Waldorf Quantum,Iridium OS3.0情報フロム福産起業
Waldorf Quantum, Iridiumuの OS3.0 がリリースされてから日が経ちましたが、福産起業の日本語ページでも、ようやく2024/03/08に紹介されました。日本語で、オフィシャルな概要説明が掲載されているのは、ありがたいですね!(もう少し早く掲載して欲しかったな!)
なお、3/8付けの情報ページに、Waldorf Iridium♡Coreは含まれていませんでした。もしや、Coreは最初のOSバージョンが3.0ということでしょうか?
以下、福産起業の日本語ページからの引用です。
Iridium / Quantum OS 3.0 対応アップデート内容
Quantum
デジタル専用ボイスを 8 つ追加し、同時発音数を最大 16 に増やしました。
Layer-Voices ページに新しい「Voice Allocation」モードが追加され、希望に合わせてさまざまなモードを選択できるようになりました。
Quantum の ゲイン・ステージングは、増加した同時発音数に合わせて調整されました。
Oscillator
3つのオシレーターすべてのレベル、パン、接続先を管理する、新しい「Mix」画面が追加されました。
「Control」の名前が「Pitch & Tools」に変更されました。
「Min Note」および「Max Note」パラメーターが追加されました。
モノラルモードの場合:新しい「Mono Retrig」パラメータは、前のノートがまだリリースされているときに新たなノートが来ると osc を強制的に再トリガーします。
Wavetable OSC
一部のパラメータを新しい「Mode」サブ画面に再編成しました。
パネル上のノブのすべてのパラメータが表示できるようになりました。
新しい Wavetable FX「Truncate」および「Reduce」はビットリダクションのような効果を持ちます。
Waveform OSC
新しいノイズモード「Pings」と「Geiger」が追加されました。
どちらのノイズも「Reset Phase」パラメータに反応します。
ノイズはステレオになり、その広がりは「stereo」パラメータによって制御されます。
Resonator OSC
一部のパラメーターを新しい「Exciter」サブ画面に再編成しました。
パネル上のノブのすべてのパラメータが表示できるようになりました
サンプルの「Pitch tracking」オプションでピッチ・トラッキングを無効にします (Samples→Edit)。
Sequencer
素早いアクセスのため、新しい表示スタイルへと変更しました。
最大ステップ数が 32 から 64 に増加しました。
Sample
サンプル・マップの「Track Pitch」に「MOD Only」の選択が追加されました。
Particle OSC用の「Track Pitch」サンプル オプションが追加されました。
最大再生サンプル数が 8 から 128 に増加(ラウンドロビン・モードの場合)されました。
LFO
ユニポーラが選択可能な、新しい「Polarity」パラメータが追加されました。
Modulation Matrix
Modulation Matrix のプリセット機能が追加されました。
エンコーダー・メニュー
素早いアクセスのため、新しくポップアップ・セレクター・スタイルへ更新されました。
Effects
Tremoro FXの追加
エフェクト・ルーティング・アルゴリズムが追加されました。
Effects→Routing または Filters→Routing で設定
最大 3 つの並列レーンを備えた 7 種のルーティング・トポロジーがあります。
並列接続がある場合:
ボリュームとパンを調整可能なレーン出力
レーンボリュームはモジュレーション先としてアサイン可能
Drive
FX およびデジフォーマー用の新しいドライブタイプ「Cuff」
MIDI
「Apply Split to Inputs」設定の追加 (Global→MIDI→Inputs内)
この設定を有効にすると、スプリット機能を外部MIDIで使用する際に、MIDI ノートのスプリットポイントに準拠した発音になります。
スプリットポイントは、トランスポーズされていないキーベッド設定から反映されます。例:中央 C3 = Note No. 60
Global→MIDI→Outputs の「Send NRPN」オプション
フロントパネルパラメーター変化を NRPN データとして送信します。
パラメータにオートメーション変化を加えるには、以前と同様に CC を使用してください。
NRPN は受信しません。
サステインとコントロールペダルのモジュレーションは、ローカルオフ時にも適用され、また MIDI アウトからもデータが出力されます。
XY パッドは MIDI CC を送信します
Iridium Desktop
Global→MIDI→Inputs の新しいオプション:
「Latch」ボタンは外部コントローラーから受信したノートもラッチします
Global→System→Info
ベータ版の場合にベータ番号が表示されるようになりました