卒がいなかったため
博打のようなものでした。
また、社会人マナーも程々の後輩が周りの目もなく一人で作業をすることは
リスクもはらんでいました。

ただ、何においても後輩が前を向いて作業に取り組んでくれること、
そして、PDCAをまわしていく基盤を作るためにも
彼女が考えていることに対して「YES」ということは大切だと思いました。
※上司には、後ほど事情を説明し、諸々の許可を得ました。

結果は――。
アポ1件獲得に成功しました!

といっても、個室でチャレンジしている時にはアポは獲得できなかったのですが、
その日に時間をあけてかけた1件がアポイントメント獲得に繋がりました。
本当に良かった・・・。

今回のエピソードを経て得られたことは、
予想以上に後輩のキャパシティは少ないということ。

自分自身もかなり精神的に追いやられていたので
後輩の理解をしてあげられると自信に満ち溢れていたが
なんだかんだいって過去の話だし、本人と自分での状況は異なります。

たしかに、「なんでできないんだろう」と思うこともたくさんあるし
一つ一つ指導していきたくてもどかしい気持ちになることもあるし
日々悶々と過ごしているのだけれど、私自身は後輩のペースを大事にしてあげたいと思っているので
今回の対応については良かったのかな、と思っています。

もう少しすると、周りを意識した行動も必要になるけれど
今は後輩のことを大事にしてあげたいなと思う1件でした。

まだまだ続きます。明日からも頑張ろう。


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