【特別公開!】『仕事文脈vol.23』企画会議・その2(前編)
次の仕事文脈は、11月発売のvol.23です。7月末の企画会議を経て、各自具体的な企画案を持ち寄り、考えていきます。特集1は「伝統常識一旦解体」に決定。年齢、地域、職種、色々な場面の常識を探っていいった前編です!
参加者:編集チーフ・小沼さん、編集スタッフ・浪花さん、丹野さん、アルバイトスタッフ・鈴木さん、発行人・宮川
この年齢だと常識的にこういう仕事、ではない人に聞いてみる?
宮川 「仕事、年齢、常識」という切り口はどうかなと。この年齢だと、常識的一般的にこういう仕事、こういう雇用のされ方、というのではない人に聞いてみる企画です。
丹野 氷河期世代が今40〜50代。派遣で雇用されているゾーンとしては多いかもしれないですよね。
宮川 その人たちは最初から派遣じゃないですよね。氷河期の人が新卒の頃って、派遣の職種ってそんな広がってたっけ。
丹野 あんまりなかったんじゃないですかね。「年越し派遣村」ってあったじゃないですか。リーマンショックで派遣切りされて、仕事や住まいを失った人たちを支援するっていう。このあたりから非正規労働が一気に増えるというか変質していったような。
宮川 10年前ぐらいかな。
丹野 2008年以降ですかね。
宮川 そうするとやっぱり氷河期世代が、中年に差し掛かる頃だよね。
丹野 たまに他の部署で人材派遣サービス会社に依頼をしているんですけど、わりと中高年世代多いです。一方で、10代で起業する人、増えてるじゃないですか。
宮川 それもちょっと考えた。
丹野 どういう仕事観を持っているんだろうなって。
宮川 ドワンゴがやってるN高とか、学生時代から起業を勧めてるとか。
鈴木 N高はまさに「起業部」というのがあって。そもそも10代で起業するみたいなのが、割と普通にあるっていう。2万人を超えるぐらいの生徒が全国にいるので、本当に様々なんですけど。いますよね、普通に。
宮川 通信制高校も普通になってきたよね。
鈴木 そうですね。一般入試じゃなくてAO入試で大学に行くっていうのを大学側も多分、入試の形を変えてきてて。何をしてきたかみたいなので見て入れるみたいなのが、割と増えてきてますね。
ここから先は
¥ 100
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
お読みいただきありがとうございます。サポートいただけましたら、記事制作やライターさんへのお礼に使わせていただきます!