vol.17 ストレスと学校
【たばたんの独り言 vol.17】
おはようございます。
数日前に予想されていたよりかはマシな雨ですが、滑ってこけたり、濡れて風邪をひかないように気をつけてくださいね。
昨日報道された深田恭子さんが適応障害の療養のため芸能活動を当面の間休止すると言うニュース。
驚きました。
適応障害とは、ストレスに圧倒されてしまっている状態を指すと言います。
詳しくは、リンクのドクターの解説を読んでください。
ストレスはあるよりない方が、気持ちが穏やかに過ごせるわけですが、
全くストレスやプレッシャーがない状態は日常生活でほとんどなく、時にはストレスやプレッシャーを乗り越えることで成長できることもあります。
学校は、どちらかというと【ストレスやプレッシャーを乗り越えて成長する】というモデルを採用している場所になります。
休むのは良くないと言う先生、多くないですか?
一方で、医療や福祉の領域では、冷静に現状を分析して、どのような場面でどのようなストレスがかかっていて、本人にどのような影響があるかを聞いた上で、ストレスを回避すること=休んだりゆっくりしたりすることを勧めることがよくあります。
僕自身は教師ですが、後者の対応が肌に合うので、過度に学校に来なさいとはほとんど言いません。
その対応が、良く働くことも悪く働くこともあります。
大事なことは、訴えに耳を傾けて対話することだと思います。
学校でストレスを軽減できる場所を作ろうという取り組みに高校内居場所カフェという取り組みがあります。
(この取り組みを始めた大阪府立西成高校の動画のリンクを貼っておきます。1本目は取り組みの紹介、2本目は山田校長先生とNPOの代表の田中さんが学校と福祉の目指すところが違うという話をされている動画です)
なぜ、学校の中にホッとできる場所を作るのか。
それは、毎日生徒が登校し、休んだとしても連絡が取れる学校・先生が、みんなのすぐそばにいて、力になれる可能性がとても高いからです。
この優位性に気づいていない先生は沢山います。
みんなと関わったり話したりすることが、当たり前のようで当たり前でないんです。
学校は過度なストレスを感じてまで通うところではありません。
しかし、少し勇気を出して色々な人と関わることも大切です。
文化祭の準備を通して、少しでも話をするきっかけがみんなの中に生まれると嬉しいです。
今日もみんなにとって素敵な一日でありますように。
ではまた。
たばたん
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