ヘレンケラー
人生はどちらかです。
勇気を持って挑むか、棒にふるか。
これは光の天使と言われたヘレンケラーの言葉である。
一歩を踏み出すことはもちろん勇気のいることである。
しかしそれをしなければ「人生、棒に振っちゃうよ」というシンプル名言だ。
その言葉に大衆は動かされる。
だが客観視して棒に振った人生と言われる人も、見方を変えればその振った棒に何かが当たっていたかもしれない。
そこで棒に振ったとおもられる人を挙げていきたい。
アブ・ディアビ
ボールを持てばポグバのように魅了し、
カンテのようにパワフルなフランス人ボランチの彼はアーセナルに10年所属した。
あのファンペルシー、アルテタよりも長く所属していると考えればどんなレジェンドなのだろうと疑問を抱く方も多いのかもしれない。
しかし、その名をアーセナルの顔として世界中の人に親しまれていないのは何故か。
彼は負傷を42回繰り返した。
怪我人の期間は合計1554日。
約4年間怪我人でありサッカーをしている時間が珍しい彼は間違いなく怪我で人生を棒に振っているだろう。
そしてついにヴィエラ2世と謳われた未完の大器は、今年現役の座から退いた。
その際長年アーセナルの監督だったアーセン・ベンゲルに尊敬している人物と言われ、ポグバに俺のヒーローだ。と言わしめた。
間違いなく振った棒に当たったボールはバックスリーンに直撃しているだろう。
アンドレ・ビラスボアス
ハリウッド俳優のような彼は監督であり、30歳の若さでポルトからキャリアをスタートしポゼッションサッカー志向のスタイルだ。
リーグ無敗優勝、EL優勝、国内カップ戦優勝
という輝かしい成績を持っている。
その後プレミアで2度首を切られるという悲しい過去がある。
・主力だったランパード、ドログバ、テリーらをベンチにし「当時のプレミアレベル」の中でEL圏外のチェルシーに育て上げる。
・ベイルが移籍したトッテナムで130億以上の大金を使いながらトップ4にすこぶるボコられるチームを作り上げる
実力者である。
スター選手が多いチームでは結果を残せないことからヴィッセル神戸を降格に導ける才能もあるのではないかと踏んでいる。
彼は自身に世界中が注目するチャンスを
棒に振る才能があるのだ。
その後もロシア、中国とチームを転々とし、今は酒井宏樹も所属しているマルセイユで監督をしている。
この風貌から漂うインテルで監督をしていたでしょ感は異常だ。リージョが解任された際に噂が出たときは胸が躍った。
胸を躍らせるビラスボアスは
確実に俺のハートを場外まで飛ばしている。
マリオ・バロテッリ
言わずもがな、彼は振り過ぎていると言っても過言ではない。
10代ながらインテル最強時代、モウリーニョ政権下で持ち前の身体能力とストライカーとしての才能を発揮し、
マンC奇跡の優勝時監督が絶対出さない発言をしたにも関わらず勝つために投入した選手も彼だった。
周知の事実だが、
素行の悪さがバロンドール級
どの監督も口を開けばバロテッリの愚痴だ。
・毎日クラブで朝帰り
・家の中で花火をし家事になる
・代表戦でベンチにiPadを持ち込み試合中にゲーム
など彼の悪童ぶりは漫画の悪役も嫉妬するほどだ。
そして浮気なんてのは当たり前。肩で風を切りながら振る必要のない棒をブンブン振り回している。
しかし、ユーロ2012でのドイツ戦での光景は頭から離れない。そして未だにバロテッリがヨーロッパのトップレベルで暴れ回る事を期待している。
悪童として
色々棒に振っている彼らだが、間違いなくインパクトのある振りをしている。
ヘレンケラーの名言集を見て思ったのがまあまあ若者にはウケない名言ばっかりだったということ。
あと悪い表現を棒に振る、としたのが間違っていたのかもしれない。
人生はどちらかです。棒に振るか、棒に振られるか。
- ヘレン・ケラー -
こっちのが若者ウケは間違いないだろう。
#ヘレンケラー #アーセナル #アブディアビ #チェルシー #トッテナム #AVB #バロテッリ
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