【機能評価002/足部・足関節】スクワット
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こんにちは、だいじろう(@idoco_daijiro)です!
今回は機能評価の第2弾として『スクワット』について解説していきます。
もちろんスクワットは下肢全体の運動ですので、下肢全体の評価として活用できますが、今回は「足部・足関節」に着目した機能評価について解説していきます。
では本題に入っていきます。
▶ スクワットの評価方法
評価としてスクワットを用いる場合はノーマルスクワットの設定に準じて行っていきます。
①足幅は股関節幅(=ASIS)とする
②つま先の向き(第2趾の向き)を正面にする
③膝はつま先より前に出さない
④膝を90°屈曲する
評価として用いる場合は「正確性」「再現性」などを考慮する必要がありますので、規定をしておくことが大切です。
このスクワット動作のなかで足部・足関節の機能を評価していきます。
▶前面からのチェックポイント
まず、膝蓋骨の向き、つま先の向きを評価します。
機能的な関節運動では、膝蓋骨の向き(大腿骨長軸)とつま先の向き(足部の長軸)は同じ方向を向きます。
それぞれの向きに応じて以下のように判断します。
(K:Knee、T:Toe、N:Neutral、I:In、O:Out)
KNTN:膝もつま先も正面を向いている
KNTI:膝は正面、つま先は内側を向いている
KNTO:膝は正面、つま先は外側を向いている
KITN:膝は内側、つま先は正面を向いている
KOTN:膝は外側、つま先は正面を向いている
KITO:膝は内側、つま先は外側を向いている
KITI:膝もつま先も内側を向いている
KOTI:膝は外側、つま先は内側を向いている
KOTO:膝もつま先も外側を向いている
これらのアライメントと身体重心の関係性によって膝や足部・足関節にどのようなモーメントが生じているかが重要になります。
次に趾噛みや浮き趾がないかどうかを評価します。
足部内在筋の機能低下があると「趾噛み」が起こり、MP伸展・PIP屈曲・DIP伸展が生じます。
また、重心の後方偏位があると「浮き趾」が起こり、MP伸展が生じます。
この場合は、一見、正しい下肢アライメントを呈していたとしても、筋が適切に機能していないことが考えられます。
ここまでが無料で読める内容となります。
以下では「【機能評価002/足部・足関節】スクワット」について詳しく解説していきます。
ぜひKIZUKIを通じてともに学び、成長し、一緒に未来を築いていきましょう!
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