売掛金と買掛金
売掛金・・・いわゆる「つけ払い」。後で支払う義務がある。負債の勘定。
買掛金・・・後で支払ってもらえる権利。あって嬉しいもの。資産の勘定。
売掛金や買掛金の管理方法
① 売掛金勘定・買掛金勘定を用いて処理する方法
⇒ 取引が発生すると、売掛金勘定・買掛金勘定で処理をして総勘定元帳に転記していく。
会社全体の残高を把握しやすいが、取引先ごとの残高を把握しにくい。
② 人名勘定を用いる方法
⇒ 仕入先・得意先ごとの名前を付した勘定科目を用いて処理する方法。通常、売掛金を示すものは借方残高、買掛金を示すものは貸方残高に記入。
③ 売掛金元帳、買掛金元帳を用いる方法
⇒ 仕訳と総勘定元帳においては買掛金勘定・売掛金勘定を用いて、取引先の会社ごとに関しては買掛金元帳(仕入先元帳)、売掛金元帳(得意先元帳)を用いる。
全体の把握がしやすいとともに、各会社ごとの残高も把握しやすい。
売掛金元帳、買掛金元帳
⇒ 残高式の勘定口座を設けて記録していく。形は総勘定元帳に似ているが、あくまでこれは補助簿である。
クレジット売掛金
顧客がクレジット決済を行った場合
⇒ 代金は顧客ではなく、クレジット会社から回収することになる。クレジット会社に対する債権をクレジット売掛金勘定として計上する。
手数料の発生・・・以下2種類が問われる
1)クレジット手数料を代金回収時に計上する方法
2)クレジット手数料を商品販売時に計上する方法