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夢の国に来たけどキャストさんより隣にいる人の方が可愛いんですが...

和の攻撃(寝相の悪さ)によりなかなか寝れずいつの間にか太陽が顔を出し始め....



〇:和...おきて...!!

和:んんん.....〇〇おはよぉ


〇:おはよう....の、前に足みてよ

和:え?



よく分からなさそうにしながら足をみると...


和:キャッ...足絡めてくるなんて〇〇積極的っ...///

〇:ちがうわ!和が寝相悪すぎて足絡めてきたの!

和:わたし女の子なんだから寝相悪いわけないじゃん!

〇:っていわれると思って動画撮ったんだけど観る?

和:えっ盗撮っ!?


〇:うん。もうきらい

和:ごめんなさい....

〇:ほんとに何回腹蹴られたか分からないくらい蹴られたんだからな?

和:ほんとにすみませんでした....

〇:まぁいいよ

和:ありがとっ






それから和は着替え終え…


〇:あ、俺その服好きかも

和:女の子にいうときは『好きかも』じゃなくて...?


〇:好き

和:も〜〇〇ったら〜///

〇:(なんだこいつ....

〇:とりあえず電車で行くんだしはやく行くぞー

和:え?車じゃないの?

〇:え、車で行くの?

和:だってそっちの方が楽じゃん

〇:楽なのは和だけな...💧

和:電車だったらファンの人にバレちゃうかもしれないし〜そうなったら〇〇ちゃんと私のこと守れる?

〇:守れるだろうけど面倒くさいし車で行くかぁ

和:やった!







それからディ〇ニーに向かうと....



〇:夢の国ってこんな人多いのかよ

和:これまだ少ない方だよ?


〇:ま、まじかよ....

和:もしかして夢の国初心者?笑

〇:彼女も出来たことないようなやつが上級者とでも思う?

和:家族と行ったりするじゃん

〇:1回しか行ったことないよ

和:そうなんだ






そうしてアトラクションに乗る....と、思ったのだが




和:まずはやっぱり被り物だよね〜

〇:えぇ...被り物するの?

和:せっかく来たんだから被り物は必須でしょ

和:あ、もちろん〇〇も被るんだよ?

〇:お断りという選択肢は....

和:そんなのあるわけないでしょ

〇:そ、そうですよね.....





和:私これにしよっかなぁ.....あ、〇〇これいいんじゃない?


〇:え、これ俺の目にはカチューシャに見えるんだけど....

和:うん。だってカチューシャだもん

〇:嫌だなぁカチューシャは

和:〇〇髪長いし丁度いいじゃん!

〇:なんかもうつけるしか選択肢がない気が....

和:どうせつけないって選択肢しか選ばなさそうだからこれで決定ね

〇:はい.....(完全に尻に敷かれてます








こうして恥ずかしさも感じながら1個目のアトラクションに並ぶのだが...



〇:1時間待ち.....生写真の待ち時間よりましか

和:比較対象がおかしいって

〇:いや〜だって前はよく並んでたんだもん

和:〇〇って私より乃木坂ファンだよね

〇:うん。そうでもなかったら壁一面をアイドルで埋めないって

和:たしかに〇〇の部屋って隠しきれないくらいアイドルのポスター貼ってたよね笑

〇:初めて和に見られた時はキモがられただろうなって思ってたわ

和:〇〇ってアイドル好きなイメージがなかったからキモいってよりかは意外性の方が勝ってたかなぁ

和:てか、あのとき私に対してすっごい固かったよね笑

〇:当たり前じゃん。井上さんは高嶺の花だったんだから

和:思い出したように苗字で言わなくていいから笑

〇:そうか...笑

〇:あの頃の俺に近い将来、井上さんのこと呼び捨てにしてるし、マネージャーになってるよって言っても絶対信じないだろうな

和:あのときから〇〇のことは面白い人だな〜とは思ってたけどね

〇:そうなの?

和:だって毎日みんなの前で怒られるのにそれでも毎日課題出さないんだよ?変わり者すぎるでしょ

〇:たしかに....
(あの頃の俺!課題出さなくて正解だったぞっ!






それから待ち時間は特に暇をすることなく過ごし、カップルと勘違いされてるんじゃないかと若干思いながらもアトラクションを楽しみ





〇:いま何時?

和:19時!


〇:えっもうそんな時間経ったの!?

和:まぁこれくらい楽しんだらこれくらいの時間になるよ

〇:明日は普通に仕事あるしお土産買って帰るか

和:うん!そうしよっ






それから何個かメンバー用のお土産を選び...夢の国から現実世界へと戻った


和:〇〇いつまでカチューシャつけてるの?笑

〇:あ、取り忘れてた

〇:てか、カチューシャって髪が邪魔にならないしいいかも

和:買うときはあんなに嫌がってたくせに


〇:だってこういうのは買わない派の人間だったんだもん

和:これから〇〇をワタシ色に染めてあげるっ

〇:俺は彼氏かっ!

和:ん〜

〇:いやそこは即否定せんかいっ!

和:だって否定はできないから...///

〇:(なんで照れてるんだろ...







それから和を送り自分の家へ帰ると



〇:あぁ....久しぶりに1人な気がする.....

〇:なんか.....この2日楽しかったなぁ




珍しく黄昏れる〇〇でした



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