アイドルになる前から推し続けていた僕はマネージャーになりましたっ...! 前編
.この日茉央と瑛紗はとある場所へ来ていた
茉央:ここで本当に合ってるの?
瑛紗:うん。このまえ和と彩と一緒に来たから大丈夫!
茉央:それにしても〇〇さんこんなオシャレなお店で働いてるんやな~
瑛紗:なんかカッコイイ人が働くときに選びそうなお店だよね
茉央:たしかに...笑
瑛紗:とりあえず入ろっか
茉央:そうやな!
カラン カラン
△:いらっしゃいませぇ....ぇぇえええっ!?
(また来た...乃木坂が
△:あっ....えっとぉ.....〇〇呼んでくればいいですかね?
瑛紗:はい!お願いします
△:と、とりあえずそちらでお待ちください
(〇〇....あいつ何やったんだ?
〇:お待たせしましたぁ....あ、瑛紗さん
瑛紗:お勤めご苦労さまです!
〇:あ、ご、ご苦労さまです...笑
〇:あれ、っていうか五百城さんもいるじゃないですか
茉央:どーも。神宮のときは全然喋れなかったですね
〇:そうですね...笑
〇:立ち話もあれなんでそこ座っててください。コーヒー出しますんで
瑛茉:ありがとうございます!
〇:おまたせしましたぁ
瑛紗:ん〜和に秘密で来てる罪悪感はあるけどこのコーヒーの匂い最っ高♪
茉央:これやったら茉央も飲めるっ!
〇:良かったです..笑
〇:っていうか、なんで和には秘密なんですか?
瑛紗:それはですねぇ.....
〇: ….はい
(何か言われるのかな?
瑛紗:コーヒー飲んでから話します
〇:あ、はい...笑
それからコーヒーを飲みほし....
瑛紗:本題に入ります!
〇:はい.....
瑛紗:〇〇さん!将来の夢はありますか?
〇:将来の夢....特にないですけど
瑛紗:それじゃあもうひとつ。 和と仕事したいですか?
〇:!!!
〇:そりゃあ一緒に仕事したいですよ
瑛紗:よし、じゃあ決まりー!
〇:え?
茉央:やった!これで和も驚くね
瑛紗:うんうん!絶対驚く!
〇:あ、あのぉ....何が決まって何に驚くんでしょうか...
瑛紗:〇〇さんは今度から乃木坂のマネージャーになることが決まりました!
〇: ….は?
瑛紗:こんなこともすぐ飲み込めないようじゃマネージャーの仕事苦戦しますよー
茉央:〇〇さんは私たちのマネージャーになってもらうんです!
〇:あぁ....ほんとに?
瑛紗:はい!もう許可とってます!
〇:でもほら、あれって女性しかなれないもんじゃないの?
茉央:基本はそうなんですけどぉ....〇〇さんだけ
「とくべつ」です!
〇:そ、そうなんだ....
(こりゃあすごい話になってきた
〇:で、それでなんで和が驚くんですか?
瑛紗:だってまだこのこと和には一切伝えてないんです!
〇:ぇ?和はまだ知らないんですか!?
瑛紗:はい!一切知りません!
茉央:だから〇〇さん!和がもしこのお店に来ても言っちゃダメですからね?
〇:わかりました。内緒にしときます
それから2人は約束を終えた後帰っていき....
〇:(まずい....勢いでOKしたけどマネージャーなんて俺に出来るのか?向いてるか向いてないかでいうと100%向いてないぞ?
そんなことを考えていた2時間後
カラン カラン
〇:いらっしゃいませ〜ってあれ?どっかでみたことある顔ですね?
?:うるさい。早く席案内しろっ
〇:店員に向かってうるさいは無いでしょ?笑
(なんでこのタイミングで来るんだよ....
?:もう!いいから席案内して!
〇:はいはい。ここだとバレるかもしれないから個室でいい?
「なぎ」
和:いいよ。てか、変装してても分かるんだね
〇:うん。こんなおチビさん中々いないもん
和:あぁ!酷いこと言ったァ!
〇:はいはい。はやく席に着いて〜
〇:注文は?
和:コーヒーとガトーショコラ
〇:わかった。すぐ持ってくる
〇:お待たせしました〜
和:ありがと。
和:〇〇今ひま?
〇:うん。なかなか人来ないし来たとしても△△がいるから忙しくはないよ?
和:じゃあさ、ここ座ってくれない?
そういって和の隣の席を指さす
〇:わかった。
〇:今日は何しに来たの?
和:ん?たまたまコーヒー飲もうとして入ったお店に〇〇がいた
〇:それは偶然だねぇー って嘘つけぇ!
和:本当は....この前のお礼をいいにきたの
〇:お礼?俺なんかしたっけ....
和:あれだよ、公演が終わったあと裏に来てくれたこと
〇:あ〜和がめちゃくちゃ泣いててそのまま寝ちゃったやつか
和:もうっ...恥ずかしいから言わなくていいっ...//
〇:でもあの時の和....めっちゃ可愛かった
和:何いってんの、、、泣いてる姿なんて1番情けないでしょ
〇:いやぁ....なんかねぇ...言葉にするの難しいんだけどすっげぇ綺麗な涙だったよ
和:ほんとに?笑
〇:まぁ泣いてる姿は赤ちゃんそのものだったけど
和:むぅ...やっぱりバカにしてる
〇:まぁ和だからね
和:何その私ならバカにしていいみたいな言い方!
〇:だってほら、こんなに綺麗で可愛くて性格も良い人なんてケチつけようもなくて近づきにくそうじゃん?
〇:でも、バカにしていいってだけでだいぶイメージ変わるでしょ!
和:私そもそも綺麗でも可愛くもないよ?
〇:和の家鏡ないの?
和:え?もちろんあるよ
〇:その顔で綺麗でも可愛くもないなら世の女性はいったいなんなんだ?笑
和:〇〇くらいじゃない?私のこと可愛いとかいってくれるの
〇:「超絶かわいい!和ちゃん!」って毎回言われてんじゃん...笑
和:まぁそんなこともあったかな?
〇:なんならそのコールが上手いやつがそこの受付に立ってるけど?
和:そこは〇〇も上手くなってよ
〇:だって「おーれーの!和ちゃん!」とか言っても『ごめんなさーい!』って言われるじゃん笑
和:あそこでそんなコールするからでしょ!
〇:そっか...笑
和:てかさ、さっきから気になってること聞いてもいい?
〇:なに?
和:なんで〇〇の服から瑛紗の匂いがするの?
〇:え?(マジかこいつ!!
和:だってほら、匂いするもん
そういうと僕の胸の辺りをクンクンする和
和:あれ、なんか茉央っぽい匂いもするような...
〇:き、気の所為だよ....瑛紗さんにだって神宮のとき以来会ってないんだから
和:うそだぁ...匂いするもん
和:隠れて2人に会ったでしょ?
〇:い、いやぁ 、、、、
〇:(こ、こうなったら.....一か八か
ぎゅっ
匂いがすると言われた胸の辺りでワザと和を抱きしめる〇〇
和:ふぇ...?
〇:まだ匂いする?
和:クンクン....あれ、私の匂いになってる
〇:ほら、やっぱり和の勘違いだって!
和:そうかなぁ.....
〇:そうだよ そうだよ!
(ふぅ....なんとか誤魔化せた....
和:あ、そういえば今勝手にギュッでしたね
〇:あ、う、うん....
和:許可もなくアイドルにギュッってするなんてほんとありえない
〇:ごめんって...笑
和:罰として.....もう一回ギュッてして?
〇:え?
和:ほら、はやく!
〇:結局このギュッてするの好きなんじゃん笑
和:うるさいっ!
〇:はいはい...笑
こうしてまた和を今度は強めに抱きしめる
〇:あれ、もしかしてドキドキしてる?
和:うるさい。静かにしてっ
〇:和の鼓動の方がうるさいんだけど
和:う、うるさいっ!
〇:ふふっ....
こうやって和を煽っている〇〇だが、和を抱きしめることにすごく幸福感を感じていた
和:あ、もうこんな時間だ
〇:明日も早いの?
和:うん。明日は撮影があるからね
〇:そっか。頑張ってね
和:うん!〇〇もね?
〇:うん。あ、1個だけお願いがあるんだけど
和:なに?
〇:和と話してた時間俺の分まで△△が働いてくれてたから握手だけでもしてあげてくれない?
和:あ〜わかった
そしてこの話を△△にいうと....
△:え、やばっ....手ぇ洗ってこないとっ...それに香水もつけなきゃだし...
〇:色々やってたら帰っちゃうぞ?
△:そ、そっか
和:えっとぉ....握手すればいいんだよね?
△:お、お願いしますっ!
和:いつも〇〇がお世話になってます!もし〇〇がなにかしてきたら乃木坂の方に連絡ください!
和:私がコテンパンにしつけますから!
△:は、はい!
〇:(いやコテンパンにするなんて言うなや
和:それじゃあまたミーグリとか来てくださいね?
△:はい!行きますーっ!
和:それじゃあまた〜
〇:和 ...接し方プロだな
改めてアイドルのすごさを感じた〇〇
△:な、なぁ....俺、和ちゃんと握手したんだよな...
〇:何いってんの?和ちゃんなんて来るはずないじゃん
△:お前どっかで頭打った?
それから1ヶ月後
今野:今日は集まってくれてありがとう
今野:実は皆に紹介したい人がいる
5期生(和以外):(きたぁぁ!!
今野:それでは入ってきてくれ
?:失礼します
和: …っ!!
今野:紹介する。今日からマネージャーになる〇〇君だ
〇:今日からよろしくお願いします。
今野:それじゃあみんな質問とかもあるだろうから僕はここで失礼するよ
そして今野さんが部屋から出たあと....
和:えっ...な、なんで〇〇がいるの!?
〇:瑛紗さんと五百城さんからお願いされたからね〜
和:てれぱん良くやった!
瑛紗:へへ。さぷらーいず
和:ほんとナイス!
彩:これで〇〇さんは和だけのものじゃなくなったね~
和:あ、たしかに....
〇:何にそんな落ち込んでんだよ笑
茉央:とりあえず!これから〇〇さんよろしくお願いしますね!!
〇:はい。頑張ります
こうしてマネージャーになった〇〇でした