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【傾聴の方法】信頼される人間になるための聴き方とは

みなさん、こんにちは!

今日は「聴き方」について書きたいと思います。多くの人は聴き方と聞くと、「人の話の内容をしっかり聴いて、理解する」と考えていると思います。聴き方を内容の理解だと勘違いされている人が非常に多いです。


本当の聴き方とは、さらに1歩進んで、相手の心の中を読み、相手が真の意味で何を言いたがっているのか、どうして欲しいのかを汲み取る作業のことを指します。ですからある意味「ココロの聴き方」と言ってもいいかもしれません。


私はこれまでたくさんの人と出会ってきましたが、本当に聴ける人と出会ったのは1人か2人くらいです。それくらい極度に少ないのが現状だと思います。
私が思ったのは、ちゃんと話を聴ける人は、言葉を大切にしていて(自分の言葉も相手の言葉も)、相手が話している時に遮ったりしません。最後まで聴き、的確に言葉を選ぶという特徴がありました。


逆に話を聴けない人で多かったのは、こちらが話している時に自分の話をし出す、さらに自分勝手に解釈して発するため誤解が生じる、あとは話をしても的確にかえってこない、などがありました。


特に私が嫌だったのは、誤解をして理解される、ということです。もちろん私の伝え方に問題がないと言い切れませんが、しっかりと丁寧に伝えた場合でも、自分勝手に解釈している人がいました。
これは仕事をする上では本当に致命的です。特にプライドが高く、自分にある程度自信を持っている人がこれに陥っているように思えました。

みなさんはどうでしょう?自分勝手に聴いてませんか?


このような誤解がなぜ起こるかというと、人は相手の話を聴く時、自分のフレームで理解しているからです。そのため自分のフレームを超えるもの(例えば、まだ体験していないことやイメージ出来にくいことなど)は、勝手に解釈してしまいがちになるのです。

ではこのような場合、どのようにして聴くかというと、自分のフレームを一旦取り外して、相手のフレームで当てはめて聴いてみる、ということです。

例えば、社長が、社員に何か指示を出しました。社員は理解できないのでふてくされます。なぜこんなことをしなければならないのか?と。よくある光景ですね笑


この場合、この社員は自分のフレームの中で聴いています。例えば、この社員が勉強家で、経営者の人がよく読むような経営の本や、経営者のストーリーを書いた本などを読んで、相手のことを知っていれば、社長のフレームで考えることができます。

例えば、この指示は、来月の資金繰りのためだなとか、全体の流れをよくするために私にリーダーシップをを取らせたのか、などです。このように社長の視点で、理解することが、社長に対して「聴く」ということなのです。


相手の真意を聴き、汲み取ることが真の聴き方なのです。


ここで必ずいるのが「でもなぜそこまで聴かないといけないんですか?」


これはあなたが信頼されるためです。

信頼を積み重ねていくことで、あなたの仕事がラクになっていくからです。なぜなら信頼されれば、自分で決めることが増えてくるからです。人は何か物事を自分で決める時ほどストレスがたまりにくく、人が決めたことをやらされることにストレスがたまるというデータもあるようです。

ですから、聴ける人間になることで、得することは間違いないでしょう。


それでさらに聴けるようになってくると、社長の本当に言いたいことや、何を意図して言っているのかが見えてきます。

聴き方とは相手を知るという作業です。またそれを通じて自分を再認識していく作業であるとも言えます。


今回社長と社員の例を出しましたが、親子や友人関係でも同じです。まず相手が本当は何を言いたいのか考えること、共感することが重要です。

もしあなたが、まだ聴き方を適当に行っているなら、ぜひ真の聴き方を身につけてさらに信頼される人間を目指してみてくださいね!


【お知らせ】

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