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無料DAW Waveform 13 freeを使おう、まずはトラックひとつから

今年2024年の4月に紹介した Waveform 13 ですが、今回の記事で少しだけ使い方をご紹介します。今回は、トラックを1つだけ使ったシンプルなプロジェクトから開始します。

ダウンロードとインストールと、初期のセットアップは、メディア・インテグレーションさんの記事を参考にしてください。バージョンが以前の内容ですが、13でも変わりはないので、役立ちます。

初期設定のうち、macOSでの設定を紹介しますが、「フォント」の項目で「Arial Unicode MS」に設定すると、日本語と英数字のバランスが良いです。

Waveform 13をWindows10 Proでも使っているのですが、フォントの設定を変えるたびに、プラグインの一覧で文字化けしたり、メニューの一部が正しく表示されなかったりするトラブルが多いため、Windowsではフォントはデフォルトのままが良いようです(明朝系のあまり読みやすい文字とは言えませんが…)。

macOSでの言語とフォント設定画面

さて、言語とフォントを変更したら、オーディオインタフェースやMIDIキーボード、コントロール・サーフェス(パッドやフェーダー)などを設定しましょう。それが終わったあとで、「新規プロジェクト」を作成します。

テンプレートは、何もないシンプルなものから始めた方が分かりやすいです。もしたくさんのトラックが表示されている場合は、「トラック1」だけを残して、あとは削除しましょう。

ここで、オススメの設定があるので、ご紹介します。デフォルトでは、ポップアップ式のヘルプがほぼリアルタイムに表示されるため、これが結構じゃまというか目障りになることがあります。それを「表示を遅くして目障りなのを少し和らげる」設定にします。

画面向かって左上にある「プロジェクト」タブを開いて、そのまま画面の下を見ると「ヘルプ」というのがあります。ここを、以下のようにたどり、「遅らせて表示する」に✅チェックをつけます。もしヘルプが不要なら「ポップアップヘルプを有効にする」の✅チェックを外します。

ポップアップヘルプの表示を変えよう

さあ、ようやく準備が整いました。念のため「トラック1」のところで、マウスを右クリックし、「オーディオ」ではなく「All MIDI Ins」になっていることを確認しましょう。

All MIDI Ins
トラック1だけのシンプルなプロジェクト画面

ここまで来たら、あとは、画面のように「検索」の「カテゴリ」から、プラグインをトラックにドラッグして、プラグインのシンセを鳴らす準備が出来たことになります。上の画面ではお試し中のため PROとなっていますが、ここまでは free でも変わらないです。

とりあえず、今日はここまでで、またいつか続きを書きますね。

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