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WEEK13 MIA戦の好プレー振り返り

MIA戦の好プレー振り返りを。

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2Q 3:37 EDGEイナグバーリのサック

3rd&8。SimからLBマクダフィ、ウォーカーが下がり、結局DLの4人のラッシュに。Simに混乱したLTアームステッドが、左サイドからラッシュするイナグバーリをフリーにさせて楽々サック。

Simがうまくいった典型的な例。DL4人のラッシュでもSimにすることで相手を混乱させることができる。

2Q 1:42 WRリードのTD


3rd&2 11パーソネル ショットガン
1stダウンまで2ydということで、RBジェイコブスのランを警戒されている。RBリードの前にいるLBブルックスもランを予想してスナップ後に中央へラッシュ。左サイドのWR3人に対してディフェンスは2人と人数有利になり、リードへのスクリーンパスで楽々1stダウンのラインを超え、WRウィックスの好ブロックでTDに。

ジェイコブスに注目が集まることを予想してのコール。ランが出ることをパスに活かしたプレーだった。

2Q 8:38 WRリードのジェットスイープ

1st&10 11パーソネル アンダーセンター
右にモーションしたWRリードのジェットスイープ。EDGEオグバーがRBジェイコブスのランを予測して中央に動き、右サイドのディフェンスが手薄に。TEクラフト、WRウィックスの好ブロックとリードのタックルを破るランでロングゲインに。

これもジェイコブスのランを警戒されている状況を利用したプレー。1stダウンでのランを繰り返していた効果が出た。


4Q 8:03 RBジェイコブスへのパス


1st&10 11パーソネル アンダーセンター
プレーアクションからWR3人へのパスを狙うがカバーされていてRBジェイコブスへのチェックダウンを選択。ジェイコブスもカバーされており、ショートゲインに終わるかに見えたが、鋭いカットでディフェンスを交わしロングゲインに。このプレーだけで3つのミスタックルを生んだ。

チェックダウンでジェイコブスを使うことの効果が最大限に表れた。NFLで最もミスタックルを生めるスペシャルな選手であり、ディフェンスとの距離があることでよりその特徴が活かせたプレー。チェックダウンが武器になるのはオフェンスを楽にしてくれる。


ディフェンスはパスラッシュ、オフェンスはランを囮にしたプレーが冴えた試合でした。ゲームプラン、プレーコールで相手を上回ったと言っても差し支えないでしょう。今後にも活きるプレーがたくさん見られたのも嬉しいですね。

GO!PACK!GO!

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