ローソン、医薬品販売450店に倍増 規制緩和を機に
ローソンが一般用医薬品(大衆薬)の取り扱いを拡大する。2023年度中に2倍近い450店に増やす。8月にも規制が緩和され、コンビニエンスストアでの販売がしやすくなる。新型コロナウイルス下での宅配需要にも対応しつつ販売拡大につなげる。規制緩和がコロナ後の企業戦略を変える先例となりそうだ。
この記事から考えられること。
① 8月の規制緩和とは?
省令では、薬局等でOTC薬を販売する場合、開店時間の半分以上は薬剤師や登録販売者を配置するよう求めている。(中略)今後、薬剤師などの有資格者を営業時間の半分以上配置する規定を省令から削除することにした。
詳細までは記載がありませんでしたが、今後薬剤師や登録販売者が営業時間の半分いなくても、医薬品を店舗に配置できるという内容です。
でも、医薬品の販売には最低でも登録販売者がいる時間帯でなければできないのは継続されそうですね。
② コンビニで薬が購入しやすくなる?
これまでコンビニで医薬品を扱う時に問題になるのは人件費でした。
コンビニは営業時間が長いので、その半分の時間、資格者を配置するのが難しかったです。なので、その規定がなくなれば医薬品の販売ができるようになり、例えば資格者のいる夕方だけとかでも購入が可能になるということでしょう。
③ 登録販売者の需要が増える?
現状ドラッグストアは医薬品の販売を売りにしているので、営業時間中の資格者の配置は必ず行うかと思います。コンビ二では、客の多いピーク時のみに資格者を入れて販売を行うのが主流になりそうです。
なので、アルバイトやパートの人で資格を持っている人などが重宝されるかもしれませんね。