問診のポイント
こんばんは、だいじろうです。
臨床で働く上で、問診は欠かせないスキルですね。
ですが、養成校では問診は形式的に聞く項目だけを習い、それだけでは臨床では十分とは言えないと思います。
みなさんは問診する上で、どういった点に気をつけられていますか?
今回は私が臨床において意識している問診のポイントについて紹介していきます。
問診と言っても、初回対応時の問診とそれ以降の対応時の問診では若干異なる部分があるかと思いますので、分けて書いていきたいと思います。
初回対応時の問診
初回対応時は患者さんの不安はMAXだと思います。
自分が今、どういった状態なのか。
今後、どういう経過を辿るのか。
どうやったら良くなるのか。
といったところが気になっているかと思います。
私は初回対応時にはこの『不安をできる限り解消していくこと』をいちばん大切にしています。
初回対応時は患者さんとのラポール形成も十分にできていませんので、言わば取り繕った会話となります。
その奥に秘められた本心をいかに拾い上げていくかがポイントです。
あ、この人、私のこと、解ろうとしてくれている!と思ってもらうことですね。
そのためには患者さんの言葉で、患者さんの困りごとを話していくことを大切にしています。
2回目以降の対応時のポイント
2回目以降では基本的にラポールが形成できているとします。
この場合、患者さんは悪い意味で「私のことを解ってくれている」と思ってしまい、こちらが伝えてもらいたいことも伝えてくれなかったりします。
そういった点を踏まえて、日常での些細なことや小さな変化を言ってもらえるように聞き出していくことを大切にしています。
いちばん効果的なのは気軽な世間話ですね。
何気ない会話のなかから大切なことが生まれてきますので、意識して世間話をしてみてください!
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