リアリストよりロマンチスト
横浜FMが激震を走らせ、熾烈な残留争い、そしてオルンガ。
2019年日本を賑わせてくれたJリーグが終わり、
2020年日本のフットボールファンは今、海外サッカーしかサッカー観戦の機会がない。
「今日の試合はシティとリバプールだ!
クラシコだ!みーよっ!」
こういった声は頻繁に聞こえる。
もちろん世界トップレベルの中の最高峰の試合であり、90分の試合が数分に感じる。そして映画を見終えたかのような余韻に浸ることもあるだろう。
だが、そのトップレベルの選手は生え抜きではなく元々ビッグクラブ以外のチームでプレーでしている事がほとんどであり、引き抜かれたケースが多い。
そこで、
Jリーグばっかり見てて
あまり海外詳しくない(*´・ω・)
という方向けに!
チームの解説も織り交ぜながらビッグクラブに行くであろう選手を紹介する。
そしてそのチームの試合を少しでもみよっかな〜とおもってくれると有り難い。
ジェームズ・マディソン
現在プレミアリーグで2位であるレスターの10番だ。
彼をわかりやすく表現するならイングランドの香川だろう。
繊細なボールタッチ、広い視野で長短のパスを使いながらチームにリズムを作れ、ラストパスやシュートセンスも高い。
ティーレマンスと組む中盤は、
ロマンを感じざるを得ない。
中盤の距離感が近く、テンポのあるポゼッションサッカーで見ている人を魅了する。
空いたサイドのスペースにハイクオリティの両サイドバックが加わり、プレミアナンバーワンのフィニッシャーのヴァーディーがゴールを決める。
順位表を見てもらえるとわかるがマンチェスター・シティよりも上の順位にいる。
その理由がわかるチームだろう。
ジャック・グリーリッシュ
俺はアストンビラ生まれ、アストンビラ育ち。
ウィリアム王子すらも俺のマイメン。
親から代々、アストンビラサポーターであり彼もそうである。
そして6歳から24歳になった今も未だにアストンビラでプレーを続けていおり、既に150試合近くトップチームでプレーしている選手だ。
なぜグリーリッシュのみ全身の写真なのか。それは彼の代名詞ともいえるソックスの位置を伝えたかった為である。
ウェストミッドランド州の小学生の中でこのソックスの履きこなし方が流行っているのは言うまでもない。
いや知らんけど。
なんといってもこのルックスである。
そしてプレーも「イングランドのイニエスタ」と評されるほど技術が高く、インテリジェンスの高いプレーヤーだ。
ゴール付近での彼はまさにファンタジスタと言わざるを得ないほど王様。まさに見てる人を魅了する。
そしてサイドにエルモハマディ、トレゼゲなど快速な選手が多くおりスピード感のあるサッカーを展開し、頂点にはアストンビラの伝統と言っても過言ではない長身FW。ウェズレイ。
チームの順位は降格争いをしているが、プレミアが故。見ている人を魅了するチームなのは間違いないだろう。
デレ・アリ
ヤンキーでめちゃくちゃサッカー上手いやつがあなたの街、クラブチームにいただろう。それが何も変わらずイングランドで育つとこうなる。
それを体現したプレーヤーだ。
相手を舐め回すような技術、削りに来たところをファール貰うエロさ。
中盤での創造性。
ケインが深さを取ったスペースに入ってきてゴール。足元で受けて弾丸ミドル。
あゝ、ロマン。
みんなそういう選手がみたいんでしょ?
魅せて貰いなよ。おいで、スパーズに。
しかしチームとしての話はケイン、シソコ、エンドンベレ、ロリスが怪我でエリクセンは移籍がほぼ確定している。/(^o^)\
大丈夫だ。問題ない。
ピョンテク、ブルーノフェルナンデス、レマル、アーロンズが来るのでプラスでしかない。(´;ω;`)
1人も来ないというオチが移籍市場明けに待ってることはわかっている。
2019年にCL決勝行くことは予想できていなかったが、次のシーズンにCLに出れなくなる可能性が高い事も予想できていなかった。
そんな山あり谷ありのシーズンを過ごしたい方は是非スパーズを見るのもいいかもね。
まとめ
3人と3チームを紹介したが、全員が10番タイプでありイングランド人のプレミアのチームということに気付いただろうか。
圧倒的に俺の好みであり、それがみている人の好みとは違う可能性があることは理解している。
そして全員が好かれる選手、チームでないことも。
けどこう書くことによって俺のロマンが更に誰かにとってのロマンになることも知っている。
byこっぴー
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