王子HD、木材からプラ量産 食糧不足対策と脱炭素両立
食用に適さない植物や油を使うプラスチック開発が広がっている。王子ホールディングス(HD)は2025年にも木材を原料とするプラスチックの量産に乗り出す。脱炭素にむけ原油にかわる原料には大豆などが使われてきた。将来は価格をこうした食用植物由来より引き下げることをめざす。原料を木材に置き換え、食糧不足と温暖化対策の両立につなげる。
脱炭素に向けて企業も動き始めています。
政府の方針としては、2050年までに二酸化炭素排出量を「0」にする、「カーボンニュートラル」を掲げています。
また、近年しばしば起きる原油高騰による企業のダメージも大きいものになっています。
そういう意味では原材料を原油に頼らないプラスチックの開発は今後は必須かもしれません。
王子HDの今後に期待です。