姉の子供を育てることになりました .20

ー会社にて



ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ


〇:ふぅ....終わったし帰るかぁ

菅原:なっ...まだ14時だぞ！？ もうおわったのか？

〇:おう。今回のクライアントさんスゲー話しやすくてすぐ契約決まったんだよ

菅原:う、うらやましい....

賀喜:さすが営業成績トップの〇〇さんですね

〇:いや〜そんなさすがと言われるほどじゃ...っというか部長もすごく評判いいじゃないですか！

賀喜:ん〜でも私は〇〇さんには劣りますよ

〇:絶対そんなことないですよ...笑

菅原:あのぉ...盛り上がってるとこ悪いんだけどさ

〇:ん？

菅原:ちょっとばっかし仕事手伝ってくんねぇかな...頼む！このままだと帰るの夜中になって飛鳥に怒られちゃうから！

〇:ん〜でも俺も早く帰って和と遊びたいからな〜


意地悪そうにそういう〇〇



菅原:たのむ！俺を助けると思って！

〇:いつも助けてるわ！

菅原:た、たしかに....

〇:まぁいいよ、手伝ってあげる

菅原:ありがとぉぉぉ...これでこそ俺の親友だ！

〇:(これは果たして親友と言うのか...？






それから4時間ほどデスクにへばりつき帰りたい一心で仕事を続けていると



〇菅:終わったぁぁぁぁ

菅原:はぁぁ...もうヘトヘトだ..

〇:おれもだよ

菅原:助けてもらったし今日飲みに行くか？

〇:お前アホか？夜中まで和が1人になっちまうじゃん

菅原:そうだった、、、

菅原:いや〜でも〇〇と久しぶりに飲みてぇなぁ

〇:気持ちは分からなくは無いけど...

菅原:あっ！そうだ！

〇:ん？

菅原:俺の家こいよ！家飲み！和ちゃんも連れてさ！

〇:こんないきなり押しかけたらそれこそ飛鳥さんから怒られるじゃないの？

菅原:まぁ....大丈夫だろ

〇:無責任だなぁ

菅原:いいからそういうことな！じゃあまた俺ん家で！



そういってそそくさと帰ってしまった


〇:ほんと無責任だなぁ

賀喜:いいじゃないですか。同僚と仲良くできることほど良いことないですよ

〇:たしかにそうですね。あ、部長も来て飲みます？笑

賀喜:ん〜私はそれより和ちゃんとまた遊びたいかなぁ

〇:それならいつでもいいですよ...笑

賀喜:いいましたね...？わたし絶対行きますよ？

〇:部長が来る分には全然問題ないですよ

賀喜:そ、そうですか...//




なぜだか分からないが部長の顔が少しだけ赤くなった気がした







そして和の待つ家へと帰り....


ガチャッ


〇:ただいまー

和:あっ！〇兄おかえりー！

この扉を開けるのが至福なのである

和:きょうね！おひるにさっちゃんとかくれんぼしたの！

〇:おーそうなんだ！やっぱりさっちゃんとはずっと仲良いんだね

和:うん！あとさくらも！

〇:あ〜さくらちゃんね！

和:うん！さくらすっごいおもしろいんだよ！

〇:そうなんだ...笑 (七瀬の子だからなぁ...そりゃあ面白いよな

〇:ってそんなこと話してる場合じゃないんだった！

〇:和！いまから咲月ちゃんのお家行くよ！

和:え！ほんとぉ！？

〇:うん。咲月ちゃんのお父さんに誘われたからね

和:やったー！はやくいこ！

〇:そうだな、行こうか

和:うん！








それから2人は菅原の家へと行き....




〇:こんばんはー

飛鳥:あっ！〇〇さんお疲れ様ですー

〇:今日は急に来ちゃってすいません

飛鳥:いえいえ！なんか強引に誘っちゃったみたいだしこっちこそすいません


と、話していると


咲月:なぎーっ！！

和:さっちゃん！！

お約束のごとく久しぶりに会ったかのように抱きつく2人



〇:え？2人とも学校で遊んでたんだよね？

和:うん！

咲月:かくれんぼした！

〇:2ヶ月くらい会ってないのかと思ったよ..笑

飛鳥:たしかに笑


菅原:おっ！2人ともよく来たね

和:おじゃまします！

咲月:パパ！あっちでなぎとあそんできていい？

菅原:いいけどご飯食べなくて大丈夫？

咲月:だいじょうぶ！

和:うん うん！


そう言って2人は奥の方へ行ってしまった





〇:改めて思うけど....子供の体力ってバケモンだな

菅原:俺らには無理だな

飛鳥:でも精神年齢は子供なんだしいけるんじゃない？笑

菅原:うるさぁい！






それから呑む準備をし...


飛鳥:よーし呑むぞー！

菅原:あれ？飛鳥の方がギア入ってる？

飛鳥:ここまでちゃんと用意したなら呑むしかないでしょ！

菅原:(これはかなりまずい予感が...

〇:菅原なんで黙ってるの？

菅原:い、いや、、なんでもない！飲むぞ！

飛〇菅:おーーっ！！





それから久しぶりに子供たちをあまり気にせずに呑んでいると....


菅原:げぇ...げぇ.....も、もう呑めねぇ....

飛鳥:よーひ！まりゃのむりょぉぉ！

〇:飛鳥さんもうだいぶ酔ってません？笑

飛鳥:まりゃまりゃのめるもーんっ！

菅原:やべ〜飛鳥を止めないと...ってか〇〇酒強すぎないか！？

〇:まぁ元々は毎日呑んでたからな

菅原:俺でも週1なのに....

飛鳥:あすかちゃんもしゅういち〜  うえっぷぅ...

〇:もう飛鳥さんそこら辺で止めてた方が....

飛鳥:え〜まだのむぅ....

菅原:もうダメだってほら！


ごくっ...ごくっ...ごくっ...




それから数時間飛鳥さんのみぎてにはグラスがあったのだとか...？






ー1週間後ー


菅原:ふぁぁ....眠たいなぁ

〇:っんな事言ってないで早く仕事しろ〜

菅原:なっ....お前は先生か！

〇:菅原の仕事手伝うのが嫌なだけだよ...笑

菅原:そ、そういうことかい....



それからまた仕事を続けていると....




賀喜:あのぉ...〇〇さんちょっといいですか？

〇:なんですか？

賀喜:嬉しい報告があります！

〇:え？何があるんですか！？

賀喜:〇〇さん6ヶ月連続で営業成績トップじゃないですか？

〇:はい。ありがたいことにそうですね

賀喜:その奨励として7日間の休みをプレゼントすることになりました！

〇: …え？  ぇぇぇえええっ！？

〇:1週間もいいんですか！？

賀喜:はい。上の人と話し合った結果、こうなりました

〇:やったぁ...！ (7日もあれば “ あそこ ” に行けるな

菅原:(俺も休み欲しいからがんばろ






〇〇が行こうとしている行き先とは！？