第三の刺客

時々無性に食べたくなるおやつのツートップが「そばぼうろ」と「栗せんべい」だ。

丸太町かわみち屋|京都市中京区　土産・和菓子 / 蕎麦ぼうろ

御菓子処　松月堂 | 栗せんべい

どちらも地元ではそんなにどこでも売ってる類のものではないので、見かけるたびについつい買って、大事に少しずつ食べて、いつも最後のほうは少ししける…までがお決まりとなっている。
（しけったらしけったで、ちょっとしなっとする感じも好きなのだが！）

そしてこのたび、不動のツートップを脅かしかねない、第三の刺客が現れてしまった。
トップ画像にしている、その名も「巡礼祈願巻」！
お遍路土産としていただき、完全に油断していたので既に2本食べてしまってからの撮影で少々お恥ずかしいのだが、それくらい衝撃度が大きかったと好意的に解釈してもらいたい。

見た目は、ちょっといい葉巻か、でっかいフレンチパピロのようなのだが、
（案の定、フレンチパピロも好物なのだが）

フレンチパピロ | 七尾製菓

中にはクリームの代わりに飴が巻かれているので、歯ごたえが10倍くらい違う。歯に不安のある人は気を付けないとヤバそうだが、これを無心にバリバリいくのがとてもクセになる。
（ひょっとしたらコーヒーとかにつけながらいただくのもアリかもしれない）
外側のせんべいも、小麦粉系の堅焼きタイプで素材の素朴な甘さと食感が心地よく、つい何本もいきたくなるが、1本がなかなかの重量感なので満足感も大きい。

調べたところ、四国以外ではなぜか埼玉の道の駅でも買えるようなのだが、
それ以外の情報はほとんどなかった…
作っているのは岐阜県の稲葉製菓というところなのだが、当然そこも大した情報がなく…ネット社会でもまだまだこんなもんなんだな…と妙な感慨にふけってしまった。

というわけで突如として現れた強力な刺客ではあったものの、そう簡単には手に入れられないという大きな欠点が発覚。
不動のツートップはしばらく安泰ということになりそうだ。