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高濃度ニコチンリキッドのVAPEでの運用方法#ニコリキ#ニコチンソルト

はじめに

本稿は紙タバコのタールによる肺がんリスクを低減させるためにニコチン依存症の筆者がVAPEにてニコリキを運用している方法を事例として紹介しているだけであってニコチンの摂取を推奨するものではありません。ニコチンは依存性のある薬物なのでタバコを吸ったことがない人は絶対に摂取をしないでください。依存にならない事に越したことはありません。また日本国内でのニコチンリキッドの販売、譲渡は違法です。絶対におやめください。下部にて紹介しますがニコチンリキッドの個人輸入に関してのみ日本国では合法です。また日本国内でもニコチンリキッドの使用は完全に自己責任となります。本稿はニコチンリキッド使用によるいかなる事象が発生しても責任を負いかねますのでご了承頂ける方のみ読み進めてください。

ニコチンとは
(ご存知の方は飛ばしてください)

ニコチン(nicotine)とは、植物塩基(アルカロイド)の1つ。主にタバコ(Nicotiana tabacum)の葉に含まれる。揮発性の無色の油状液体。生体に対し強い依存性を有し、たばこの喫煙によるニコチン中毒とも云われるニコチン依存症が摂取によって生じる。

薬理作用
ニコチンは、骨格筋および脳に存在するニコチン性アセチルコリン受容体のアゴニストとして振る舞う。主に脳内の受容体に対し結合し、神経伝達物質(ドーパミン、アドレナリン、β-エンドルフィン)の放出が促進される。

ニコチンによるこれらはアロステリックに作用する。例えば少量の摂取であれば興奮作用が生じるが、摂取量が増えるに連れて鎮静作用が現れる。

神経伝達物質の濃度が上昇することにより、次のような作用が現れる。

○中枢神経系
報酬系の刺激
腹側被蓋野(Ventral Tegmental Area: VTA)にあるα4β2ニコチン性アセチルコリン受容体と結合し、ドーパミン、β-エンドルフィンを放出する。それにより多幸感が生じる。これは一般に報酬系と呼ばれ、依存症を形成する。ようはアルコールと同じ合法のドラッグである。

○認知能力の向上
41件の二重盲検研究を使用したメタアナリシスにおいて認知能力を向上させる作用があると結論付けられている。また脳血流の増加が確認された

○交感神経系
副腎髄質に作用し、アドレナリンの分泌を促進する。その結果血圧、血糖値の上昇、発汗などの現象が起こる

○利用
禁煙補助
1970年代にイギリスのモーズレイ病院の精神医学研究所にて、たばこにおけるハーム・リダクション(有害性低減)が提唱され、先駆者のマイケル・ラッセルは、ニコチンのために喫煙しながらタールによって死んでいると述べたが、2007年にも、英国王立医師会のタバコの助言に関する報告書は、ニコチン自体は危険ではなくタバコの代替品として提供されれば、数百万人の人命を救えることを報告している。ニコチン置換療法でのニコチンの提供では、33000人以上の観察研究やメタアナリシスによって、心血管疾患のリスク上昇がみられていない。

ニコチン蒸気を吸入する電子たばこは燃焼されたタバコよりもはるかに害が小さい可能性が高い。

日本では、ニコチン依存症を治療するためのニコチン製剤であるニコチンパッチやニコチンガムが医薬品として承認されている。

医学的研究
ニコチンはADHD、強迫性障害、統合失調症、うつ病、アルツハイマー病などの認知能力および行動の制御になんらかの問題を生じる疾患および障害に対し治療効果があることが実験結果により確かめられている。そのためニコチンと同様の薬理作用を持つ治療薬の開発が進められ、医薬品として承認、販売されている。

詳細はニコチン性アセチルコリン受容体作動薬(英語: Nicotinic agonist#Drug development)を参照。

ADHD
ADHDと診断された人の喫煙率が高いことは良く知られている。これは自己治療仮説で最もよく説明され、薬理学的根拠と実験結果により支持されている。ニコチンパッチの投与直後に認知能力が改善された研究報告がある。

強迫性障害
ニコチンが強迫行動を抑えることが示唆されている。8週間のニコチンガムの使用によって5人の被験者中4人の強迫性障害が改善された[18]。薬物を用いて強迫症状を誘発させたラットにニコチンを投与すると強迫症状が低減された。

統合失調症

ADHDのケースと同様に、統合失調症と診断されている人の喫煙率は極めて高いことが20カ国以上で行われた研究によって判明している。2006年の米国の喫煙者の割合は全人口においては20%であったが、統合失調症患者においては80%であった。

原因として統合失調症の症状および抗精神病薬の副作用による認知能力の低下をニコチンで補う自己治療仮説などが考えられているが、未だはっきりした結論は出ていない。

統合失調症患者の平均寿命は健常者の80%程度と低いが、それにはこの高い喫煙率が深く寄与していると考えられている。

うつ病
長期的な低用量のニコチン暴露が、受容体の脱感作を引き起こし、抗うつ効果が現れることが確認されているが、女性によるたばこの喫煙では、うつ病の罹患リスクが高まる。

アルツハイマー病
ニコチンは神経保護作用によりアルツハイマー病の予防および治療効果がある。この効果はニコチンの食欲抑制効果と関係があることが示唆されている。

アメリカ合衆国においてはニコチン性アセチルコリン受容体作動薬(英語: Nicotinic agonist#Drug development)であるガランタミンが軽-中程度のアルツハイマー病の治療薬としてFDA承認を受けている。

ニコチンリキッドの入手

有名どころですがHILIQ(ハイリク)という中国のメーカーから高濃度のニコチンリキッド原液が購入できます。(原材料証明書付き)

検索すると様々な代理店が詐欺みたいな価格で輸入代行していますが本家のサイトは日本語に対応していますので躊躇せずに本家から直輸入が一番安いです。

今回紹介するのはニコチンソルトという原液です。元々あったベース液Aより自然界のニコチンに近い成分で紙タバコのように一吸いで満足感が得られるのが特徴です。

反面、ガンクという焦げがコイルに溜まりやすく焦げた味がミストに乗るのでコイルの寿命は短いです。吸い方にもよりますが筆者は高濃度運用のため2日程度でコイルを交換しています。

ニコチンリキッドの希釈


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一番コスパの良い容量120ML、ニコチン含有量200mg/ml 20%を使うと下記の濃度に希釈します。だいたい毎日吸っても半年は持ちます。35ドル=3600円

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30mlのユニコーンボトルにリキッドを作る場合、目標ニコチンソルト濃度30mlのニコソルの欄を見ます。筆者はもともとセブンスターを吸っていたので50mg/mlでリキッドを作っています。なので30mlのニコチンリキッドを作るならニコソルを7.5ml入れて残りの22.5mlをニコチンの入っていない国内で流通しているVAPEリキッドと混ぜます。15mlのボトルならニコソル3.75ml≒4mlと普通のリキッド11mlです。このとき100均に売ってる小型の注射器(シリンジ)があると正確に分量を計れて便利です。

筆者は甘いリキッドが苦手なので単なるメンソールの安いリキッドを使っています。

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最適なMODとアトマイザー

高濃度のニコチンリキッドは基本的に高抵抗のコイルを使わないと一瞬で焦げます。理想は1.6Ωくらいで10Wの運用です。外出先でも使うことを考えると下記のMODに辿りつきました。

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JUSTFOG COMPACT 14 KITです。

手のひらに収まるサイズで1.6Ωのコイルに対応しています。小型の直径14mmのアトマイザーが付属しているのも特徴です。

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コイルはこんな感じです。Q14の1.6Ωを選んでください。

5個で1000円で1個2日の寿命なので一日100円+リキッド代というランニングコストになります。

最後に

繰り返しになりますがニコチンリキッドの国内での販売、譲渡は違法です。上記方法で紹介した海外からの個人輸入のみ合法です。また本稿はニコチン依存症の患者のための寄稿を目的としていてニコチンリキッドの普及や流通促進を目的としていません。ニコチンは劇薬ですので取り扱いは十分注意してください。またニコチンリキッドの使用は自己責任となります。本稿はニコチンリキッド使用によるいかなる事象が発生しても責任を負いかねます。


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