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お隣さんになったいとこと幼なじみとの生活は楽しさに溢れている 〜美青ちゃんド緊張編〜

〇:美青〜そろそろひかる達が帰ってくるみたいだよ

美青:今日の撮影過酷そうだったしひかるさん達たぶん疲れて帰ってきますよ


〇:あいつらはヘタレて帰ってくるくらいがうるさくなくてありがたいけどなぁ

美青:天さんは特に元気ですからね〜

〇:あの活力活かしまくってるのは尊敬するけど

美青:ですねぇ





そう話していると


『ピンポーン』


と、音が鳴った






〇:ひかるだと思うから玄関開けてきて〜

美青:わかりました!

〇:(これ絶対びっくりするだろうな…笑





そう〇〇が悪い笑みを浮かべている一方……





美青:ひかるさんいま開けまs…………えぇ?




美青:えぇぇぇっ…!!??

友香:あっ!美青ちゃん久しぶり〜


美青:お、お久しぶりです友香さん

友香:ふふっ…緊張してる?笑

美青: …緊張……してます

友香:とりあえず上がらせてもらおうかな。いっぱいお話しよ

美青:は、はい!!





それから友香を家に招き……



〇:お、案外早かったな

友香:お仕事が早めに終わったからね

〇:おぉ…カミまくって時間スレスレまで撮影してるのかと思った

友香:ちょっと〜!私そんなに滑舌悪くないし!

〇:滑舌って3回言ってみて

友香:滑舌…かつぜつ……かつぜちゅ……あっ…

〇:まぁ世間はこれを滑舌がいいとは言わないだろうな…笑

友香:くやしぃ!

友香:てか、美青ちゃんなんでそんなに〇〇の後ろで黙ってるの?

美青:え、え、えっとぉ……




ちょっと〇〇の服を握って

緊張を何とか外に逃がそうとする美青




〇:みお〜緊張しすぎだって…笑

美青:だ、だって……大先輩なので……

〇:これは友香が悪いね

友香:え、わたし?

〇:だっていくら先輩だからってこんなに緊張するっておかしいじゃん




そういって

握られている服をみせる〇〇




友香:美青ちゃんそんなに緊張しなくていいんだよぉ



頭を撫でながら美青の緊張を拭っていく友香



美青:いやぁ…やっぱり1期生さんには緊張しちゃいますよ

美青:憧れの人達なので…///

友香:嬉しいなぁ…そんなふうにいってもらえて

美青:こうやってお会いできたの一生の思い出です!

友香:ふふっ…美青ちゃん過言すぎるよ…笑

美青:そんなことないですぅ



〇:(この光景…一般人男性の家だとは思えんな






そう思いながらも夜ご飯を作り始め……




友香:何か手伝おっか?


〇:ん〜じゃあキャベツ切っといて

友香:わかった〜

美青:ねぇねぇ〇〇さん

〇:ん〜?

美青:なんで菅井さんが来ること内緒にしてたんですかっ!

〇:え〜だって聞かれてないんだもん

美青:菅井さんが来るなんて予想出来るわけないじゃないですか!

友香:悪いよねぇ…聞かれてないからって話さないなんて

〇:えっ…友香味方してくれないの!?

友香:私はいつだって後輩の味方だよ?

〇:くっ…それじゃあ味方につけようがないな

美青:(〇〇さん本当に菅井さんと普通に喋ってる……すごい

〇:てかさ、友香と美青ってほぼ一回り違うじゃん

友香:そうだね。妹だとしても不自然な年の差だよ

〇:4期生の最年少なんてさ、下手すれば娘…

友香:もう鳥肌立っちゃうからやめよこの話……

〇:そ、そうだな

美青:年齢ってやっぱりそんなに気になるものなんですか?

〇:まぁな。アイドルだろうとなかろうとアラサーになれば色々考えるもんだよ

友香:こういう話出来るの〇〇くらいしかいないけどね

友香:他でこんな話しても「友香ちゃんまだまだ若いから〜!」ってばっかり言われるし

〇:まぁ嘘じゃなくて本当に友香は若く見えるしね

友香:けど結局いくら若く見えても体は正直だからねぇ

〇:たしかにそうだな…笑






それから少し時間が経ち

ひかる達が家へ帰ってくるのだが……




ひかる:ただいまぁー

天:兄ちゃんお腹すいたぁ

理佐:私も〜




なんと理佐も来たのだ



美青:あれ、今日って私の命日かな?

理佐:あ〜この子が〇〇さんから手を出された子だね

〇:語弊がありまくること言うな!

美青:あ、あの……3期生のま、的野美青です。よろしくお願いします



こんなときでもちゃんと自己紹介をするところは関心だ



理佐:すごい礼儀正しいんだね

美青:い、いやそんなに礼儀正しくは……

天:美青ちゃんは真面目で良い子ですよ


理佐:やっぱりそうなんだ〜最年少なのにしっかりしてるんだね

美青:あ、ありがとうございます…///

〇:みお…今日ほとんど顔真っ赤だけど大丈夫か?

美青:ほんとに今日が命日になりそうです…///

友香:由依のこと呼べなくてごめんね

美青:こ、ここに由依さんまで来たら昇天しちゃいます…///

天:美青ちゃんほんとに大丈夫?お顔ものすごく赤いよ?

美青:沸騰しちゃいそうです…///

ひかる:今日の美青ちゃんほんとにヤバいね

理佐:これ私たち来なかった方が良かったかな?

美青:そんなことないですっ!お会いできてすっごく嬉しいんです!

理佐:そ、そっか…笑
(この子意外と表情に出るんだ







それから

友香たちと作った鍋をテーブルに置いた



友香:じゃあ取り分けるね〜

ひかる:菅井さんこういうとき率先して動けるのすごいですよね


友香:そうかな〜?

理佐:友香は昔からずっとこうだよね

美青:(これほんとは私がやらなきゃいけなかったかな?



ちょっと考えていると〇〇がやってきて




〇:あんまり色々考えなくていいんだよ



そうやって優しく話しかけてくれる〇〇が今はいつも以上に優しく感じた



美青:でもやっぱり私は後輩ですし……


〇:うん。グループの最年少なんだし後輩だろうね…笑

〇:でもさ、後輩ってことはだよ…気を遣うのも後輩なのかもしれないけど、たっくさん甘えるのも後輩の特権じゃないかな?

美青:いいんですかね…甘えちゃって…///

〇:俺に甘えてくるように周りに甘えたら皆んなメロメロだよ

美青:じゃ、じゃあちょっとだけ甘えさせてもらいます……





そういったものの甘え方がよく分からない美青



理佐:あ〜〇〇さんが美青ちゃんのことナンパしてるー!


〇:なっ…そんなんじゃないわ!

理佐:美青ちゃんは私が面倒みるんだからー



そういって
〇〇と美青の間に割り入ってくる理佐



“ ここは任せて! “


と、いわんばかりに〇〇の方を見た後、美青と話だした





〇:(さすが先輩だな






そんなことを思いながら取り分けてくれた鍋を食べ始めた





ー2時間後ー



案の定食べてすぐ寝るあの2人は……



天ひ:スースースー

〇:こいつら…7年経っても変わらないのは果たしてどうなんだろうか

理佐:美青ちゃんも寝ちゃったよ

友香:美青ちゃんに関しては心臓バックバクだっただろうからしょうがないよね

〇:いままで何回か会ったけどこんな美青見たことなかったよ

理佐:あそこまで緊張する子も珍しいよね

友香:だねぇ…今度はもっとラフな感じで会いたいね

〇:今日を見た感じだと相当時間かかりそうだな

理佐:私たちになんてそんなに緊張しなくていいのにね〜

友香:だよね〜


〇:理佐の場合圧がエグいしなぁ…若干怖ぇし

理佐:なっ…私そんなことないしっ!

〇: ………。

〇: ………。

理佐:わかったよ認めるよ


〇:まぁでも、理佐ほど話し始めたら面白い人ってなかなかいないけどね

友香:たしかに!理佐がいるとだいぶ心強いからね

理佐:そ、そうかなぁ…///

〇:あ、照れてる

理佐:照れてないしっ!///

〇:うん。照れてるよね

友香:照れてるね

理佐:褒められ慣れてないんだからしょうがないでしょ!

〇:意外と可愛いとこあるもんな…笑

理佐:う、うるさいっ!!




それから数十分理佐で遊び……




友香:それじゃあそろそろ帰ろっか

理佐:そうだね。この後のことは〇〇さん任せたよ!

〇:この後のことって、ひかる達起こして風呂に入れるだけだろ?

理佐:その続きはー?

〇:ベットで寝かせるだけ

理佐:手を出しちゃダメだよ〜

〇:いや手なんか出さんわ!

友香:出すなら私に……


〇:いやだから出さねぇっての!!








こうして〇〇は疑われながら長い長い1日が終わったのでした

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