整体師には夢がある‼️ アニラ編
ひかる:あ！〇〇さんだ！
夏鈴:〇〇さんこっちです〜
〇:あ、ここが入口だったんだ
ひかる:今日は来てくださってありがとうございます
〇:いいよいいよ
〇:1日目来れなくてごめんね？
夏鈴:土生さんの卒コン見て欲しかったです
〇:ほんとごめん...
ひかる:っていうか〇〇さん何か固くないですか？笑
〇:乃木坂じゃないから慣れないんだよね笑
？:それに愛しの飛鳥さんが隣にいないですもんね！笑
〇:まぁそうだね......ってイジらないでよ山﨑さん
天:だから！山﨑さんじゃなくて天って呼んでください！
〇:あ、そうだったね
〇:(でもホントに飛鳥がいないと中々ムズいな
ひかる:それじゃあ案内しますね〜
〇:ありがと
そして色々案内してくれた後...
ひかる:ここが〇〇さんの施術部屋になります！
〇:え、思ってたより部屋デカイね
夏鈴:〇〇さんには大きい部屋じゃないとってことで楽屋の次に大きい部屋にしてもらいました
〇:そ、そうなんだ......(もっと小さい部屋でいいのに
〇:そういえば3人ともリハは大丈夫なの？
ひかる:今からです！
天:〇〇さんリハ見にきます？
〇:行こうかな。まだ櫻坂さんのことは分からないことだらけだし
こうしてリハを見学させてもらうことに
『五月雨よ〜 教えてくれ〜♪』
〇:(これが天さんのセンター曲か
『誰も承認欲求強すぎてっ そんなにも自分に自信がないのかい？』
〇:(すごい勢いのある曲だな
『君は何か夢とかあるのかい？ いつかやりたいなって思うことだって生きていく理由はあるだろ？』
〇:(なんか凄いなこの曲！
その後もリハーサルを見学し
マネ:櫻坂はどうですか？
〇:すごいですね。歌のことはよく分からないですけど、ダンスが凄いです
マネ:櫻坂の魅力に気づいてくださってありがとうございます
そうこう話していると
保乃:〇〇さん保乃たちどうやった！？
〇:凄かったよ。特にダンス凄いね
保乃:ちゃんと見てくれてたんやな
〇:もちろん
ひかる:〇〇さんの目線がすっごい感じました笑
〇:ごめん笑 マジマジとみすぎたかな笑
天:五月雨よの時も目がバッキバキな感じだったもん笑
〇:だってダンスの時と普段で天さん全然違うんだもん
天:そんな違う？
〇:まったく違ったよ
保乃:そういえば治療が必要なメンバーとかおった？
〇:ダンスとかみててちょっと気になったのはあの子かな
そう言って〇〇の視線の先にいたのは
ひかる:しーちゃんですね
保乃:たしかに普段から猫背やもんな
〇:しーちゃん？って名前は何？
ひかる:山下瞳月です
◯:あの子施術したらもっとすごい子になりそうだね
保乃:ほんなら施術してもらおうっ！
保乃:しーちゃん連れてきたで〜
瞳月:なんかするんですか？
〇:猫背を治そうと思ってね
瞳月:え！？猫背治せるんですかっ！
〇:治せるけどどうする？やる？
瞳月:やります！猫背治したいです！
〇:わかった。じゃあ施術部屋きて
瞳月:わかりました！
瞳月:最初って何するんですか？
〇:最初はほぐしだね
瞳月:ほぐしって痛いですかね...
〇:ん〜あんまり痛くはないと思うよ
瞳月:よかった...じゃあお願いします！
ーほぐし開始ー
〇:思ってるより凝ってるね
瞳月:猫背のせいですかね
〇そうだね。猫背になるとどうしても凝りやすくなるからね
瞳月:でも猫背が1番ラーメンが食べやすいんですよね〜
〇:あ、ラーメン好きなの？
瞳月:大好きです！海外に行く時も持っていきます！
〇:へっ！？ 海外に行く時もたべるの？
瞳月:どこに行っても食べたい！ってなるんですよ
〇:こんな細いのにラーメンとか好きなの意外だな
瞳月:そうですか？
瞳月:でも美味しいラーメンのためなら食べるために痩せます！
〇:すごいなぁ...そんなにラーメン好きなんだ
〇:あれ？瞳月さんってどこ出身なの？
瞳月:一蘭です！
〇:それ好きなラーメンね笑
〇:出身は？
瞳月:京都です！
〇:九州じゃないのに豚骨好きなんて珍しいね
瞳月:美味し〜んですもん！〇〇さん豚骨食べたことあります？
〇:俺は出身が福岡だから何回も食べてるよ笑
瞳月:福岡なんですかっ！？ いいなぁ...
〇:どこがいいの？笑
瞳月:だって豚骨ラーメン食べ比べし放題じゃないですかぁ〜
〇:たしかにやろうと思えばできるね (してる人見たことないけど
瞳月:いいなぁ〜
〇:ラーメン好きすぎるね
瞳月:いや、ラーメンファンの人はもっともっと好きだと思うんでまだまだですよ
〇:猫背がラーメン食べやすい姿勢とか言ってる時点でおかしいからなぁ
瞳月:でも本当に美味しいんですもん
〇:さすがだね笑
〇:それじゃあ施術するね
ー施術開始ー
〇:息吸って〜吐いて〜
瞳月:ﾊｧｰ
ボキッ
瞳月:ふぇぇぇぇっええ！
〇:ど、どうした？笑
瞳月:すっごい音っ
〇:たしかに音は凄かったけどそれ以上に反応が面白すぎるよ
瞳月:へへ。表では絶対出しちゃいけない声でしたね笑
〇:そうだね
それから楽屋に戻り
保乃:すごーい！しーちゃんの猫背が治ってる！
瞳月:えっへん！
愛季:しーちゃんが猫背じゃなくなったから身長越されちゃった...
瞳月:ちっちゃいね〜愛季〜笑
愛季:むぅ...むかつくぅ
由依:いいな〜私も治してもらいたいなぁ
〇:どこか痛いんですか？
由依:肘が違和感あるんですよ...腕上げにくいし
〇:いま治しましょうか？
由依:い、いま！？
保乃:そんな早くできるんっ！？
〇:たぶん治せますよ
由依:今お願いっ！やってみて欲しい！
〇:わかりました
ー施術開始ー
〇:あの...最初に言いますけど痛いですよ？
由依:わかった。耐える
保乃:埼玉の狂犬が再来するかもっ
〇:きょっ...狂犬！？
ひかる:いいから早くはやく〜
〇:じゃ、じゃあやります
そして肘の少し上辺りを押すと......
ｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘ
由依:いっでぇぇえ
〇:(え、ヤンキー？
〇:やっぱり痛いですよね
由依:イって...イて
保乃:狂犬って呼ばれてるはずなのにただ痛がってる人になっちゃった...
由依:ほん...とに......いたいっ
〇:あとちょっとでマシになると思いますよ
ｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘ
由依:あ、ちょっとマシになってきた
〇:よかった...
保乃:由依さん右手に握りこぶし作ってた...(怖っ
由依:だって痛すぎるんだもん
〇:今試しに右腕上げてみてください
由依:うん
スルッ
由依:すごっめっちゃ簡単に上がる〜
〇:殴られずに済んだ...
天:狂犬が発動しなかったなぁ笑
由依:狂犬出るまでに痛すぎてまともな声出ないよ
保乃:〇〇さん強すぎる...
由依:でもこれでパフォーマンスもっと上手くやれる！
〇:向上心すごいですね
由依:そりゃもちろん！
こうして万全な状態でライブに望み......
〇:すげぇな櫻坂
〇:でも......乃木坂がやっぱ恋しいな...笑
そして......
prrrr📱
〇:(嫌な予感...
〇:はい。もしもし
マネ:〇〇さん今すぐ舞台袖までお願いします
〇:りょ、了解です
〇:(まじかよぉ...
舞台袖まで移動すると
〇:大丈夫...？ひかるさん
ひかる:いたいです...
どうやら足を捻った様子のひかる
スタッフ:〇〇さん治せますか
〇: ……頑張ればなんとかって感じですね
ひかる:何でもやるんで治してください
〇:鍼だけど大丈夫？
ひかる:鍼...怖いけど大丈夫です！
〇:わかった
ｼｭｯ🪡
〇:どう？
ひかる:え？もう鍼打ったんですか？
〇:うん。鍼いたくなかったでしょ？
ひかる:痛くないです！
〇:スタッフさん次の出番までどれくらいですか？
スタッフ:あと4分ですね
〇:4分なら間に合う
ひかる:よかった...
〇:懐かしいな...ツアーのライブ中にもこうやって施術したことあったな
ひかる:そうなんですか！？
〇:うん。その時も時間との勝負だったけどね
ひかる:やっぱりライブには〇〇さんが必要だ
〇:俺そんな重役握れないよ
ひかる:そこをクリアしていくのが〇〇さんです
〇:そ、そうなのかな...
〇:あっもう鍼抜こうかな
そして鍼を抜くと
ひかる:すごい！まったく痛くないです
〇:良かったぁ...次の出番まであとちょっとしかないから急ぎな！
ひかる:あ、そうだった！
そしてドタバタなステージを終え
ひかる:つ・か・れ・た
保乃:結構疲労溜まってるかも...
天:〇〇さん天みてた？みてた？みてたよねっ！？
〇:しっかり見てましたよ
天:やった！
〇:なんか美月みたいだね笑
天:美月さんに似てるなんてっっ嬉しすぎるっ
？:そこの浮気性男〜
〇:え？なんでいるの”飛鳥”
飛鳥:え？普通にアニラ観たくて来たんだよ
〇:なんか...今日はまじで飛鳥が神に見える
飛鳥:なに言ってんのバカじゃないの？笑
〇:バカじゃない！
飛鳥:本当に〇〇はバカだな笑
くしゃっと笑う顔は慣れない櫻坂での仕事をしていた〇〇にとって凄く癒される
保乃:飛鳥さんライブ観てくれてたんですか！？
飛鳥:観たよ〜今日のライブ失敗したら〇〇のせいだからね
〇:なんで俺のせいなのっ
飛鳥:だって〇〇がしっかり観てたら、少し異変があったらすぐ気づいてパパっと治しちゃうじゃん
〇:俺にだって限界点ってのがあってだな...
由依:でも確かに〇〇さんいなかったら腕上げるパフォーマンスも上手く出来なかったかも
瞳月:猫背治ったんで今日すっごい踊りやすかったです
飛鳥:役に立ってんねぇ
〇:まぁな笑
ひかる:〇〇さん櫻坂のツアーにも来て欲しい...
〇:それは乃木坂メンバーが怒るから無理だね笑
天:ダメかぁ
〇:でも今日は本当に楽しかったよ。乃木坂とは違った良さも感じたし
保乃:〇〇さんからそう言われるのめっちゃ嬉しい！
ひかる:今度はお店いかせてください！
〇:もちろんいいよ。待ってるね
ひかる:はい！
こうして慣れない櫻坂帯同が終わった