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エコあるいはサステイナブルな生活について(その4)

(※今日の内容を音声で楽しみたい方はコチラからどうぞ(^^)↓)


なんやかんやと続いております、エコあるいはサステイナブルな生活についてシリーズの4回目。

「生活をできるだけシンプルにしていきたい」というところから始まった、僕のエコあるいはサステイナブルな生活への道のりは、まずは「自分の持ち物を徹底的に見直して、手放す」そして、「必要な分を持ち、できるだけ長く使う」というステップへと進んだ。

そして、自分の持ち物を徹底的に見直して、手放して整理をすることで、必要なモノがわかってきてからは「自分の買い物、お金の使い方を見直してみる」ということをすることで、いらないモノを買わないようになった。

そうやって、まずは自分の持ち物の整理だったり、必要なモノを把握することだったり、モノが自分のところにやってくるきっかけとなる買い物、そしてお金の使い方を見直すことで、自分の生活とか考え方みたいなものが、ちょっとずつシンプルになっていった。

そもそも、僕はいわゆる世間で言われているようなエコ、サステイナブルらしいことを、最初からやっていこうとは全く思っていなかったし、そういうことにも、興味がないほうだった。

けれど、いきなりそういうエコとかサステイナブルに向かうのではなくて、まずは今の自分の状況を見直して整理していたのは、自分なりにこれまでとは違う生き方、それはもしかしたらエコだったりサステイナブルな生活へとつながるような、土台をつくっていたように今になって感じている。

自分の持ち物を整理して、必要なモノをできるだけ必要な分だけ持ち、お金の使い方をシンプルにしていくと、モノがやたら増えるということもないし、普段の生活も、スッキリして心地の良いものへと変わった。

これまでは「何かモノがたくさんあるから、なんだか楽しい」という生活だったけれど、「そんなにたくさんのモノはないけれど、必要なモノはあるし、そもそも生きていることそのものが十分に楽しい」生活に変わることで、モノがたくさんなくても豊かであるということを感じられるようになった。

そうなると、普段の生活そのものが楽しいものになってきて、これまではモノと向かい合ってきたけれど、自分のモノの整理がひと段落すると、今度はコトというのか、自分のライフスタイルをどうしていきたいのかを考えるようになった。

自分の生活に必要なモノは、だいたいこういうもので、これくらいというのはなんとなくわかってきたけれど、使っているモノそのものについては特に何も意識していなかった。

そして、自分の生活をシンプルなものしていくことで、これまでの自分の常識とか、普通も見直していきたいと思うようになって、自分なりにあれこれ杜調べて気になることは試してみるようになったし、自分が必要で使うモノの内容がちょっとずつ変わっていった。

例えば前にもちょっと書いた自分の服の数を見直して必要な数で着回してみるとか、バスタオルを使うのをやめてハンドタオルを使ってみるとか、お風呂はせっけんひとつで済ませるとか、洗濯も液体洗剤から、粉せっけんの洗剤にしてみるとか、歯磨きは塩にしてみるとか、これまで自分で自分を実験する感じでいろいろやっている。

そしてそれはエコとかサステイナブルを強く意識してやっていることというよりは「生活をできるだけシンプルなものにしてみたい」という気持ちと、ちょっとした好奇心でやっている感じである。

エコやサステイナブルな生活をそもそもしている人からすれば、僕の生活はちっともエコでもサステイナブルでもないかもしれないし、僕もそういうことに全く興味がなかった。

それが不思議なことに、他の誰でもなく自分にとって心地よい生活を目指してあれこれやっているうちに、気がついたらそういう、エコとかサステイナブルなことに興味を持つようになっていた。

だから今の自分は、何かを増やすとか拡大するみたいなことに興味はなくて、できるだけ自分が生きるために必要なモノ、コトは少なくシンプルに、それでいてそれが環境にできるだけ負荷をかけないなら理想的だなあと思いながら生活しているわけで、いよいよエコとかサステイナブルに興味を持ち始めたのが今なのだけれど、もしかしたらまた次回へ続きます。


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