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自分の体の感覚がわからない方へ|思考から抜け出し、心と体をつなげる方法
いつも頭で考えてしまう…そんなあなたへ
「こんなふうにしてもおかしくないかな?」「怒られないかな?」「どう思われるかな?」
こんなふうに、いつも頭で考えて行動を決めていませんか?
私自身も、ずっと子どもの頃から大人になるまでそういった「思考」にとらわれて、自分の体の気持ちよさを無視して生きてきました。
例えば、病気の母親しかいない母子家庭だということが恥ずかしく、「こんなことを言ったら馬鹿にされないかな?おかしくないかな?」と、いつも「思考」で考えて友人と話していました。
顔は笑顔でも、体は決して気持ちよくなかったはずなのですが、当時はそんなことすらわからずにいました。
こうした「思考優先」の生活を続けていると、次第に自分の本当の感覚に気づきにくくなってしまいます。心と体がバラバラになり、気がつけば「自分の本当の気持ちがわからない…」という状態になってしまうのです。
マインドフルネスで今ここに戻る
そんなときに役立つのが、マインドフルネスという方法です。
マインドフルネスとは、今この瞬間に意識を向け、自分の体の感覚や周囲の環境をありのままに感じる練習のこと。たとえば、
今、息を吸ったときの空気の温度は?
床に足が触れている感覚は?
胸のあたりはどんな感じ?
こんなふうに、自分の体に注意を向けてみるだけで、少しずつ「思考」ではなく「体」に意識が戻ってきます。
マインドフルネスの実践は、ただ体の感覚に意識を向けるだけでなく、心と体が一体となって今この瞬間を感じること・・・
思考だけでなく、心も体も一緒になって初めて、本当の安心感やリラックスが得られるのです。
まとめ:心と体をつなげることの大切さ
私自身、ゲシュタルト療法のワークをたくさん受けたり、マインドフルネスを続けることで、今では体が嫌な感覚になったときにリセットしたり、自己調整ができるようになってきました。
心と体が一体となって働くことで、深いリラクゼーションと自己理解が得られます。
次回は、このマインドフルネスの具体的なやり方について紹介したいと思います。
※注意
マインドフルネスは多くの方にとって有益なツールとなりえますが、精神疾患やトラウマ体験がある方などはマインドフルネスによって症状が悪化する可能性があります。これらの疾患をお持ちの場合は、マインドフルネスを始める前に必ず医師や専門家にご相談ください。