<預金>と<小口現金>
少し、間が空いてしまいましたが、簿記の勉強した内容を復習も兼ねて、アウトプットしていきます。
預金とは?
銀行などの金融機関に預けている資産のこと。
主に、普通預金・当座預金・定期預金などがあります。
普通預金・・・標準的な預金。一定の利息がつく。
当座預金・・・小切手や手形の振出ができるが、無利息。
定期預金・・・一定期間引き出しができないが利息が高い。
当座預金の会計処理
① 小切手を振り出したとき
⇒当座預金勘定の貸方記入として処理する
※これは、すぐにでも引き落とされる予定のため、小切手振出以降は当座預金の残高が減ったものとして資金管理を行う。
② 当社の振り出した小切手(自己振出小切手)を受け取ったとき
⇒当座預金勘定の借方記入として処理を行う。
「小切手を振り出した」=「当座預金の減少」
当座借越とは?
小切手を振り出せる金額は通常、当座預金口座の残高内。それを超えて小切手を出された場合銀行に拒まれ、「不渡小切手」となり、信用をなくすことになります。
それを避けるために当座預金口座の残高が「0」になっても一定額までは支払ってもらう契約を結ぶことができる。これを当座借越契約といいます。
実質、「借金」のようなもの
小口現金
小口現金制度
⇒ 経理係とは別に、「小口係(用度係)」に現金を預けておいて日々の少額の支払いに行う方法。
定額資金前渡制度(インプレストシステム)という。
基本的に指示がなければ使用した分を当日もしくは翌日に補給する。
当日補給・・・支払を受けたその日のうちに補給
翌日補給・・・翌営業日の開始時に補給
小口係が経理係に支払報告するための補助簿を「小口現金出納帳」という。
まとめ
✅ 預金には主に普通・当座・定期の3種類がある。
✅ 小切手や手形を使用した場合、当座預金は減少する
✅ 頻度が多く、少額の支払いには小口現金勘定を用いる
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