運動連鎖の視点から考える足部・足関節への介入
こんにちは、だいじろうです。
今月で足マガジンが終了するということで、今回の記事では私が実際に足部・足関節に介入する際の流れやポイントについて紹介していきたいと思います。
上行性運動連鎖によって間接的に他の部位に介入する場合や足部・足関節疾患に介入する場合には、今回の内容にそれぞれの疾患の病態などを当てはめながら進めていただければと思います。
よろしくお願いします。
はじめに
早速ですが、臨床で足部・足関節をみる際はどういったポイントを意識されてますか?
運動連鎖の視点から考えていくと、どの関節であっても上行性・下行性の運動連鎖を考慮する必要があります。
運動連鎖はそれぞれの関節運動や機能によって生じますが、それだけでなく、環境要因やトレーニング要因なども大きく影響してきます。
ざっくりと考えていくと、上肢の運動連鎖に関しては、環境要因の調整の自由度が高いため、さまざまな対応ができます。
ですが、下肢の運動連鎖に関しては、環境要因の調整の自由度はそれほど高くありません。
たとえば、床面の変更などができるケースは限られていますよね?
そういう視点から考えて、私は下肢の運動連鎖においては個体要因やトレーニング要因への介入をより重視しています。
そのためにも足部・足関節の機能を理解することが重要なのかなと考えます。
ということで、運動連鎖の視点から考える足部・足関節への介入について解説していきたいと思います。
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