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Erik-sen sen sen!

エリクセンのインテル移籍が決定した。

青春の10番

その言葉が私にとってのこの選手を最も表現した言葉だろう。

青春の1ページである選手がスパーズからいなくなることは儚く、辛い物である。

この気持ちを分かりやすく表現するなら

・嵐、解散。
・松ちゃん、芸能界引退。
・斎藤飛鳥、結婚。

後者に連れてツッコミは多くなるがそれほどカルチャーショックなことが起きている。
14歳から21歳まで歳を取り、成長の過程で週末にテレビをつけるとエリクセンがいた。
と考えるとそのショックは想像し易いだろう。

だが、意外にも青春の10番である彼がスパーズからいなくなったこと反してヒステリックな感情は抱いていない。
なぜならこの移籍は必然であり半年前から画策された物だったからだ。

クリスチャン・エリクセン

彼は在籍した6年半、トップ下を主戦場としピッチを縦横無尽に駆け上がった。

・DFラインに顔を出し、ビルドアップ
・光るスルーパス。シーズン10アシスト以上
・ミドル、こぼれ球を決め、シーズン10得点以上

なにより、チームNo.1の走力で攻撃・守備共にチームに貢献した。

攻撃だけでなく、守備時の貢献も高いことからNewタイプの10番と言える。

そして共に過ごした時間を考えるとスパーズファンにとって彼がどれほど大きな存在だったか伺えるだろう。

移籍先でもまだ見続けたいと思える選手だ。

ベイルに次、心の選手と言える。

エリクセンとスパーズの6年半

ベイルマネーで補強した7人の1人の彼は、1シーズン目から遺憾無くその才能を発揮した。

このシーズンのトッテナムはリーグ5位。
大きな分岐点ともいえるシーズンだったであろう。

監督交代、エースであったベイルの移籍や選手の高齢化、チームのスタイルが13/14シーズンから15/16シーズンに変化した。

・アスエコト→ダニー・ローズ
・ドーソン→フェルトンゲン
・モドリッチ→デンベレ
・レノン→ソンフンミン
・アデバヨール→ケイン
・ベイル→エリクセン

ポチェッティーノと共にその過程を得て昨シーズンCL常連となり、ファイナルというステージを経験した。

間違いなくエリクセン無しでは成し得なかったことであり、中心人物だった彼の移籍はチームとして大きいダメージなのは間違い無いだろう。

そして今がまた大きな分岐点といえる。

7年前と同じくチーム、選手共に「変化の時期」が来た。

・トリッピア→オーリエ
・フェルトンゲン→サンチェス
・ローズ→セセニョン
・デンベレ→エンドンベレ
・シソコ→ジェジソン
・エリクセン→ロチェルソ

奇しくも7年前と同じくリーグの順位は5位である。
だが異なる点としてCLの常連であり、チームやサポーター共に求めるレベルの質が上がっているということ。

そしてこの状況でネガティブな感情になってはいけない。
この変化の状況を乗り越えた先にCL決勝、見たことのないトロフィーを掲げる瞬間があると考えている。



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