小学生のとき, 一人称が「俺」だった女の子の話
前回の記事と若干内容が似ています。
こちらもぜひ。
今回は私自身の話。
私は小学5, 6年生のころ
自分のことを「俺」と言っていた。
特に誰かに憧れて真似した訳でもなく
自分からそう言っていた。
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私は当時から"自分は女の子っぽくないなあ"
と思っていた。たぶん。
かなり記憶は曖昧だが。
好きな色は青、ピンクは苦手だった。
少年漫画はいくつか読んだが
少女漫画は全く読んだことがない。
もちろん恋愛映画も自分からは見たことがない。
何回か友達には誘われたが。
スカートもなぜか苦手で
毎日ジーンズを履いていた。
スカートって脚がスースーしすぎて
落ち着かないのは私だけか?
あと、自分の脚が太いから出したくない。
ロングスカートなら時々履く。
女の子っぽいことに抵抗があったのだろうか
小学生の私は「私」ではなく
「俺」という一人称を選んでいた。
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当時、自分は何も気にせず「俺」と言っていたが
やはり周りの友達は違和感を感じたらしく
「"俺"って言うのやめた方が良いよ」
と何人にも言われた。
そう指摘されることには特に反発も覚えず
「そうか、"俺"は良くないのか」と思って
一人称を「私」に変えた。
「私」という一人称にもすぐ慣れたので
今でも自然に「私」という言葉を使っている。
別に「"俺"は使うな」と言った友達のことは
全く嫌だと思っていない。
むしろありがたく思っている。
小学生のときに一人称を「私」に変えておいて
とても良かったと思っている。
でも、それは私だけの場合で
一人称を指摘されるのが嫌だと思う人も
きっといるのではないだろうか。
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というわけで、また私の話に戻る。
結局は「私」という言葉を気に入っているが
当時は「俺」と言うことにも
違和感は感じていなかった。
少なくとも私は。
「私」「うち」「(自分の名前)」など
色々な一人称がある中で
あえて「俺」を選んだ訳である。
この時からボーイッシュへの憧れが
あったのかもしれない。
一人称は、その人の印象に影響を与えると
私は思っている。
「私」「うち」「俺」「僕」などなど
身体の性別に関係なく
自分が表現したい印象に近いもの、そして
好きなものを使えば良いと私は思うな。
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