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突然の変化があったルーキーシーズンを終え、Sジャヴォン・バラードは前進を続ける
Packers.comのSバラードについての記事の翻訳です。
シーズンオフは情報も少ないので、目についた記事はなるべく訳して皆様にお届けしたいと思います。
パッカーズが昨春、ジョージア大出身のDBジャボン・バラードを2巡で獲得した大きな理由は、彼の多才さだった。セーフティやスロットCBをこなせることが分かっていたため、ドラフトでの彼の価値は高まった。
その多才さはバラードのルーキーシーズンで予想以上に求められ、大きな挑戦であると同時に、今後の大きな成長の礎でもあった。
「突然の変化に適応できた」とバラードは、フィラデルフィアとのプレーオフで敗れた翌日にロッカーを片付けながら、NFL初シーズンを総括するよう求められた際に語った。「おそらく、それが自分自身について最も誇りに思えることだ。ディフェンス後方で動き回り、複数のポジションをこなし、それぞれのポジションで結果を出せる。それが自分の長所の1つだと思う」
しかし、それは簡単なことではなかった。
バラードは今年、ゼイビア・マッキニーの相方のセーフティとしてスタートした。10月中旬には、同じ新人のエヴァン・ウィリアムズがスターターの役割に移ったため、スロットCBとしてプレーすることが多くなった。
その後、ウィリアムズがWEEK8のジャクソンビル戦で負傷して離脱し、彼が復帰するまでバラードはしばらくセーフティに戻った。12月初旬のデトロイト戦では、ウィリアムズが前半で退場したため再びセーフティに戻らなければならず、第4Qには足首を痛めて自身も2試合を欠場した。
WEEK16のミネソタ遠征で復帰した時は、負傷したウィリアムズの代わりにザイン・アンダーソンがセーフティに入ったためスロットCBを努めたが、その後アンダーソンも負傷したため、再びポジションを変更した。
経験豊富なベテランが必要に応じて2つのポジションを行き来するのは普通のことだが、新しい戦略を学んだばかりでプロのゲームスピードに適応中の新人にとっては全く別のことだ。
「あれは難しいよ」とバラードは認めた。「嘘はつけない。簡単じゃないのに簡単だなんて言うつもりはない。スイッチのオンとオフを切り替えるようなこととは違ったレベルの集中力が必要だ」
最も困難なのは試合中に他の選手が負傷した時だった。なぜなら、バラードは主にニッケルCBとして練習していたのに、練習していなかったセーフティのポジションに交代しなければならなかったからだ。足首の怪我のせいで2週間練習を完全に休んでいたため、シーズン終盤の交代は特に厳しいものだった。
「フットボールをあまり知らない人にとっては同じように感じるだろうが、この建物にいる人やフットボールを分析している人にとっては、これらがまったく異なる2つのポジションであることが分かるだろう」とバラードは語った。「学ばなければならないことがあるし、まだ磨かなければならないこともある。今年は望んでいたような年ではなかったが、来年はそうなるだろう。常に自分自身をレベルアップし、前進する方法はあるよ。」
身長5フィート10インチ、体重198ポンドのバラードは、ディフェンス陣の誰よりも確実なタックラーで、合計90タックルはチーム3位とLBのクウェイ・ウォーカー(102)とアイザイア・マクダフィー(97)に次ぐ成績を収めた。61回のソロタックルは、コーナーバックのキーショーン・ニクソンと同数で2位(ウォーカーの72回に次ぐ)。コーチ陣は、彼がディフェンスにもたらしたフィジカル面での存在感を称賛した。
彼が望んでいたような年ではなかったと言うのは、インパクトのあるプレーがなかったことを指している可能性が高い。PBUはたった1回、ロスタックルは2回で、サックやインターセプトはなかった。
彼のインパクトあるプレーが出るのはもうすぐだと信じられている。ジェフ・ハフリーDCとライアン・ダウナードDBコーチは、新人のバラードに求められたことの難しさを認め、その困難の中での彼のプロ意識と対応を高く評価した。
「我々は、1度に彼に負担をかけすぎないよう、適切な方法で対処しようと努めた」とダウナードは語り、コーチ陣に選択の余地がなかったことも認めた。「彼は、セーフティに関するあらゆることを学んでいたため、ニッケルCBの役割はわかっていたが、実際にその立場に身を置くと状況は違ってくる」
「これは将来的に彼にとってプラスになると思う。彼は様々な仕事をこなせるので、どのポジションにセットするか分からない選手になるだろう。彼がキャリアを続ける上で、これは良いことだ。」
ハフリーも同意した。
「彼は非常に多才で才能があり、ニッケル、ダイム、セーフティなどあらゆる場所で活躍できる。ボールに接近でき、ブリッツがうまく、ランディフェンスに参加でき、カバー能力にも長けている。彼があらゆることを理解し、感じ取ることができるようになれば、将来的には多くのことを同時にできる選手になるだろう。」
オフシーズンプログラムが始まったら、それを彼が集中して取り組むことになるだろう。バラードは、負傷した足首のクリーニング処置が必要になるだろうと話し、チームのベテラン選手たちと話し合って、トレーニングを再開するまでにどれくらいの期間休むべきかを決める予定だ。
すべてを考慮すると今年は「厳しい」1年目だったが、彼はその経験を元にもっと良くなることを期待している。
「ああ、もちろんだよ。」と彼は言った。「これは成長するための踏み石になるだろう。学習曲線が上がっていく始まりだ。一度つかんだら、もう手放さない。それが私のモットーの1つなんだ。物事がどうなるかなんて誰にも分からないから、とにかく努力し続けるよ」
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この記事の通り、バラードの1年目はセーフティとスロットCBの移動が多く、苦労が多かった。逆に言えば彼のおかげで一定以上のレベルを保てた。プレーの評価が低くても彼の貢献度はかなり高かったと思います。
マッキニーの相方はウィリアムズ、アンダーソン、オラダポの3人が務められることがわかったので、バラードはスロットCBとしてプレーすることが多くなりそう。1つのポジションに専念できるので、彼が飛躍できる確率は高いと思います。
GO!PACK!GO!
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