2024シーズン:WEEK9 DET戦の展望
日本時間11/4(月)の6:25から行われるDET戦の展望です。今週からアメリカは冬時間なのでお気をつけください。
最終のインジャリーリポート
・CBアレグザンダーは今週練習していないもののQuestionable
・QBラヴは2日連続で練習参加。セットバックが無ければ出場するとのラポポートの情報
・DETはディフェンスのスターター、DEパスカル、LBマルコム・ロドリゲス、控えDTのマーティンがOUT
DETのデプスチャート
DETはここまで6勝1敗。シーズン前半は勝ってはいたものの調子が出ない感じでしたが、ここ4戦は全て30点以上、そのうち3戦が40点以上と絶好調。今、1番強いチームと言っても過言ではありません。
DETの戦力
オフェンス
ほぼ隙のないハイパーオフェンス
QBゴフはここまでレーティング115.3。安定したプレー+ギリギリのパスを通すようになり、ここに来て成長が見られる。DETのスキームが良いのは確かだが、彼のプレーも好調の大きな要因。
レシーバーの中心はWRアモンラ・セントブラウン。スロットからの多彩なプレーでDETオフェンスを支えている。TEラポルタやRB陣も危険なターゲット。特にRBギブスを使ってのプレーはロングゲインを産むことができる。
RBはモンゴメリー、ギブスの1,2パンチ。モンゴメリーは中央を突くプレーが多く、ギブスはスピードを活かしたプレーが多いが、いずれもリーグ有数の選手。NFL最高の1,2パンチだろう。特にギブスは2年目でNFLに慣れたこともあり、DETオフェンス1番の脅威と言っても過言ではない。
DETと言えばOLの強さが有名。ランブロックはリーグトップクラスでランの好調を支えている。一方でパスプロは現状はそこまでよくはない。DETオフェンス唯一の弱点と言えるかもしれない。
ディフェンス
LB、Sを活かしたアグレッシブなディフェンスが特徴
パスラッシュはEDGEハッチンソンが怪我で抜けてしまった影響は大きい。DTマクニールなどインサイドの強さはあるが、EDGEからのプレッシャーはあまりかけられていない。
ランディフェンスはDETの強みの1つ。LBキャンベル、アンザローニ、Sジョセフ、ブランチとタックルの強い選手が揃っており、ロングゲインを許すことは少ない。
パスディフェンスはセーフティ陣の能力を活かしターンオーバーを奪えるのが強み。ジョセフ、ブランチの2人で既に9インターセプト。オフェンスに良いフィールドポジションからプレーさせているのが高得点を取っている要因の1つ。
一方でCBには不安が残る。FAで獲得したデイヴィス、ドラフト1巡のアーノルド、スロットのロバートソンといずれも悪くはないが、完璧に抑えられるタイプではない。特に新人のアーノルドはまだ安定感に乏しく穴になることもある。
パッカーズはどうする?
オフェンス
ラヴとウィリスどちらが出るかわかりませんが、いずれにしてもランヘビーで勝てるほどDETのランディフェンスは甘くない。ランは必要ですが、相手のCBを狙うプレーを使わなくてはいけないでしょう。
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ディフェンス
ディフェンスでやることは2つ
・ゴフにプレッシャーをかける
・ランとショートパスからのRACを止める
やり方はハフリーにお任せしますが、上記2つが出来なければDETの強力オフェンスの餌食になるでしょう。
有料ですが、こちらに少し詳しく書いています。
日曜のグリーンベイの降水確率は100%。雨量もそこそこありそうで試合への影響は避けられないでしょう。どちらに有利かはわかりませんが、試合を左右するファクターになる可能性があります。
地区優勝を争うためには大事な1戦ではありますが、勝敗以上に「パッカーズは後半強くなる」と思わせる試合を見せて欲しいですね。NFLの勝負は後半ですから。
勝ってほしいですけどね
GO!PACK!GO!