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あなたの笑顔がNO.1!

梅雨が明けて遂に夏本番
毎日暑さにやられて疲れた重い体を動かして
学校へ向かう
高校に入学してからは体は大丈夫なのだか
中学までは入院、退院の繰り返しだった
体が弱い僕にとってでこの暑さは辛い

○○:母さん行ってきます


○母:気をつけてね


○○:うん ガチャ

家から出ると灼熱地獄
学校に着くとクーラーがついているためそれが救いだ


○○:(さっさと行くかぁ)
と思ったら
ガチャ
隣の家のドアが開いた


??:おっ○○ おっはよ〜


今日は珍しく同じタイミングに家を出たみたい


○○:奈央おはよう


奈央:体調は大丈夫?1人で行ける?


○○:朝から暑苦しいなそれでも暑いのに!


奈央:そこまで言わずにさ一緒に行こう


○○:断っても着いてくるだろ


奈央:そう言わずに仲良く行こっ


○○:わかったよ

この女の子は冨里奈央

歳は1個うえだけど小さい時から家が隣で
第2のお姉ちゃんみたいな感じで
とても笑顔が可愛いくて優しい

そして僕が恋をしてる人

早く告白したいけど本当に勇気が出ない
この関係が崩れるそれは絶対に嫌だからだ

奈央:さっちゃん元気してる?

○○:姉ちゃんなら大学夏休み入ったからすげぇ元気だよ

奈央:そうなんだ笑

姉ちゃんの名前は咲月
一言で表すなら天然美人
僕のことが大好きらしい
いわゆるブラコン姉ちゃん

そんな姉だが何事にも必死に取り組むとこはかっこいいと思う

でも失敗したら落ち込み度が異常そんな時は僕がどうにかしないと治らない

僕が入院している時は励ましに
毎日来てくれていたから
そんな姉と奈央には感謝しないといけない
それがあったから今僕は元気に過ごせている
美人な姉、笑顔が超絶可愛い奈央
僕は恵まれているなと思う

奈央:私たちも今週行けば夏休みだからね頑張ろう!

○○:おん 3人で出かけたいね
そしてさもし良かったら奈央と2人でどっか行きたいんだけどいい?

奈央:当たり前じゃん全力で楽しもうよ
○○の体が元気なんだから沢山思い出作ろっ

○○:そうだねよーしなら今週まで頑張るぞ

奈央:だね


奈央:お昼は○○のとこ行くね

○○:うい〜



○○:ふぁ~眠っ

眠いのを我慢して昼までやってきた

奈央:○○〜来たよ〜

○○:奈央おつかれ

奈央:おつかれ〜さぁ食べよ

2人:いただきます

奈央:おにぎり2つだけ?!

○○:いやそんな驚くこと?元々少食じゃん
あとちょっと食欲がココ最近ないんだよね

奈央:食べないとまた倒れちゃうよ

○○:それはそうだけどね 奈央ちょっと飲み物買ってくるわ

奈央:いいよ〜

○○:すまね
その時だった
ガシャン ドン
奈央:っ...何? えっ?! ○○っ...○○っ...
誰か急いで先生呼んできて

奈央:(○○が倒れたってことはまた体に
なにかあったのかなぁ...)

先生:菅原が倒れたって聞いてきた冨里急に倒れたのか?

奈央:はい。飲み物買い行くって言って立ったら急に倒れて

先生:わかった 呼吸はしてるから意識が飛んだ感じだな

奈央:良かった

その後先生達が来て○○を担架で保健室まで
運んでいった
先生から安心しろと言われたが午後からの授業は全く集中することができずに学校が終わった


奈央:(○○大丈夫かなぁ)

と思いながら保健室へと向かった

奈央:トントントン 失礼します

保先生:あら冨里さんどうかされた?

奈央:○○の様子を見に来ました

保先生:○○君なら寝てるよ

奈央:体調は?

保先生:疲れかなこんなに学校にちゃんと来るって言うのは高校になってからでしょ
それの影響で体がショートしたみたい
だから体は大丈夫だよ

奈央:そばにいてもいいですか?

○○:いてくれたら助かる先生会議が入ってるからお願いね

奈央:はい。わかりました。

○○のそばに座って

奈央:○○ちゃんと起きてよ
そのまま寝っぱなしはダメだよ

自然と涙が出てきた奈央は○○の手を握る

奈央:さっき約束したばっかじゃん
夏休み沢山思い出作ろってだから起きてよグスッ
そうすると握っている手に力が入った

奈央:ん? ○○?

○○:起きたよちゃんと

奈央:聞いてたの?

○○:まぁ少し笑
大丈夫だよ、体は元気だから体力が無くなって倒れた心配させてごめん

奈央:ほんと○○のバカっグスッ

○○:もう泣くなって 俺は笑顔で笑った奈央の顔が好きだからそれ以上泣いちゃダメ
可愛い可愛いお顔が台無しだよ

奈央:もういい!この際してやるっ!

○○:ふぇっ?!どうした奈央

奈央:こっち向いて

○○:なに...チュッ っ?! なんだよ///

奈央:これが私の想いだから///

○○:う...うん///

そんな事をしていたら


??:ガチャ 愛しのお姉ちゃんがお迎えに来たよ〜

奈○:ビクッ

2人は突然の事で近づけていた顔を離した

○○:姉ちゃん元気すぎるって

奈央:さっちゃんだ

咲月:奈央ちゃんが居てくれたの?ありがとう
というか2人とも顔赤いけど何かしてた?

奈○:いや特に

咲月:ならいいけど

奈○:(良いんかーい)

咲月:○○歩けそう?

○○:うん先生のとこ行ってくる先出てて

○○が保健室から出た後さっちゃんと2人きり

咲月:キスしたでしょ?

奈央:フェッ?!なんでわかったんですか

咲月:2人共唇を気にしてたからかな?
○○は奈央ちゃんの事とても大切な存在って
思ってるから私は2人が幸せでいてくれたら
とっても嬉しい○○のことよろしくねパチン

奈央:さっちゃんありがとう

咲月:うんっ 先外行くよ

さっちゃんは昔からホントに優しい
私と○○を1番歳上として
面倒をちゃんと見てくれていた
こういうさっちゃんの心使いに感謝してもしきれない


○○:姉ちゃんさっき話してたんだけど3人で出かけたいねって

咲月:それいいじゃん 私考えとくね

○○:助かるよ

3人で他愛のない話をしながら家に帰り着く

奈央:○○ちゃんと体休ませてね

○○:わかったよ

奈央:さっちゃんも○○またね

咲月:うん今日はありがとね〜

姉ちゃんは先に入って行った

○○:奈央待って

奈央:どうしたの?

○○:今日は僕のそばにいて見守ってくれてありがとう
僕から伝えたいことがあります
こんな僕だけど奈央の笑顔を守りたいです
だから僕と付き合ってください!

奈央:ギュッ よろしくお願いしますグスッ

○○は抱きついてきた体を抱き返したよ

○○:やった振られたらどうしよって思ってた

奈央:振ると思ってたの?笑

○○:少し笑

奈央:絶対振らないよ笑じゃないとキスなんかしない笑

○○:そうだね笑これからよろしくね奈央

奈央:こちらこそよろしく


人の笑顔は人を助ける
それはあると思う僕が実際にそうだから
辛い時は奈央いつも笑顔で僕のことを
元気づけてくれていた
だから僕はそんな奈央の笑顔が
世界で1番の笑顔
そして世界1番大好きな存在


続くかも?



読んでくださってありがとうございました。

面白かったですか?

色んな話でこれの続きを書けて行けたらいいなと思ってます。

正直あんまり自信が無いので
Xしてるので質問箱などに感想頂けたら嬉しいです。

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