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酔っ払っていた美女を介抱したらいつの間にか相思相愛のカップルになってました!



遥香:今日どうする〜


〇:なんのはなし?

遥香:いやだなぁ〜今日は一緒に呑もうって話だったじゃん!

遥香:いくらバイトが忙しいからって忘れたら怒るよっ

〇:あ、そうでした....テヘ

遥香:『テヘ』とかいって誤魔化すのもなしね

〇:すいません....



今すこしだけ怒っているのは僕の彼女である遥香
大学1年の時に知り合ったすごく優しい彼女
だけど “ ふたり ” の約束を忘れると怖いのだ



〇:無難にピザとかでいいんじゃないでしょうか

遥香:たしかにそれが一番いいよね


遥香:ビールとかハイボールは買っとくね!

〇:あんまり買いすぎるなよ〜

遥香:大丈夫だって!

〇:そんな酒に強いわけじゃないんだからさ...笑

遥香:まぁ....たしかに

遥香:でも!今日はお家で呑むわけだし大丈夫だよ

〇:次の日二日酔いとかになっても知らんぞ〜

遥香:わかってるってば!





それから2人はお会計をすませ2人飲み会の準備を終わらせた



遥香〇:かんぱーい!

ゴクッ ゴクッ ゴクッ


〇:ぷふぁぁ.....うまいっ

遥香:やっぱりお家で呑むのもいいよね〜


〇:おじさんに絡まれずに済むしな..笑

遥香:大学生がいっぱいいるような所とかがあればいいのにね

〇:たしかにな

〇:でも、、それだと遥香がナンパされるかもしれないから嫌だ

遥香:〇〇が遠くに行かなきゃ大丈夫でしょ

〇:まぁそうだけど...

遥香:〇〇ってほんと私のこと好きだよね笑

〇:当たり前じゃん! 初めて好きになった人だし

遥香:それ言われるの嬉し〜

〇:出会い方は最悪だったけどね

遥香:もう思い出したくない....

〇:じゃあ思い出すために話すかぁ

遥香:えー ……




ーーーー


あれは夜中まで働いたアルバイトの帰りであった

眠気を感じながらも何とか家へと帰っている途中の出来事だった


スースースー😴😴

なんと若そうな女性が道端で寝ていたのだ


〇:こんなとこで寝ちゃったら誰に襲われるか分からないし危ないな


そう思った〇〇は女性を起こしてみる

㌧㌧

〇:あの、大丈夫ですか?

?:ん〜あなただ〜れぇ〜

完全に酔っている様子の女性



〇:あ、僕は大学生の〇〇っていいます

?:ふぇ〜そうなんだぁ〜

遥香:わたしは遥香っていうの〜

〇:こんなとこで寝ちゃうと危ないんで家に帰った方がいいですよ

遥香:でもさぁ....おうちまで遠いんだもん


遥香:そうだぁ!〇〇くんのお家に泊まらせてよ〜

〇:いやいや、さすがにまずいですよ

遥香:泊まるだけじゃ〜んおねがーい


座っていることもあり、上目遣いになるため遥の顔面の強さを全面に浴びてしまう〇〇


(うっ....かわいすぎる)

〇:明日起きて『ナンパされた』なんて言わないでくださいよ?

遥香:はーい

〇:(大丈夫かな...



それから家へ向かったのはいいが....



ー次の日ー


?:あ、あなただれ....も、もしかして私のこと襲ったの?


〇:ち、ちがうよっ! 道端で寝てた遥香さんに声をかけたら家に帰るのが遠いから嫌だって言ってたからここにいるんだよ

遥香:なんで私の名前を....やっぱり襲ったんだ

〇:だから違うってばっ!💦



結局誤解を解くのに3時間ほどかかってしまった


ーーーー


〇:これが初めて出会ったときだよな

遥香:あのときはほんとに襲われたんだと思ってた..


〇:誤解にもほどがあるんだよな

遥香:タイムマシーンが出来次第あの時の私に教えに行く!

〇:そうしてくれ〜

遥香:でもあの時会ってなかったら今はないよね


〇:そうだな。大学は一緒だけど学科が違うから中々会わないだろうな

遥香:そう思ったらあの時寝ててよかったかも笑

〇:いってることは嬉しいけど、あの時も完全に酔い潰れてたんだろ?

遥香:うん。あのときは何かのパーティーで先輩にすっごい呑まされてた

〇:酒弱いのによくそんな呑ませるなよな

遥香:先輩そういうの気にしないタイプだったから....

〇:男として最低だな

遥香:〇〇みたいな人ばっかりじゃないんだよ

〇:俺レベルの人ならいっぱいいるでしょ

遥香:道端で寝てる人に襲うんじゃなくて家まで連れていってくれる人なんていないよ?


〇:まぁそのあと訴えられたらどうしようもないしな

遥香:訴えるまではいかないだろうけど警察には行きそうだね笑

〇:怖ぇぇ...



それから話がはずみお酒を呑むスピードが加速していると


遥香:もっどぉ~もっどのむろぉ~

〇:おいおい、酔いすぎだ

遥香:な〜んにも酔ってぬぁ~い

〇:まさかハイボール3杯で酔うなんて..笑

遥香:だ〜か〜ら〜酔ってぬぅぁ〜い


〇:もう寝なよ笑

遥香:えぇ〜まだのむぅぅ

〇:お姫様抱っこでベットまで行くならどうでしょうか?

遥香:よかろ〜う

〇:はいはい


そうして飲み会終了を快諾してくれた


そして布団に入ると


「ぎゆっ.....!」


〇:え、めずらしっ

遥香:へへ..///

〇:かわいすぎるわ

遥香:おひめさまからのぎゅーはどう?///

〇:致死量のかわいさだね

遥香:だってぇ~〇〇の彼女だよ?かわいくないとっ!

〇:それあの時もいってたな....


ーーー

遡ること2年前


〇:遥香さん..!

遥香:どうしたの..?


〇:そ、その....遥香さんに伝えたいことがあって

遥香: …..

〇:ぼ、ぼく...遥香さんのことが大好きですっ!

〇:付き合ってください!

遥香: ….こんな私でいいならお願いします

〇:やったぁぁぁあ

遥香:ほんとに私なんかでいいの?

〇: “なんか” じゃなくて遥香さんがいいの!

遥香: .. ///

〇:すっごい可愛い

遥香:〇〇くんの彼女になるならもっとかわいくないとっ


〇:いやいや既にめっちゃ可愛いよ?

遥香:そ、そんなに可愛くないよ//

〇:顔真っ赤じゃん..!笑

遥香:だっ ..だってぇ.. ///

〇:遥香さん茹でダコになっちゃうよ笑

遥香:顔あっついよぉ

〇:(こんな遥香さん初めて見た)


ギュッ


遥香:え?///

〇:あまりにもかわいすぎて抱きたくなっちゃった..笑

〇:てかほんとに顔あついね


〇〇の胸の辺りにある遥香の顔が沸騰してるかのように熱くなっていた


遥香:40度くらいありそう


〇:まじで大丈夫?

遥香:だ、大丈夫じゃない.. //

〇:これからどうなるんだろ笑

遥香:それはもちろんラブラブカップルだよっ///

〇:いったなぁ?

遥香:いった!

〇:じゃあ....これやっとくか


そういって少ししゃがみ遥香の唇に唇を合わせ


チュッ


遥香:っ..!///

〇:あれ、もっと顔あつくなってない?

遥香:いきなりキスなんてされたらこうなるって!


〇:そうか..笑

遥香:これからよろしくねっ

〇:おうっ!






ーーーー


〇:こういうこともあったよな

遥香:スースースー😴😴😴

〇:寝てるし..笑

〇:これからも好きでいてね


『チュッ』


その瞬間すこしだけ遥香の顔が赤くなった気がした

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