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離れ離れなんて関係ない!

??:○○〜


○:........


??:○○〜!


○:ビクッ どうした?茉央


茉:何ボケーッとしとんの?


○:眠くて...笑


茉:よいしょっと、はい


○:え...


茉:膝枕したる


○:いいの?


茉:ええよ


○:じゃお言葉に甘えて...


茉:○○子供みたいやな〜


○:バカにしてる?


茉:だって目がおっとりしとるで笑


○:だって眠いもん!


茉:.../// 寝ていいよ...おやすみ


○:おやすみ... スゥスゥ


相当眠かったのか○○はすぐに寝てしまった。


茉:○○は私がおらんでも、大丈夫?


茉:多分、無理やろうな〜


なぜなら、


この夏が終わると離れ離れになってしまう。


それを思って○○の顔を見ると涙が出る。


茉:○○...グスッ


茉:夏休みの残り沢山思い出作ろうね...


その後、私も○○と一緒に寝た。


ーー


○:毎日泊まって迷惑じゃないの?


茉:大丈夫!お母さんもお父さんも大歓迎!


○:なら、いいんだけど...


茉:寝れんな〜


○:さっき寝たからね笑


茉:なぁ...抱きしめてよ


○:いいよ ギュッ


茉:もっと強く...


○:え...うん ギュー


茉:安心する...グスッ


○:え...どうした...


茉:○○といると安心して涙が出てきたの


○:俺でいいなら一生そばにいるからね


茉:うん


○○の言葉に少し安心する。


○:ほら、早く寝るよ!明日から1週間毎日デートでしょ?


茉:そうやな!おやすみ○○


○:おやすみ茉央


ーー


一番最初のデートはカラオケデート。


茉:貴方の声で解れてゆく〜♪


茉央は点猫の唄を歌っていた。


○:(茉央の歌声いいよな〜)


曲がどんどん盛り上がって行く度に、


俺の目に涙が溜まってきた。


茉:夏よ、終わるな〜♪


○:グスッ グスッ


茉:○○なんで泣いてるん?笑


○:茉央の歌声が良くて、心に響いた...


茉:(まだ言わん方が良さそうやな...)


茉:○○も歌ってや!


○:うん!




○:100年先も愛を誓うよ〜♪


茉:(○○...)グスッ




○:茉央も泣いてるじゃん笑


茉:○○〜!ギュッ


○:あ、危ないわ!笑


茉:そんなん知らん!大好き!


○:俺も大好き!


茉:一生離れんといてな?


○:一生離さん!ほら、まだ歌うぞ!


茉:そうやな!


○:茉央さん!次は何歌うんですか?


茉:夏色!


○:いいね!


2人で12時から7時まで歌い続けた。


○:やばい声がガラガラ笑


茉:○○あんな調子に乗ってどんな曲にも合いの手入れるのが悪い!


○:そうですね笑


茉:楽しかったなぁ〜


○:うん!


茉:家に帰るぞー!はい、手!


○:はいはい笑 ギュッ


2人でくっついて家まで帰る。


茉:なぁなぁ


○:ん?


茉:チュッ


○:ずるいぞ!///


茉:照れてるで///


○:茉央もだよ...///


茉:当たり前や!照れんわけない!


○:そうだな笑


イチャイチャしながら帰りました。


ーー


2日目はショッピングデート。


○:これどう?


茉:いいなぁー


○:なら、これ買っちゃお〜


茉:私のも買ってよ!


○:わがままだなぁ〜笑


茉:そんな事言うけど買ってくれるくせに!


○:バレバレだった笑


茉:○○のこと愛してるからな


○:俺も茉央のこと愛してるで


茉:っ.../// 分かっとる...


○:可愛い〜!笑


茉:ほら、はよ買ってきて!///


○:ハイハイ笑





○:ここの飯うまっ!


洋食屋に入って、ご飯を食べていた。


俺はバンバーグセット、茉央はオムライスを頼んだ。


茉:おいしいなぁ〜


○:少しあげるよ


茉:ありがとう!うんっ!うまいおき!


○:出た笑


茉:ほらっ!あーんして!


○:ん?あーん パクッ うまっ!


茉:ムゥー


○:どうした?笑


茉:○○も言ってや!うまいおき!


○:え...茉央が言うからいいんだけど...


茉:今日は特別にいいから!


○:う、うん...う、うまいおき!///


茉:ありがとう!満足!


○:なら良かった...笑


茉:(実は撮ってたんだよね〜)


○○のうまいおき!を撮ってた茉央でした。


ーー


3日目は雨予報なので、お家デート。


茉:バックハグしてよ...


○:いいよ ギュッ


私は決めていた。


早めに話そうと。


それが今日だ。


茉:○○...実は話があってな...


○:どうした?


茉:夏休み終わったらな、引っ越すんよ...


○:うん、知ってるけど...笑


茉:え...嘘...


○:この前、茉央のお母さんから聞いたよ


茉:そうなんや...いやいや悲しくないん?


○:悲なしくないよ


茉:え?なんで?


○:なんでって笑 茉央は別に死ぬ訳でもないでしょ?


○:ただ単にこういう生活が無くなるだけからね


茉:私はそれが悲しいんだけど...


○:大丈夫ちゃんと会いに行くからね?


○:その時は沢山イチャイチャしようよ!


茉:でも...


○:それと高校卒業したらすぐに迎えいくから!


○:だから、頑張って同じ大学受けて一緒に暮らそうよ!


茉:う、うん!グスッ


○:泣くなって...俺も...我慢してるのが... グスッ


茉:強がらんでいいよ... グスッ


○:うん...わかった... グスッ


○:本当は無茶苦茶悲しい... グスッ


○:でも、前を向かないとダメだよ


○:だから、残り4日全力で楽しもうよ!


茉:うん!


○:こっち向いて


○:チュッ


茉:ずるい...///


○:安心したでしょ?


茉:うん///


○:なら、良かった!


茉:○○覚悟してや!


○:え...ちょ、ちょっと茉央!


ーー


4日目は水族館デート。


○:茉央と何回も来たな〜


茉:相当来たよな笑


○:いい場所だからね〜


茉:毎回、迷子になるよな〜○○笑


○:俺がじっくり見てるのに置いていくのが悪い


茉:そんなん知らんよ


○:着いてこないと置いていくぞ!


茉:何拗ねとるん?笑


○:う、うるせぇ!


-


ここの水族館はイルカショーが有名。


○:俺、実は一回も水かかったことない!


茉:そんな、フラグ立てん方がええよ


○:そんなん知りません!


○:にしても凄いな〜


茉:そうやな〜毎回来てもすごいと思う


その瞬間


バッシャーン


○:え...や、ら、れ、た...


茉:あはは笑


思いっきり水がかかった。


茉:だから、言ったやろ?笑


○:反省します...


イルカショー見て、急いで帰りました。


ーー


5日目は地元巡りデート。


茉:ここの駄菓子屋懐かしいな〜


○:まだあったんだ


茉:なんか買おうや


○:いいよ


茉:あっ!これ懐かしい


○:1個酸っぱいやつがあるやつね


茉:大人買いしよ〜


○:楽しそうですね笑


茉:○○と来てるから余計に楽しい!


○:それは良かった!俺もなんか買うか


??:もしかして、茉央ちゃんと○○くんかい?


○:は、はい そうですよ


??:懐かしいなぁ〜こんなに大きくなって


○:もしかして、おばちゃん?


お:ええ、そうよ


茉:お久しぶりです!


○:覚えてくれたんですか?


お:あんなに、毎日来てた2人のことを忘れるわけないわよ


○:ありがとうございます!


お:2人とも今はカップルかい?


茉:はい!


お:幸せになりなさいよ


茉○:はい!


-


○:おばちゃん元気そうでよかった


茉:そうやな〜


○:ここの公園も懐かしいね


茉:よく遊んだなぁ〜


○:よっし、ここでやることは1つ!


茉:あれやな!


そう。さっき買ったハズレが1個あるガム。


○:俺真ん中!


茉央 :私右!


○:せぇーのっ!


パクッ


○:セーフ!


茉:私もセーフ!


○:マジかよ笑


茉:じゃんけんや!


○:いいよ!


じゃんけんぽん!


○:負けた...


茉:はーい食べてくださーい


○:パクッ すっぱーい!


茉:顔ヤバいで笑


○:相変わらず酸っぱい...


茉:こっち向いて!


○:なんだよ...ん...///


少し長いキス。


茉:ん...少しは甘くなったやろ?///


○:う、うん///甘すぎます!


茉:なんやそれ笑


○:茉央は甘い。ってことです


茉:○○も甘いよ


○:ありがとう笑


茉:折角来たんやから、遊んで帰ろうや


○:いいよ笑


遊んでいる時の茉央の笑顔は太陽よりも、
眩しかった。


ーー


6日目は俺の誕生日が近いこともあって、
○○が好きな寿司を食べに来ていた。


○:絶対お高いよね...


○母:気にしない!


茉:私もいいんですか?


○母:もちろん!


茉:お言葉に甘えます...


○母:○○がお世話になったからね


○父:浮気はダメだそ!2人とも!


○:父さん笑 絶対しない!


茉:絶対しません!


○父:心配してないよ笑


○:なら、聞かなくていい笑





○:うわっ、すごいんだけど


茉:美味しいそうだね


全:いただきます


○:うまっ!


茉:うまいおき!


○:出た笑


茉:○○も!


○:う、うまいおき!///


○母:ホント仲良いわね笑


○父:○○、照れてるぞ!


○:うるさい///


茉:○○ホントおもろいわ笑


○:茉央もうるさい!


茉:○○どれがおいしい?


○:たまごがおいしい


茉:たまご好きよな〜


○:たまごはなんでもうまいおき!///


茉:なんで、自分で言って照れてるん笑


○:やっぱなれない...


茉:○○!


○:ん?


茉:はいあーん!


○:え...あーん///


○:うん、うまいおき///


○母:ホントラブラブだこと笑


○父:そうだな笑


○:茉央!やめてくれよ...


茉:最終日やからイチャイチャしたいの!


○:帰ったら沢山してあげるから今はちょっと...


茉:そんなん知らん!


○:分かったよ...笑


父母に見られながら、寿司を食べました。


ーー


そして、向かえた最終日。


○:引っ越しても、俺の事忘れないでよ...


茉:当たり前や、絶対忘れん... グスッ


○:ハグしていい?


茉:うん... ギュッ


○:すぐ、会いに行くから


茉:いつでも待ってる...


○:キスもしていい?


茉:うん...


○:ん...


茉:ん...ありがとう...これ以上したら余計悲しくなる...


○:そうだね...


茉:じゃそろそろ行くな...


○:うん...


茉:またね...


○:元気にしててよ... グスッ


茉:泣かんでよ...グスッ


○:そうだな...我慢する!


茉:絶対会いに来てね!


○:うん!絶対行く!


車が走り出した。


それが見えなくなるまで俺は手を振った。


腕がちぎれるぐらい全力で手を振った。


○:ただいま...


○母:ちゃんと見届けたの?


○:うん、母さんやっぱり辛いよ...


○母:分かってる


○:でも、前を向くよ!


○母:そうだよ!


○:うん!茉央会うために俺、頑張るよ!

ーー

そして、○○と茉央の

新しい生活が始まりましたとさ。

○○と茉央のその後はまた別の機会。


ーー


end


読んで頂きありがとうございました。


茉央ちゃんの中編です。


お互い離れ離れになるけど、
お互いの事を思っていると言う作品です!


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