スポーツは修行にあらず③
さらに前回の投稿の続きです。
この記事の後半には、更にこんな事が書かれていました。
筆者は、アメリカフットボールの「NFLヨーロッパ」のチームにコーチとして帯同した時に出会ったベテランコーチの言葉が忘れられない、と言います。いつも穏やかで声を荒げることなどなく、ニコニコしている人でした。
そのコーチに「なぜ叱ったりしないのですか」と質問したところ、彼はこんな話をしてくれました。
「私も選手も"フットボールという先生"から共に学んでいる生徒なんだ。マネージャーもビデオ係もトレーナーも、君も、僕も、役割が違うだけで、みんな生徒なんだ。上も下もない。僕は40年以上コーチをしているけれど、今でもフットボール先生から学ぶことばっかりだよ。こんな年にもなっても成長させてもらえるなんて、最高の仕事だろ?」
この教えには心の底から共感しました。これこそスポーツの真の価値だと感じました。それぞれの立場でスポーツから学び、みんなそれぞれの成長を楽しむ。失敗も敗北も学びであり、学びは成長につながり、成長は喜びを作り出す。
という記事でした。
私も、勉強や水泳を教える時には、決して怒る事はしない様に努めております。理由は、怒ってしまうと、子どもが自分の自己実現のために努力をするのではなく、大人に怒られないために努力をする様になってしまうからです。
ただ、このコーチのような崇高な考えは持っていましんでした。どうしても、子どもよりも優れている所を見せようとして、自分を大きく見せてしまったり、自己保身に動いてしまっていた事があったかもしれません。
どれだけ歳をとったとしても、いつまでもこういった謙虚な姿勢を持って、年下の人達と関わっていきたいものですね。
また一つ勉強になりました。
ホームページ
https://katekyo.jimdosite.com/
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCMuHryUg6ISud8NLURYb2cg