3・8国際婦人デーに見る朝鮮の女性
特色ある祝賀公演
チュチェ101(2012)年3月8日、敬愛する金正恩同志の臨席の下に、平壌大劇場では3・8国際婦人デー記念音楽会が催された。
音楽会の観覧には、党および国家、武力の責任幹部夫妻、女性代議員夫妻、国家科学院内の女性科学者夫妻、金日成総合大学、金策工業総合大学、金亨稷師範大学の女性教員および研究士夫妻、平壌市内の女性革新者夫妻、平壌市内の女性作家、記者、アナウンサー、創作家、芸術家夫妻が参加した。
音楽会が盛り上がる中、観覧者も舞台に招かれて夫婦二重唱、家族重唱が披露され、舞台を異彩、かつ独特に飾った。
観覧席の何処でも笑い声が響き渡った。夫婦が並んで座り何の屈託もなしに幸せの時間を過ごした、あの日の記念音楽会は、参加者にとって生涯忘れられない瞬間であった。
記念品にまつわる真心
昨年の3・8国際婦人デーの一日前、平壌市万景台区域道路施設管理所には光復地区商業センターのチョン・ホヨン経理と従業員が訪ねてきた。
怪訝な表情をする女性道路管理員たちに、チョン・ホヨン経理は真心のこもった記念品を贈りながらこう言った。
「明日が3・8国際婦人デーではありませんか」
一面識もない人々の至誠に、彼女らは感動させられた。
雨の日も雪の日も、一年中道路管理に従事する女性たちの姿を見ていたジョン・ホヨン経理は、3・8国際婦人デーが迫ると、彼女らになんらか自分の真心を尽くしたかった。こうして、彼の事務室では協議会が行われ、女性の嗜好に合う各種の記念品が準備された。
彼らが持ってきた記念品は大きくなかった。しかし、そこには愛国心を抱いて黙々と国を支えていく女性たちに捧げる感謝の念が込められていた。
喜び溢れる朝
3・8国際婦人デーの朝、平壌市東大院区域に住むハン・チュングク氏の家庭からは笑い声がした。
夫から化粧品や祝賀の挨拶を受けて嬉しがっているリ・ヒャンミ女性に、着こなしが端正な双子の姉弟が花束まで贈っている。
父の記念品をわれわれも見物しようと言いながら笑いさざめく子供たち、楽しい気持ちで彼らを眺めながら微笑むリ・ヒャンミ女性、
職場では有名な革新者、家庭ではやさしい母親、頼もしい妻であるリ・ヒャンミ女性。
一方、台所で妻を手伝って食事の支度を急ぐハン・チュングクさん。これは、たんに一家庭で見られる光景ではない。
3・8国際婦人デーを迎えるこの国のすべての家庭、街と職場からこのような祝賀の声が響く。
「3・8国際婦人デー おめでどうございます!」
2021-03-08