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ロングヘアーの女に追われた話

川沿いの土手の道を自転車でゆっくり走っていました。

すると、前に髪の長い女性が話しかけてきました。

「ねぇ、すぐそこでカウンセリングしているんだけど寄っていかない?」

え、カウンセリング? 何か気味悪いと思って、

「いえ、大丈夫です。」

と言って、その場を自転車で通り去りました。

ちょっと気味が悪いのも面白かったので遠くからでも写真とってSNSにでも上げてみるか、と思い振り向いたら、

すぐ真後ろにその女性がついてきていました。

ひえ!と、びっくりして自転車を強く漕ぎますが、全然距離が離れません。

そのうち自分の前を走るようになり、さらに言ってきました。

「ほら、この先曲がった所がそうだから寄っていってよ。」


この先曲がった所?草むらしかないけど、、、。


と、自転車を傾けて、曲がるふりをして、女性も曲がりそうなのを確認した後、思いっきり自転車を漕いで前方に逃げました。


でも、その先は行き止まりで高いフェンスしかありません。


その向こう側には住人らしき人が見えたので、自分の自転車をフェンスに思いっきりぶつけて、フェンスにしがみついて助けを呼ぼうとしました。

が、声を出す前に髪が顔に巻き付いて声が出せず、そのまま後ろに引っ張られていきました。



と、ここで目が覚めたのです。

「夢か。」

「夢で良かった。」

なんでこんな怖い夢を見たんでしょうか?

追われる夢というのは精神的に追い詰められている暗示らしいので、周りの人の助けを得ながらなんとか乗り越えていこうと思います。

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