USO.嘘.うそ.ウソ
本棚の本を読み返そう週間
1番目に手にとったのが[USO]
Vol.1とVol.2があるのですが購入したのが当時2→1の順番で今回は、1→2の順番で読もうと読んだんだけど
当時と違って当たり前だけど連続してる物語は、ちゃんと続いてて楽しめたし続いてないものでも1よりも2で本のクオリティみたいなものがアップしてるのがすごく伝わってきて面白かった
エッセイ、小説、漫画、詩、写真
1冊でこれだけのものが読めて楽しめてお得でしょう
「あなたが抱えている哀しくて、みっともなくて。可笑しな嘘をひとつだけ教えてくれませんか。」
嘘と聞くといけないことというイメージがある。嘘をついてはいけない。嘘つきは泥棒の始まり。でも、やっぱり嘘をついて生活を送るし嘘をついて仕事もする。それが正しいとされることも大人になるにつれて多くなってきたと思う。
なーんてことをこの本を読みながら、楽しみながら頭の隅っこで考えながらページを進めていた。
「楽をするために嘘をつくと、その嘘を成立させるための別の嘘を考えないといけなくなるから、結構大変だ。」
うんうん、わかる。わかるんだけどしちゃうな。。この文章のあとには、そうならないためには正直に話すほうがいいみたいな流れになってるんだけど私は、卑怯だから(?)楽をするために嘘をついて楽をするためにその嘘は、はいここでおしまい!というように終わりにしてしまうことがある。別の嘘を考える・・・嘘を付く時点で自分の中で、きっとその話をもう考えたくなくなってるんだと思う。だから、その嘘のゴール地点は「終了」になることもあるよねって話。
「プルーストを読む生活」を読み始めて・・・うーん。そんなに進んでないんですが沢山の本の話が出てくるんです。てか、読書日記なので当たり前に本の感想が出てくるわけで、気になる本をマークするポストイットがすでに沢山はられてる状態でホクホク嬉しくなっております。
そんな中、本を読んで気になる本が出てきて読んでと読書の幅が広がっていくような話が出てきて(あー、もっとちゃんと書きたい。。後日この部分ちゃんと書こうと思います)USOの中にも読んでみたいと思った作品がありました。北尾修一さんが書かれた「ミーのU」の中に出てくる
「戦争は女の顔をしていない」
もう、だいぶ有名ですよね。でも、私は知らなかったものでUSOの中で引用されて読んだだけでも衝撃・・・ショックが大きくてでも、ちゃんと読んでみたいと思った1冊。修一さんも書かれていますがその文章のまとめ方がすごい。当事者の言葉を淡々と書かれていて生というか読みながらとてもリアルに想像できてしまう。見たことないのに頭の中で映像が流れてくる。それがとてもショッキングででも作られた物語じゃなくて本当の話。体験談ってだけでなくて当事者の目線で映像が流れてくる感じ。。。あーもっと語彙力豊かになりたい。。
USOの中には、ほんの1部しか載っていないのですがそれだけでもいい意味で胸焼けがしました。その衝撃が大きくて実際に本を手にして読んでみたいと思ったんです。
読書から読書への枝が広がっていく感じ。すごく好き。時々、全然ジャンルの違う本の中に読んだことのある本が出てきたりするとすごく嬉しい気持ちになるんですよね。なりますよね?私知ってるー!!ってニヤついちゃう。(電車の中だとかなり怪しい)
さー次に何読もうかなー読書の秋になりそうです。