久しぶりに会った〇〇と再婚することになりました .19
とある平日の話
美月:ごめん〇〇っ!急遽仕事入っちゃったからさくらのこと保育園に送ってくれない?
〇:わかった。気をつけて行きなよ〜
美月:うん!ありがとっ
こうして美月は出ていき....
〇:さくら起きろ〜!
さくら:スースー
〇:さくら起きろよ〜!
体を揺らしながら起こそうとすると
〇:あれ、なんか熱いような.....
ちょっと嫌な予感がしたのもありおでこを触ると
〇:熱っ....(うわぁこれ絶対熱じゃん
〇:さくら、お願いだから一旦起きて..っ!!
さくら:んぅぅ....パパおはよぉ
〇:おはよう。さくらちょっと熱計ってくれない?
さくら:うん...
寝起きということもあり眠たそうに体温計を脇に挟み
ピーピーピー
さくら:はい
〇:38.3度....これじゃ保育園は行けないな
さくら:えぇ....はるとあそびたかったのに
〇:この状態で保育園に行っても遥香ちゃんに熱が伝染るからダメだよ
さくら:はぁい
〇:それと、熱があるから病院も行かなきゃね
さくら:えぇ....びょういんやだぁ
〇:嫌だろうけど何かあったら大変だからいかなきゃいけないの!
さくら:はぁい....
〇:行ったらなんかご褒美買ってあげるから
さくら:うん...いく
〇:よしっ...じゃあ会社に電話かけるからさくら着替えときな
さくら:うん
〇:はい....はい....すいませんそういうことなので今日は休ませてください
部長:おう。わかった。こっちとしては痛手だがお子さんをひとりにするわけにはいかないからな
〇:はい...
部長:それじゃあ。また明日な
〇:はい。よろしくお願いします
こうして仕事先と保育園に休みの連絡を入れ
〇:よし、さくら車乗ってー
さくら:うん 。。。
さくら:ちゅうしゃするかなぁ...?
〇:大丈夫。さすがにただの熱だと思うから
さくら:ならよかった!
こうして病院に行き問診を受け、
特に異常はなかったため薬をもらい病院を出た
〇:とりあえず異常なくてよかった
さくら:うん
〇:あ、そういえばご褒美何がいい?
さくら:みたらしっ!
〇:あぁ....やっぱりね笑
〇:じゃあみたらし団子買って帰ろうか
さくら:うんっ!
こうしてみたらし団子を買い、熱が出てるとは思えないくらい元気になった状態で家に帰った
さくら:パパあそぼ〜
〇:あのなぁ....遊びたい気持ちは分かるけどお休みしてるんだからちゃんと寝ないとダメだよ
さくら:むぅぅ.....さくねむくないもん
〇:それでもダメなんだよ。早く治らないと遥香ちゃんにも会えないしね
さくら:はるにはあいたい....
〇:でしょ?じゃあ今日は寝よ?
さくら:うん....でも、パパいっしょにねようよ
〇:しょうがないなぁ....じゃあ一緒に寝ようか
さくら:うんっ!
それからまたベットへ向かい
さくら:ぱぱ....
〇:ん〜?
さくら:おねつなおったらあそびたい
〇:そうだな。いっぱい遊ぼ
そうして少し会話をしているうちに眠りにつき....
スースーと寝息が聞こえてきた
〇:(ほんと気が狂うくらい可愛いなぁ....
〇:(甘やかさないなんて無理に決まってる...笑
こうしてひとり、親バカを無罪化したのでした
そして夜になり
美月:たっだいまぁ!
〇:シー🤫
美月:え?どうかしたの?
〇:さくらが寝てるから静かにして
美月:えっ...さくらもう寝ちゃったんだ
〇:熱だからね
美月:え、熱出したの!?
〇:あれ、いってなかったっけ?
美月:聞いてないよ!病院にはいったの?
〇:もちろん。病院行って帰ってからずっと寝てるよ
美月:そうなんだ....あれ、じゃあ今日は〇〇仕事休んでくれたの?
〇:うん。美月が急遽仕事入ったって言ってたから休むなら俺かな〜って思ってね
美月:助かるよ。ほんとは私が休まなきゃいけないのに
〇:なにいってんだよ!お母さんが休まなきゃいけないって法律なんかないでしょ?笑
美月:それはそうだけど....
〇:それに、あんな可愛いやつのために休むなんて痛くも痒くもないしね
美月:たしかにあの寝顔みたら全部解消しちゃうよね笑
〇:だよなっ....だから俺が親バカになるのも仕方ない!
美月:それはダメに決まってんでしょ!
美月:なんかみたらし団子のパックが3つもあるし!
〇:あ、それはさくらが病院に行ったご褒美で....
美月:それは普通1パックでしょ!
〇:そ、そうでしたですね...笑
それから次の日になり
さくら:パパおはよー!
〇:おっ!しっかりよくなったんだね
さくら:うん!パパきのうはありがとっ
〇:いいよ〜あ、でももう風邪ひかないでね?笑
さくら:はーい
こうしてまた普通な日々が戻ったのでした