『お片付けノート』中
1日に3~5個の手放すものを決め、そのものと理由を記録していくという「お片付けノート」
本で知り、これならできそう…いや、やるしかない!
と、続けてだいたい3週間。
なんだかんだ続けられているので、
今後のためにもよかった点などをまとめておこう。
よかった点その1 続けられる
着替えるときや歯を磨いているときなど
普段使っている(けどよく見ると大分ガタがきているもの)+
その傍にあるもので使ってないものを
「これはもうだいじょうぶ」と手放せるようになった。
今までは「(片づけは)休みの日にまとめてやろう」と
後回しにしてばっかりで
結局いつまで経っても手つかずなまま延々と放置されていたものたちが
おかげで随分巣立っていった。
時間に関係なくできるし、
1日休んでしまったとしても次の日に2日分出す! と決めるなど
自分のペースで続けられるのもいい。
よかった点その2 進められる
お片付け系の本や番組などで、
今回の不用品はゴミ袋〇個分! トラック〇台分!
…などとやっているのを見かける。
わたしはあれが、実は、ちょっとコワイと思っているフシがある。
それらを手放した方は、そりゃすっきりできるだろうけど、
今度はそれを処理する人たちがいるんだよな…とか、
こんなに温暖化とか水質汚染とか貧困とかが問題になっているのに…
などと関係のないことがどうしても気になってしまう質なのである。
モヤモヤしてしまって、もろ手を挙げて賛同できない。
でも、このお片付けでは1日に3~5個、
しかも「これはさすがにどうにもならないよな」と納得したものを
納得した形で手放せるので、かなり進めやすい。
わたしの場合、この「納得する」が割と重要らしいという発見もあった。
よかった点その3 (楽しさを)実感できる
2週間が過ぎるころには、
部屋のなかで明らかにスペースのあいている場所や
整ってきている場所ができている。
当然、ノートにも記録が更新されている。
目に見えるやってる感、やった感が嬉しい。
次はどこをどうしてくれようかというモチベーションにも繋がる。
なにより、文具好きなわたしにとっては
ノートの更新&デコレーション自体がご褒美にすらなっている。
普段あんまり使っていなかったマスキングテープやペン、シールの出番としても重宝していて、むやみにノートを開いてしまうくらいだ。
こんなに短期間でこんなに使い込まれたノートは自分史上でもなかったかもしれない。
よかった点その4 使い切れる
いただいたままで忘れていたハンドクリーム、
あと少しで中途半端に残っていたマスキングテープやシール…
今回のお片付け中にがんがん使って、使い切ったものたちがたくさんある。
使うのがもったいないとおもって取っておいて、
いつの間にかシミができてしまったメモ帳なども発見された。
表紙にシミができていただけで、中身は全然無事だったので
隙あらば使うようにしている。
ものは使ってこそ楽しいし、かわいい。
言われればそれだけなんだけど、
自分でやってみないと気が付けないことはこういうことでも多い。
よかった点その5 焦らない
「これはどうしようか」というものに出合ってしまったときに
焦らなくなったのもよい点だとおもう。
思い出の品や趣味のものは、使わないし、無くても困らない…けど、
この「けど」がなかなか厄介で。
いちいち手が停まったり、片づけ自体がどうでもよくなってきたりする。
ただ、お片付けノートでは1日に3~5個を続けていけばいいので、
今日はいったん保留というワザが使える。
そういうものも、しばらく目の付くところに置いたり、
あるいは何か使えそうな手段を考えてみたり
(実際、いくつかの箱類は別の場所で出番があったりした)
そうして数日経って、「やっぱりこれはもうだいじょうぶ」と
改めて納得して手放せる日がくるとわかってきた。
ノートに品物と理由、「使い切れなくてごめんなさい」と書けば
いくらか気持ちもすっきりする。
(この罪悪感はしばらく抱えていこう)
…と、このように非常にわたしにはあっているお片付けルールなので、
当面は続けていこうとおもう。
なお、本には、「同じ処分理由のものはノートに書かずにいきなり捨てよ」と書かれていたが、わたしは何をどれだけ手放していったのか記録したい派なのでしつこく書きたいし、品物もなるべく詳しくメモしている。
(ついでに捨てるのに悩んだ理由とかも書いてる)
こういうアレンジがきくのもいい点かもしれない。
まずは年内をめどに更新していこう。
どんな成果が得られるのか、我ながら楽しみだ。