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姉の子供を育てることになりました .21

和:〇兄おきてー!


〇:んんん....どうしたのこんな朝早くに



サラリーマンにとって休日の朝は至高の時間である



和:〇兄のスマホがぷるぷるいってるの!

〇:あ。それはマズイ...てかあれ、スマホは?

和:こっち!



そういうと和はリビングを指さす



〇:そうか、昨日リビングに置いて寝たんだった....




それから急いでリビングに行きスマホをとり



〇:はい。もしもし

?:朝早くにすいません

〇:あ、えっ...部長!?

賀喜:もうっ!会社以外では遥香さんって呼ぶって決めたじゃないですか!

〇:あ。そうでしたね笑

※詳しくは6話をご覧下さい


〇:それで、どうかしたんですか?

賀喜:このまえ〇〇さんが菅原さんの仕事を手伝った日のこと覚えてますか?

〇:あ〜覚えてますよ

賀喜:そのとき〇〇さんの家にまた行きたいって言ったじゃないですか///

〇:はい。いいましたね

賀喜:今日行ってもいいですかね... ///

〇:今日ですかっ!?

賀喜:やっぱり迷惑ですかね

〇:あ〜大丈夫ですよ!何時くらいに来ます?

賀喜:直ぐに行ったら迷惑だと思うんで夕方くらいでお願いします

〇:わかりました!






それから電話を切り....


〇:なぎ!今すぐ部屋片付けるよ!

和:おかたづけやだぁぁ


〇:ダメ!今から遥香さん来るんだから汚いままじゃ恥ずかしいでしょ

和:はるねぇがくるの!?

〇:そうだよ。だから早くお部屋綺麗にしよ?

和:うん!やるっ!




俺がやれっていう時やらないのに....と、いいたい気持ちを抑え片付けをはじめた





しかし片付けをしていたら隠し物も見つかるもので....


〇:なぎっ!ここに10点しか取れてないテストがあるんだけど?

和:あっ....

〇:さすがにもうちょっと頑張れよ...

和:だってさんすうむずかしいんだもん

〇:そうかぁ...今度の休みは勉強だな

和:え〜.....

〇:え〜じゃなくて?

和:はーい






それから何個か隠していたテストが見つかりつつ片付けを終わらせ.....





〇:ふぅ...あと1時間くらいで来るのかなぁ

和:やった!はるねぇとあえる!

〇:1時間あるってことは算数教えられるなぁ

和:えっ.....

〇:よし、筆箱持ってきな〜

和:はい....








それから1時間みっちり教えこみ......



ピーンポーン


和:あっきた!

〇:うん。遥香さんみたいだから玄関開けてきて〜

和:はーい








和:どうぞ〜

賀喜:なぎちゃん久しぶり〜!


和:はるねぇひさしぶりっ

賀喜:覚えててくれたんだねっ!

和:うん!

賀喜:とりあえず中入っていいかな?

和:どうぞ〜






賀喜:〇〇さんお邪魔します

〇:どうぞ どうぞ

賀喜:いや〜それにしてもなぎちゃん相変わらず可愛いですね

〇:遥香さん和のこと好きすぎですよ笑

賀喜:だって癒しの塊じゃないですかっ





そういいながら和を抱っこする遥香さん



和:へへへっ...///

賀喜:はぁぁ....なに食べさせたらこんな可愛い子が育つんですかっ!


〇:野菜炒めとピーマンの肉詰めですかね?笑

賀喜:そっか!ピーマンの肉詰め好きだったね

和:うん!あと....はるねぇもすきっ!

賀喜:いや〜ぁ...もう何でも買ってあげるっ!

〇:いやダメですよ笑

賀喜:だってこんなこと言われたら誰だってこうなりますよっ

〇:まぁ分かりますけど..笑

賀喜:でもそんな和ちゃんにも〇〇さんは厳しくしてるんですよね?

〇:厳しいかどうかわかんないんですけど立派な大人にさせるために強めに言ったりすることはありますね

賀喜:〇〇さんはやっぱりすごい....私なら甘やかしまくってますよ!

〇:そっちの方が絶対楽しいんですけどね...笑

和:〇兄はすぐ「コラー!」っていうもん

〇:俺そんなにいってる?

和:テストみたときもいったもんっ

〇:それはなぎがあんな点数取るからでしょ?

和:うん....

賀喜:なぎちゃん勉強苦手なんだ笑

和:さんすうきらーい

賀喜:へ〜和ちゃんにも苦手なことあるんだね

和:うん....

賀喜:じゃあ....私と一緒に算数の勉強しない?

〇:(さっき嫌々勉強したばっかりだしやらないだろうなぁ

和: ……。

和:やるぅっ!


〇:(えぇぇぇぇええっ!?

和:はるねぇとさんすうするっ

賀喜:そっかそっか!じゃあ教科書持ってきて〜

和:はーい!

〇:せっかくの休みなのにいいんですか?

賀喜:いいんです!それに勉強教えてたらずっと和ちゃんの横顔が見れるじゃないですかっ

〇:💧






それから本日2時間勉強することになる和だったが、遥香さんと勉強している時間は何故か笑顔が溢れていた





賀喜:はいっ!ちょうどこのページ全部終わったから今日は勉強終わりにしよっか?

和:うん!

和:はるねぇおえかきしよ〜?

賀喜:いいよ〜しよっか!和ちゃんなに書くの?

和:ん〜どうしよっかなぁ


〇:(とりあえず俺は飯でも作るかなぁ





そして和が好きなお絵描きに没頭しているなか料理を作り終え....





〇:なぎ〜ご飯作り終わったからテーブル片付けてー

和:はーいっ

〇:遥香さんの分もあるんで食べていってください!

賀喜:ありがとうございますっ






〇:そういえばなんの絵書いてたの?

和:はるねぇのえをかいてたっ!


〇:へぇ〜どれどれ



そして覗くと誰がどう見ても遥香さんだと思うような絵であった



〇:ほんとめっちゃ絵上手いな

和:えへへっ...///

和:でもはるねぇのえのほうがすごいよっ

賀喜:そんなことないよー



そう言われるもんだから遥香さんの絵を覗くと


〇:うわっ....上手っ!

賀喜:いやいやそんな事ないですよ...笑

〇:え、でもこれどう見ても和ですよね?

賀喜:そうですっ!わかりました?

〇:いや〜もうこの絵で誰か分かんないことないですよ!

賀喜:それなら良かったです!






こうして楽しんでいる間にも時間は過ぎていきバイバイの時間に




和:え〜はるねぇもうかえっちゃうのぉ?


賀喜:ごめんね。明日もお仕事があるから帰らなきゃ

和:またあそびにきてくれる?

賀喜:うん!なぎちゃんがいいならいつでもきたいよ

和:またきてほしいっ!

賀喜:わかった。じゃあまたくるね?

和:うんっ!

賀喜:じゃあ今日はバイバイ!

和:ばいばーーいっ!





こうしてはるねぇの事が更に好きになる和でした


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