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東大生と考える社会問題ー香港問題

こんにちは!たーくんです!

今日は昨日から特に話題になっている「香港問題」について考えていきたいと思います。

なぜ香港で問題が生じているのか?

そもそも、なぜ香港で問題が生じているのでしょうか?

香港はイギリスの統治下におよそ150年ほど置かれたあと、1997年に中国に返還されました。この点において、香港は欧米的なイデオロギーと、中国独自のイデオロギーが対立する前線になったのです。

さらに、中国側はなし崩し的に香港の支配を強めていますが、返還時の「英中共同声明」では、香港で社会主義体制を2047年まで取らないことが約束されており、この点も問題になります。(声明や条約を破る、ということは信頼を損なうと同時に、破られた側としても威信を傷つけられることになります。)

なぜ日本が無関心で入れないのか?

では、なぜ日本が香港問題に無関心ではいれない、いてはならないのでしょうか。

これまで香港は、欧米的な価値観と中国独自のイデオロギーが対立する前線であったと述べました。今、中国は香港を完全に支配しようとしており、これは、イデオロギー対立の前線が中国大陸の外側にまで広がることを意味する、と捉えられます。

つまり、中国とのイデオロギー対立の前線が、日本の尖閣諸島や、台湾・南シナ海の諸島域に拡大することになるのであり、これは日本を始めとする欧米諸国には決して許容することができません。

日本の報道について

日本のメディア報道、並びにTwitterなどで書き立てられる内容には一部問題があると指摘できます。

今回の香港問題では、特に周庭氏への言及が目立ちますが、周庭氏のみでなく、香港メディア界の大物である、黎智英氏も逮捕されました。これは、言論の自由が奪われることであり、メディアとして決して看過して良いことではないでしょう。(もっと重大事と捉えていいのでは、ということです。)

まとめ

①香港はイデオロギー対立の最前線

②香港の次は尖閣諸島などが対立の最前線になってしまうかも

③言論の自由も奪われかけている

それでは!たーくんでした!

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