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同窓会にこないと思っていた元アイドルの友達は僕のことが好きっ!

△:お!〇〇きたじゃん!

〇:おっす。久しぶりだな

△:〇〇は同窓会とか来ないと思ってたわ

〇:迷ったけど一応来たよ

△:おっと?なにか目的でもあるのかな?笑

〇:何言ってんだよ笑

〇:タダ飯食えるわけでもねぇのに

△:でも今日賀喜さんくるぜ?

〇:賀喜...?

〇:あぁ....遥香くるんだ

△:なんか乃木坂卒業したから来るんだとよ

〇:へ〜(いつの間に乃木坂卒業したんだろ?





ーーーー

それからみんなは呑み進めていると

遥香:ごめんお待たせ。渋滞に巻き込まれちゃって


△:全然大丈夫だよ!

遥香:あっ!〇〇じゃん!

〇:お!俺の事覚えてるんだ

遥香:覚えてるよ。バスケで散々負けたもん

〇:あぁ...それで覚えてんのね笑

遥香:次こそは勝ってやるってずっと思ってた

〇:え、そんなに?(なんか俺恨まれてね?

△:あのころの〇〇は女性相手でも容赦なかったもんな

〇:まぁ手を抜くのは嫌いだったからな

遥香:でもとにかく悔しかったなぁ

〇:今やったらおれ確実に負けるな笑

遥香:勝つんじゃない?

〇:何年も運動してないんだよ?無理だよ

遥香:私もバスケはしてないよ?

〇:でもダンスはしてたわけじゃん

遥香:まぁね




ーーー


そして酔い潰れて始めてきてる人もではじめ
同窓会も終わりに近づき....


△:そういえば気になってたんだけどさ

〇:ん?

△:なんでお前酒飲んでないわけ?

〇:いやぁ....明日も仕事あるしね

△:ほぉ...それにしても車じゃないんだし酒呑んでもいいだろ

〇:まぁいいんだけど、別に呑まなくても楽しいしな

△:同窓会で呑まないなんてありえんな

〇:”こんな”ふうになりたくないからな


そう指をさす先には大量の酔い潰れがいた


△:まぁあのレベルまでになっちまったら嫌だな笑

〇:だろ?

遥香:まりゅまりゅもっとのもぉぉ♪

〇:俺は呑まないよ笑

△:賀喜さんから誘われてるのにぃ?

〇:呑まねぇって。そもそも遥香って車で来たんじゃないの?

遥香:しょうだよぉ~

〇:え、ならどうやって帰るんだよ

遥香:あっ....

△:代行呼ぶしかないな

〇:もうみんな帰るし代行呼んどこ

△:そうだな



それから代行を呼ぶ....はずだったが

△:〇〇!いま代行が全部ではらってるらしいんだよ

〇:まじか!そんなことあんの?

△:そうみたいだよ

遥香:どうしよ....(なんか酔い冷めてきちゃったなぁ

〇:俺が乗ろうか?

遥香:え?

〇:呑んでないからさ。ここに車置いていくわけにもいかないし

遥香:いいの?

〇:いいよ

遥香:じゃあお願い

〇:おう。じゃあ行こうか

△:あれ?〇〇お持ち帰り?ボソッ

〇:アホか!



それから2人で車に乗りこみ

〇:うわぁ....ひとの車ってマジ違和感あるなぁ

遥香:そう?


〇:お高い車に乗ってますからね~

〇:庶民の俺には手が届きそうにない車だしね

遥香:〇〇だって買えるでしょ

〇:買えるわけないじゃん笑

遥香:そんなに高くないよ笑



そして雑談をしつつ遥香の家へ向かい....


〇:ついたぞー

遥香:え〜もう着いちゃったんだ....


すこし寂しそうな表情をする遥香


〇:悲しい顔してもどうしようもないでしょか?

遥香:どうしようも....なくなもないんじゃない?


〇:は?

遥香:おうちに来たらいいじゃん

〇:いやいやそれはちょっと..

遥香:だってもう私アイドルじゃないんだよ?

〇:そうかもしれないけど...

遥香:おねがいっ


うるうるした目で渾身の上目遣いを〇〇に向け..


〇:それズルすぎるよ

遥香:へへ。あがって!

〇:わかったよ


ーーー

結局その日は遥香の家に泊まることとなり....


遥香:お茶いる?


〇:うん。もらっとくよ

遥香:はいお茶

〇:ありがと

〇:てか女子の部屋ってこんな感じなんだな

遥香:そんなジロジロみないでよ...//

〇:女子の部屋とか入ったことないから気になってさ笑

遥香:え?入ったことないの?

〇:うん。年齢 = 彼女いない歴 だからな

遥香:私がアイドルになって転校してからも付き合わなかったんだ


〇:まぁ告白する勇気もないしね

遥香:いまは気になってる人とかいないの?

〇:ん〜いないな。あるとしたら、いつもみんなにお茶配ってくれる女社員さんくらいかな..笑

遥香:気になってる人いるんだ

〇:っていっても告白する気もサラサラないけどね

遥香:心臓弱いんだね

〇:そうなのかな....告白するのってなかなか勇気必要じゃん?

遥香:そうだけど、本当に好きな人が出来て告白するような時ってたぶんそんなこと関係ないんじゃない?


〇:そうかもな。だとしたら俺はまだそんな人に出会えてないってことか

遥香:はやく結婚しないと後々大変だよ~

〇:そのセリフ毎日上司から言われてるよ...

遥香:良い上司さんじゃん

〇:どこがだよ



ーーー

それから次の日になり


上司:そういえば昨日同窓会だったんだろ?

〇:そうですよ

上司:どうだった?

〇:どうだった....?

上司:ほら、お前はまだ独身だしそろそろ彼女くらいつくらないとだろ?

〇:いやまぁそうですけど

上司:はやめに良い人見つけないと後で後悔するぞ

〇:(はぁ....お節介すぎるんだよこの上司

上司:これはお前のために言ってるんだからな?

〇:大丈夫ですよ。何とかしますし

上司:おっ..てことは良い人がいたんだな

〇:どうでしょうね




ーーー

それから仕事を進め、電車で帰るために外へでると....



〇:え、なんでいるんだよ

遥香:待ってたよ〜


〇:お前なぁもうちょっと変装とかしてこいや

遥香:そんなの私の勝手でしょ

遥香:とにかく〇〇に会いたかったの!

〇:あっそ

遥香:だから運転お願い!

〇: (“だから”の使い方絶対間違ってるだろ



そして渋々運転することとなり....

〇:いいのかよ、あんな大通りで男と話してたら週刊誌とかがすぐスッパ抜くぞ

『賀喜遥香!一般男性と交際か!?』

〇:みたいにな

遥香:え〜それならそれでいいけどな〜


〇:なにいってんだよ。遥香からしたら迷惑だろ

遥香:いや、私からしたら好都合かも?

〇:どういう思考回路してんだよ

遥香:だって〇〇のこと好きだもん

〇:は?なにいってんだよ

遥香:ほんとだよ!好きなんだもん


〇:いやいや、なんで遥香が俺なんかのことを

遥香:好きなんかじゃなかったら私の車の運転なんてさせないし...

遥香:そもそも〇〇が来なかったら同窓会にも行ってなかった

〇:そうなの!?

遥香:うん。

〇:でもなんで俺のことを....

遥香:最初のころはバスケ強いし、女の子にも手加減しない最低な人だと思ってたけど....

遥香:いつからかそれが好きになってたんだよね

〇:へぇ~俺もアイドルを惚れさせるような存在になったか~笑

遥香:調子乗らないでよねっ

〇:はいはい

〇:それじゃあ指輪買いに行くぞ~

遥香:スピード婚すぎるでしょ!


〇:さすがに0日婚はヤバいか笑

遥香:デートして~さくに審査してもらって〜

〇:??

遥香:そのあとまゆたんに審査してもらったあとに美月さんに審査してもらう!

〇:なんで結婚するのに親でもない人から審査されるんだよ!

遥香:でも会ってみたくない?

〇:いや、そ、それは会ってみたいけど...

遥香:あ!でも〇〇がさくちゃんとかに惚れそうだからやっぱりダメだ

〇:付き合ってんのに他の人に惚れるわけないでしょ

遥香:いったね?

〇:うん。言った

遥香:じゃあちょっとでも〇〇が照れたりしたら付き合うのなしね!

〇:条件厳しすぎだろっ!




結局〇〇はさくら達にも気に入られ
今でもちょっぴり束縛されながらも円満に生活してるのだとか

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