Yuki Tabata

サッカーのコーチをしています。「その時、僕はこう考えた」を指導現場で悩みを抱える誰かのために、また自分がさらなる高みを目指すために書いてます。

Yuki Tabata

サッカーのコーチをしています。「その時、僕はこう考えた」を指導現場で悩みを抱える誰かのために、また自分がさらなる高みを目指すために書いてます。

最近の記事

飲み会の席が教えてくれたこと

唐突ではあるが、僕は「飲み会」が世界で一番が大嫌いだった。 特におじ様おば様がいらっしゃる席は最悪だ。笑 大概の場合、お店の予約は僕がやらなきゃいけないし、予約してもあーだこーだ言われる。お店に入って乾杯の後にテーブルを回って挨拶に行かなきゃいけなかったり、空いたグラスを下げたり次の飲み物を聞いたり、、、 若手の僕にゆっくりご飯を食べる暇なんてない。 仕舞いには「お前は気配りが足りない」とダメ出しをくらうのだ。 お金払って飲み食いしてるのになんで気もしれない人とのお

    • 心を動かす

      いついかなる時も、出会いがあれば別れもある。 同じチームメンバーでサッカーができる時間は限られているし、勝ち負け成長を大事にすることと同じようにこのメンバーでサッカーができてよかった。と胸を張って終わりたい。 その思いがきっと最後の一歩、相手をより早く前に出ることの原動力になると信じています。 感情論だと揶揄されるかもしれませんが、サッカーにおいて僕がもっとも大切にしていたいのは心です。 信頼し会える仲間がいて、その人たちに対する想いが、その心が原動力になる。 最後

      • 言魂(ことだま)

        ある日のこと。 ある女性のフロントスタッフの方から、「●●さんの時と私の時のあいさつのトーンが全然違うやん!笑」って言われたんです。 ぼくは声色を変えた心当たりが全くない。 でも、よく考えたらそれぞれに対する思いは少し違うものだったかもしれない。 ※どっちが良いということはないです。 意識はしていなくても、体は正直に反応していたということなのでしょう。🤣 言葉には魂が宿ると言われています。 指導の現場で考えてみても、同じように言えますよね。どんな綺麗な言葉を並べ

        • 僕は、君ならできると信じてる。

          僕には指導者として最後の最後まで貫きたい想いがある。 それは相手の可能性を信じる気持ちだ。 僕自身も支えてくださる多くの方々に可能性を信じてもらった過去があります。 『お前にできるわけがない』という声が多い中、僕の夢を、想いを信じてくれた方達がいます。 信じてくれた人がいるから、僕は今をいきていられるのだと感じるのです。 なので支えてもらったことへのこの感謝の想いは、今信じてもらうことを必要としている人に注ぐことに決めています☺️ 勿論ただ信じて待つだけではなく、

          幸せを噛み締めて

          今日が最後の日だったら。 そう考えると居ても立ってもいられなくなる。 『やりきりたい!』というエネルギーが体の中から湧き出てくる。 今生きてることが幸せだなー、ありがたいなーと思えたら僕の力は何倍にもなるみたいです✨ 特別なことは何にもない。ただ、毎日を楽しく健康で過ごせていることに感謝をして、今日も子どもたちと一緒に汗をかく。心と対話し、観察すること。チームがよりよくなるために最善を尽くし、しっかり休むこと。 今日もよくがんばりました。笑 また来週から頑張ろう👊

          幸せを噛み締めて

          移籍のお知らせ

          私ごとではありますが、この度1月末を持って京都サンガF.C.普及部コーチを退任し、カターレ富山u18コーチに就任することとなりました。 まず、サンガでの2年間で携わった全ての子どもたち、スタッフ、皆様に心より感謝したいと思います。 サッカーが紡いだ素晴らしい出会い!!かけがえのない時間を本当にありがとう!! 京都を出る時、我慢していた涙が込み上げてきたのはここだけの話です😢 ◇コーチとは何かを追い求めた2年間福島ユナイテッドFCのTOPチームで務めた社会人1年目。

          移籍のお知らせ

          楽しいよ!さぁやってみよう!!

          『ルールを説明します。 ●●はダメです。ここから外に出てはいけません。●●してもいけません。 意識することは、、、、、、。 わかりましたか??』 これはある日の光景です。 僕はダメダメ星人と呼んでいるのですが、、笑 ※ダメばっかり言うので、、 今から大好きなサッカーが始まるというのに、こんなに長くてネガティブな説明では誰も楽しくはありません。笑 そりゃ、話も聞きたくなくなりますよね。 「さぁ!こんな感じね!やってみてー!」たったのこれだけでいいんです。 大

          楽しいよ!さぁやってみよう!!

          「放任」というコーチング

          『ウチ、放任主義なんです。自主性を重じています。』 一度はそんな言葉をお聞きになられたことがあるのではないでしょうか?? 今回は「放任」というコーチングについてお話ししたいと思います。 しばし、お付き合いください。 『放任』の定義を考えようまず前提として、これはコーチングの話なので、そこには対象者がいて、その人が輝くために任せて放つ・離れる・待つということが「放任」ということになります。 『任せて』というところがミソでして、放置や放棄とは違うわけです。 話を進めま

          「放任」というコーチング

          今更考える「コーチング」ってそもそも何??

          サッカーの指導者を初めて7年くらいが立つのかな? この仕事について改めて考えてみると、僕は自分の中のある偏りに気づいた。 それは、  サッカーの勉強はしてきたけど、コーチングについてはあまり考えてこなかった。 ということだ。 コーチングってなんだろう?? サッカーコーチを名乗っておきながら今更かよって思われるかもしれませんが、、汗 この問いについて考えていきたいと思う。 しばしお付き合いください。 実は、コーチングに絶対解はない。らしい、、、そうなんです。コ

          今更考える「コーチング」ってそもそも何??